「梅丘ってどんな街?」と聞かれたら、わたしは「街ガチャに勝った」ということを話している。土地勘のない東京への引越しで、いきなり好きな街に当たった運を例えたものだ――。そう語るのはたし(@wonder_aaaa)さん。コンパクトな街に個性豊かなお店が立ち…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
ミュージシャンの澤部渡さん(スカート)が生まれ育った板橋区の高島平について綴ります。都営地下鉄三田線の北端に位置する高島平は、高度経済成長期に建設された大規模な団地群で知られます。武蔵野台地のヘリと荒川低地が作り出す地形、駅前にあった南天…
フリーランスで、知らない街で一人暮らし、初めてルールから解放されて迷いに迷う私の手を取ってくれて、中野は周りを気にせず自由であることの楽しさを教えてくれた――。そう語るのはアーティスト、クリエイターのチョーヒカルさん。武蔵野美術大学後、3年…
どこを見ても、ひとがいる。どこを通っても、何かの工事をしている。どこを歩いても、ひとりになれなくて、それでいてさみしくて、心細い街。それがわたしの生まれ育った、渋谷と呼ばれる街なのだった――。そう語るのは、哲学研究者の永井玲衣さん。永井さん…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
私にとっての世田谷時代は、振り返ればふわふわと漂いながらしっかりと根をおろせないままに子どもが生まれ、一人奮闘していた時期だったような気がする――。そう語るのはシンガーソングライター、エッセイストの寺尾紗穂さん。当時暮していた東京都の世田谷…
もがくように生きてきた僕が、千葉でやっと呼吸ができた――。そう語るのは、シンガーソングライターの入江陽さん。これまで暮してきた千葉県稲毛区、千葉市若葉区の住みやすさを、千葉にある入江さんお気に入りの居心地の良い飲食店とともにたっぷりと紹介い…
声優としてさまざまな作品に出演しながら、絵本やエッセイ、漫画原作や歌詞提供といった文筆活動もコンスタントに続けている浅野真澄(あさのますみ)さんに、東京での一人暮らし生活をスタートさせた永福町や、文筆活動という形で本と再び関わるきっかけを…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
私の所属は中野であり、渋谷であり、杉並であって、どこも片足しか浸かってはいないが、それでいいのだ。これ以上過ごしやすい街をほかで探すのは、たいそう骨の折れる作業になるだろう--。そう語るのは、データアナリスト/データサイエンティストの森原…
長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、厚木一番街商店街「ビー…
東京の多摩地区北部、埼玉にぴょこっと出っ張ってる部分が清瀬市です。清瀬に生まれ育ち、都心に住む友人に交じって青春を過ごすうちに少数派として清瀬にアイデンティティを感じるようになったKIYOSE CITYさんが、ありのままの自然の中から見つけ出せる、の…
浅草を離れて初めて、このまちへの愛情と敬意を自覚できた気がした--。そう語るのは浅草育ちの街歩きエッセイスト、チヒロさん。生まれ育った街、浅草に対する気持ちの変化とともに街の魅力、好きなお店や風景を紹介いただきました。
日本に約18年住んで、変わらないことがあるとすれば、それは調布愛なのかもしれない--。そう語るのは、オランダ生まれでIGN JAPAN所属のゲームライターのクラベ・エスラさん。17歳から暮らす調布市、深大寺周辺の魅力を好きなスポットを当時の思い出ととも…
武蔵関は東京23区内なのに地味だけれど、不便さとは無縁だったし、文句も思いつかないくらい居心地が良かった。心のわだかまりや、奨学金支払いの気苦労を忘れてしまえるほどの華やかさや、狂瀾じみた雰囲気は1ミリもない。けれど、ほかの街に引越すのが怖く…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
音楽家の向谷実(むかいや・みのる)さんは、自然豊かな多摩川沿いの郊外だった二子玉川で生まれ、東急田園都市線のショッピングタウンに変貌する様子を見て育ちました。そこで感じたことや、かつての玉川線(玉電)砧線についてお聞きしました。
柔道家の阿部一二三さん。神戸に生まれ、6歳で柔道を始めた。体が小さく、同級生に勝てなかった悔しさから本気になり、世界のトップを極めるまでひたすら心身を鍛えてきました。 練習だけでなく、生活も含めた全ての行動の積み重ねが成長につながると考える…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。今回執筆いただいたのは、MOUSOU PAGER…
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、うどん好きが高じてうどんの魅力を伝えるライターとなり、とうとう東急田園都市線の駒沢大学駅近くで自分の…
大森は「実家ぽい」ところがかなり強みで、好きなところ。めちゃくちゃ落ち着く場所--。そう語るのは、女性向け恋愛メディア「AM」編集長の金井茉利絵さん。小学1年〜中学3年まで暮らしていた東京都大田区「大森」の好きな場所や風景を当時の思い出ととも…
長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、東京都墨田区「下町人情…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
関東平野の真ん中で利根川と江戸川にはさまれ、チーバくんでいうと鼻の先にあたる千葉県野田市で生まれ育った落語家・春風亭一之輔さん。小さいころから親しんだ東武野田線(東武アーバンパークライン)の野田市近郊の風情について、たっぷりと語っていただ…
著: やまもと しま(やり過ごし料理研究家) 都筑区名物のひとつである緑道。青葉も紅葉も楽しむことができる住むところを決めるのは、ある意味賭けみたいなもので、自分や家族にとって、そこが本当にベストなのかはわからない。私が住む横浜市都筑区の港北…
長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、東京都武蔵野市「グリー…
あなたが、その街に住み続ける理由は何ですか? 便利で暮らしやすい。好きなお店がある。自然環境が豊か。街並みが美しい。住民同士の結びつきがある。これ以外にも、きっとさまざまな理由があると思います。そんな、一つの街に長く住む人にフォーカスする「…
あなたが、その街に住み続ける理由は何ですか? 便利で暮らしやすい。好きなお店がある。自然環境が豊か。街並みが美しい。住民同士の結びつきがある。これ以外にも、きっとさまざまな理由があると思います。そんな、一つの街に長く住む人にフォーカスする「…
あなたが、その街に住み続ける理由は何ですか? 便利で暮らしやすい。好きなお店がある。自然環境が豊か。街並みが美しい。住民同士の結びつきがある。これ以外にも、きっとさまざまな理由があると思います。そんな、一つの街に長く住む人にフォーカスする「…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
走馬灯に出る街を選べるなら、赤羽がいい--そう語るのはライター/エッセイストの生湯葉シホ(:@chiffon_06)さん。子ども時代を過ごしたあと、大人になりこの2、3年ふたたび生活圏内に入った「赤羽」について、当時の思い出とともに肩肘張らない生活のし…
あなたが、その街に住み続ける理由は何ですか? 便利で暮らしやすい。好きなお店がある。自然環境が豊か。街並みが美しい。住民同士の結びつきがある。これ以外にも、きっとさまざまな理由があると思います。そんな、一つの街に長く住む人にフォーカスする「…
著者:竹久直樹2021年8月のはじめごろ、JR橋本駅の北口を出て30分ほどの場所で、「山」を撮影している。この「山」は日本最大規模のニュータウンである「多摩ニュータウン」の丘陵において西の端っこに位置する、東京都町田市と八王子市、神奈川県相模原市の…
街が浮足立っていない。これは生田という街全体の佇まいの話なのかもしれない。脱力しているのである。僕はこの街にいるとなぜだかあんまり疲れないーー。そう語るのは芸人の落合諒さん。茨城県から出てきて、人生で初めての一人暮らしをし、最も長く住んだ…
三浦半島の最南端・三崎は消滅可能性都市と言われているけれど、希望の塊にしか見えない。この町にもわたしにもきっと、可能性が満ち溢れているーー。そう語るのは2020年秋に三崎に移住した、編集者兼ライターで週末は蒸籠食堂かえるを営む古矢美歌(@m_krin…
著: 竹中万季 毎朝、鳥の声で目覚めている。このあたりの鳥はよく喋る。やたらとフレンドリーだし、なんだか伸び伸びとしている気がする。鳥にも地域性があるのかな、なんて考える。歯磨きをしながら、ベランダへ。ほとんど毎日家にいる日々だけれど、この…
東京都日野市高幡不動。生活をするための町だ。駅から徒歩5分圏内に、必要なものがぎゅっと詰まっているーー。そう語るのはライターの青柳美帆子(@ao8l22)さん。生まれて以来約25年間住んだ「高幡不動」の日常と非日常について紹介いただきました。
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、茨城県古河市にある実家でテイクアウト専門の南インド料理店をオープンした、『マサラワーラー』の鹿島信治…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
歌手やナレーション、ラジオDJなど“声のスペシャリスト”として活躍する土岐麻子さんに、思い出深い東京の街について語っていただきました。生まれ育った代々木上原や中高生時代を過ごした千歳船橋、Cymbalsとしてデビュー後に関わりを深めた渋谷など、土岐さ…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、秩父鉄道・秩父駅前の大…
横浜という土地には日々新しい発見や知見が溢れていた。きっと今また移り住んでも、あのころとは違う気付きがたくさんあるだろうーー。そう語るのはライターの前田紀至子さん。大学に入学してから27歳までの10年弱住んだという「横浜」について綴っていただ…
自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。今回執筆いただいたのは、元SAKEROCKの…
家賃5万円弱のワンルームに住みつづけてうん十年。誰よりも「まち」を愛し、そこで生きるふつうの「ひと」たちを描く千葉在住の小説家、小野寺史宜さんがいちばん住みたいのは銀座。でも、今の家賃ではどうも住めそうにない。自分が現実的に住める街はどこな…
ロックバンド「OKAMOTO'S」のボーカル、オカモトショウさん。ニューヨーク出身の彼が「愛すべき地元」と宣言するのは、豪徳寺です。 世田谷区の豪徳寺〜梅ヶ丘エリアには、顔の見える飲食店が立ち並ぶ商店街のほか、世田谷八幡や豪徳寺などゆったりと時間を…
ギタリストのマーティ・フリードマンさんが16年以上住む新宿について語ります。今や、タクシー運転手に道を聞かれてもスラスラと答えられるほど新宿に詳しいマーティさん。メガデス脱退後に来日し、新宿に住むまでの日々から、新宿に「これだ!」という物件…
自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。今回執筆いただいたのは、プロデューサ…