10年住んでも飽きないエンタメタウン、三軒茶屋|文・鈴木 梢

私はそんな、飽きのこない街を眺めるのが好きなのだ。ひとりでお店に入れなくても、行きつけの店がなくても、ここにいていいと思える。そんな街――。そう話すのはライターの鈴木梢さん。エリア内で引越しを繰り返し、10年住んでいる三軒茶屋に惹かれ続ける理…

僕をゴキゲンにしてくれる街、松陰神社。|文・石井ブレンド

松陰神社には、穏やかな空気が流れている。東京とは思えない、ゆったりとした空気――。そう話すのは、松陰神社前でカフェを営むお笑い芸人の石井ブレンドさん。住み始めてから気づいた予想以上の松陰神社前の魅力について、先輩芸人であるKAƵMAさんとの思い出…

みんな妙蓮寺に住めばいいのに。横浜にほど近い、日常を生きるまち|文・安達茉莉子

横浜にほど近い妙蓮寺。横浜から東横線で各停で4駅に位置する妙蓮寺は安達茉莉子さんにとって「普段着の、日常を過ごす場所」なのだそう。本屋・生活綴方をはじめとするすてきなお店や人が集う居心地の良い場所になっていた妙蓮寺での暮らしを描いてもらい…

眠りの湖から抜け出すと、バッサさんがいた。メロディが生まれる街・山下公園|文・にゃんぞぬデシ

ここは、地球上で無重力にいちばん近い。ここで自由に還った心が曲をつくらせてくれているのかもしれない――。そう話すのは、シンガーソングライターのにゃんぞぬデシさん。作曲の際に訪れるという横浜の山下公園の魅力を、思い出とともに綴っていただきまし…

街の風景が音楽制作の鍵に。韓国のDJ・Night Tempoが魅せられた「東京」

好きな街に、心休まる自分の家があるだけで、こんなに気が楽になるんだ、と過ごしやすくなりました――。そう話すのは、韓国出身のDJ兼音楽プロデューサーのNight Tempoさん。今年念願の東京移住を実現されたNight Tempoさんに、東京への想いやお気に入りスポ…

バンドで全国を飛び回る僕に、息継ぎをさせてくれる街・西東京市|文・金井政人(BIGMAMA)

自分にとっての巣、帰巣本能でいう「帰ってくる場所」はきっと、西東京市なのだと思います――。そう話すのは、ロックバンド「BIGMAMA」ギター・ボーカルの金井政人さん。地元・西東京市の誕生の瞬間から現在までを、思い出とともに振り返っていただきました。

ふみのみやこ・文京区で育ち、芸人になった僕。|文・中田和伸(さすらいラビー)

ともかくこの文京区を最後まで愛し遂げたいというのが僕の人生のテーマの一つである――。そう話すのは、お笑いコンビ・さすらいラビーの中田和伸さん。生まれ育った文京区への熱い愛を、思い出とともに綴っていただきました。

人前に立つのが苦手だった岡山の少年。中野の劇場で芸を磨き、武蔵小山でネタを練り上げ、「コント日本一」になるまで|ハナコ秋山さん

これからどんな街に住むか分からないけど、そこでどんなコントの種に出会えるかと思うと、すごく楽しみですね――。そう話すのは、お笑いトリオ「ハナコ」の秋山寛貴さん。初のエッセイ本を上梓した秋山さんに、これまで住んできた街の思い出を伺いました。

誰にも教えたくない井の頭線の楽園「浜田山」の変化に、まちを想う

僕にとって浜田山は間違いなく、30代を丸っと捧げるにふさわしいまちだった――。そう話すのは、まちづくりプロデューサーの小野裕之さん。12年間住んだ愛する浜田山を離れるにあたり、浜田山への思い出やお気に入りの過ごし方を綴っていただきました。

便利で活気がありながら、自分のペースで過ごせる街「蒲田」|文・南波一海

その部屋で暮らし始めたことと、とにかくなんでも挑戦してみようという気持ちはリンクしていた――。蒲田での初めての一人暮らしについてそう綴るのは、音楽ライターの南波一海さん。父の仕事場だった蒲田に馴染み、「自分を形成した街」になるまでの思い出を…

西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は西荻窪の魅力を発信すべく、西荻窪駅周辺をボランティアで案内するスペース、その名も「西荻案内所」を運営し…

神楽坂、家賃2万7千円。誰とも出会わなかった1年半|文:荒田もも

神楽坂は、「日本のパリ」とも呼ばれる上品かつ華やかな街だが、一本裏道に入ると、そこには確実に人の生活が広がっている――。 そう話すのは、ライター・編集者の荒田ももさん。「自分だけのポストがほしい」と思って始めたという神楽坂の家賃2万7000円のア…

だいたい吉祥寺、だいたい武蔵関。練馬区立野町の優しい人形たち|文・寺井奈緒美

手の平サイズの幸福が見つかる、行きつけにしたい街だ――。そう話すのは歌人で土人形作家の寺井奈緒美さん。20代の数年間を過ごした練馬区立野町を訪れ、寺井さんが詠んだ短歌とともに、その魅力を紹介いただきました。

23歳、千駄ヶ谷。初めての東京生活を支えた“気”の良い街|文・阿部栞

でも、私はむしろ初めて住んだ街が千駄ヶ谷で良かったと思っている――。そう話すのは、上京してから20代の7年間を千駄ヶ谷で過ごしたスタートアップ企業でPMとして働く阿部栞さん。当時の上司曰く「東京を知り尽くした人が最後に選ぶ街」である千駄ヶ谷の魅…

400年続く「イエ」、街道のまち今市に生まれて|文・上澤佑基

旧今市市の特徴をひと言で申し上げるならば、「街道の宿場町」ということになるでしょう――。そう話すのは、江戸時代から続く漬物店「上澤梅太郎商店」の上澤佑基さん。地元・今市を取り巻く環境や見どころについて綴っていただきました。

友達、みんな引越してきて欲しい。若手芸人として推す「千歳烏山」|文・薪子(梵天)

ゆくゆくはわたしと仲が良い友達を全員千歳烏山に移住させて、最高の街をつくりたいという野望もある――。そう話すのは、姉妹お笑いコンビ「梵天」の薪子さん。友人とのシェアハウスから始まり、いまではかなりの愛着を抱くようになった千歳烏山について、お…

小岩のイトーヨーカドーで教わった、自分が大人になったこと|文・古賀及子

ライター・エッセイストの古賀及子さんが描く東京都江戸川区小岩での思い出。だんだんと大人になっていく当時の古賀さんが感じた小岩の魅力とは?

京成立石 変わりゆく街並み、エンドロールの続き|街と音楽

このまま立石で暮らしたい。芯からそう決心している――。そう話すのは、ロックバンド「ジョズエ」のメンバーとしても活動するミュージシャンのにたないけんさん。地元・京成立石が直面する再開発の余波や、変わりゆく街への思いについて綴っていただきました。

駒沢大学に漂う所得の高さにあぶり出されていた私がデイリーポータルZと出合うまで|文・大北栄人

私が駒沢を避けていたのはこういうことだったのかと折り合いがついたのがこの文を書いてる今ですから。20代の傷は根深いものです――。そう話すのは、ライターや劇団主宰など幅広く活動する大北栄人さん。自分が思う「ユーモア」を探しもとめ、葛藤する日々を…

阿佐ヶ谷、「古書コンコ堂」へまっしぐら|文・ikm

最高でセンスが合うと思っているこのお店の棚の何割かは、阿佐ヶ谷という街が作ったとも言えるのでは、と思い至る――。そう話すのは、読書家集団「Riverside Reading Club」のikmさん。通い続けている理想の街の古本屋「古書コンコ堂」を軸に、阿佐ヶ谷の街の…

横浜、一回性の連続する街へと向けた視線の束|文・島口大樹

この文章は、長い時間をかけて横浜という街が僕を通して書いている——。そう語るのは、小説家の 島口大樹さん。大学時代を過ごした横浜について、カメラのレンズを通して見えた世界を「一回性」という概念を軸に綴っていただきました。

東京でブーイングを浴び続けたプロレスラーが、「社長」というビッグカムバックを果たすまで|棚橋弘至さん【上京物語】

新日本プロレスリングの11代目代表取締役社長に就任した棚橋弘至さん。岐阜県大垣市で過ごしていた中学時代。大学で学生プロレスにのめり込み、上京して新日本プロレスの門を叩きます。岐阜の野球少年だった棚橋選手がプロレスと出合い、上京し、トッププロ…

離婚後、町田で私は「一人でも大丈夫」と思えるようになった|文・吉玉サキ

なんというか、町田での日常は愛おしい――。そう話すのは、ライターの吉玉サキさん。元夫と暮らしていた町田に住み続ける吉玉さんに、町田の魅力をご自身の経験とともに綴っていただきました。

「日本一ウザい店」と呼ばれる中東料理店ザクロが生まれた理由と谷根千散歩【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は「日本一ウザイ店」として有名な日暮里の中東料理店ザクロの店主アリさんとその娘であるアリサさんに、ザクロ…

完成されない横浜駅と、そこにあった断想|文・児玉雨子

作詞家としてアイドルグループ、声優、テレビアニメ主題歌を手がけながら、2023年に上梓された『##NAME##』(河出書房新社)が第169回芥川龍之介賞候補作にノミネートされ、作家としても活躍されている児玉雨子さんに横浜駅周辺の思い出を書いていただきまし…

池袋と目白の中間地点で、ブックギャラリーを19年前に始めて現在に至る話【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は目白と池袋の間でブックギャラリーポポタムを営む、大林えり子さんにお話を伺いしました。

観光地・鎌倉は「人が住んでいる町」だった|文・瀬谷薫子

鎌倉は、そんな人たちが住んでいる、適度に田舎で、いたってふつうの町なのだ。街というよりは「町」という漢字が似合う、そんな町――。 そう話すのは、「doyoubi」オーナーで編集者・ライターの瀬谷薫子さん。鎌倉の”暮らす町”としての側面を、丁寧に綴って…

隣に銃砲店、角には崩れ落ちそうな古本屋。刺激的な新宿のビルから私は大人になった|文・宮﨑希沙

自分のこれまでのことを振り返って、なぜ今の私が出来たのかという出発点や分岐点を思い出してみると、そこはいつも新宿だ――。そう話すのは、アートディレクター・デザイナーの宮崎希沙さん。高校生のときに予備校に通い始め、それからも人生の転機を連れて…

家賃6万2千円のアパートで、東京のまぶしさを感じながら過ごした「井の頭公園」の日々|文・ひらいめぐみ

お金がなくて、欲しいものも十分には買えなくて、いつもなにかが不足している、井の頭公園で過ごした日々。きっと自分が思っているよりも、公園やここで過ごした日々のことを気に入っていたのかもしれない――。そう話すのは、編集・ライターのひらいめぐみさ…

「仕事部屋」を抜け出して。屋上で見つけたイヤホンのいらない三軒茶屋|文・中村一般

自分のことを知っている空間があって、そこで安心して過ごせるというのは、なんというか、とても幸福なことなのだなと思う――。そう話すのは、イラストレーター、漫画家の中村一般さん。幼少期からなじみがあり、現在も近くに住んでいる地元・三軒茶屋が持つ…

赤羽以外にも、愛せる“スペアタウン”を見つけたい。漫画家・清野とおる流・街歩きのコツ

長らく赤羽で暮らし、深い赤羽愛をもつ漫画家の清野とおるさん。変化の激しい赤羽を前に、第2の赤羽、すなわち「スペアタウン」をつくっておこうと考えるようになりました。候補となった街での思い出や、スペアタウンの探し方など、清野さん独自の街への目線…

埼玉・桶川。東京で疲弊して、初めて思えた「あぁ、あれが僕の街だ」|文・松本素生(GOING UNDER GROUND)

僕には多感な10代を、この街で過ごせたからこそ書けた曲が山ほどある。歌い続ける限り、僕にとっての桶川はあの頃と何も変わらない――。そう話すのは、GOING UNDER GROUNDのボーカルギターの松本素生さん。多感な10代を過ごし、楽曲にも大きな影響を与えた地…

芸人のすべてを受け止めてくれる街「中野」|文・伊藤幸司(ランジャタイ)

中野の地下では、いつもしょうもない事件が起きている――。そう話すのは、ランジャタイの伊藤幸司さん。2016年まで暮らしていた中野について、伊藤さんが関わられてきた芸人仲間とのエピソードを交えながら綴っていただきました。

富士見台・中村橋・江古田、名付け得ぬ十年の都市生活|文・小野晃太朗

今の場所に長く住んでいると人に言ったとき、「なんで越さないの?」と聞かれることがある。そんなときは「気に入っている」と答えながら、夜の静けさのことを思い出す――。そう話すのは、演劇の世界で劇作家として活躍する小野晃太朗さん。10年以上暮らして…

「武蔵小杉」で立ち止まり、人生を立て直したあの頃。|文・紺野あさ美

「やめる」でもなく「全て我慢する」でもない。苦手な事柄がある自分を否定せずに、「苦手だと思っていてもいいじゃないか」と自分を認めて受け入れてもいいのではないかという心境に至りました――。そう話すのは、元・モーニング娘。、テレビ東京アナウンサ…

都心から近いのに自然が豊かな調布市で、どうしても犬が飼いたくて中古の一軒家を買った話【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回はどうしても犬が飼いたくて調布市に中古の一軒家を買ったフリーのライター・編集者の藤原祥弘さんにお話を伺い…

神泉の姿をいつか誰かが見つけられるように、とりとめのない瞬間を留めておこうと思った|文・井戸沼紀美

こうしてあれこれ振り返るうちに、神泉周辺の地図が猛スピードで更新されていることにも改めて気付かされる――。そう話すのは、「肌蹴る光線」主宰の井戸沼紀美さん。東京で最も多く通った駅である「神泉」について、街の変遷や忘れられない光景を綴っていた…

胃袋を掴まれる街「西荻窪」|文・木下龍也

後ろ向きな思考によってピースを抜かれたパズルの空白は、食生活の余白となり、その余白は西荻窪の小さな飲食店たちがいつのまにか埋めてくれていたのだ――。そう話すのは歌人の木下龍也さん。安定への怖れから始まった炊飯器と電子レンジを持たない生活が気…

上京1年生、芸歴18年目の吉本芸人 「国分寺」という選択。|文・奥田修二(ガクテンソク)

今年の春に上京し、最初に住む部屋を探すのに難航したお笑いコンビガクテンソクの奥田さん。対照的に相方のよじょうさんはすぐに国分寺に住むことに決めたそう。相方が気に入った街とはどのようなところか?よじょうさんへのインタビューと実地調査を交えて…

大都会の下町・曙橋で過ごした、第二の実家「埴輪ハウス」での青春記|文・小指

街が恋しいだけなら似たような安物件を探してまた引越して来れば良いのだが、やっぱり私はあの家が恋しい――。そう話すのは、漫画家、随筆家の小指さん。1階に埴輪を自作するおじいさんが住む、曙橋の通称「埴輪ハウス」で過ごした日々について綴っていただき…

何でもないけど、宇宙には近い街「淵野辺」|文・久保勇貴

僕は、ただ遠くへ行きたかった。どこに行きたいかは分からなかったけれど、ここが僕の目指す場所であってもいいかもしれない、と思った――。そう話すのは、JAXAで宇宙研究をしながらエッセイ作家としても活動する久保勇貴さん。研究のために移り住んだ淵野辺…

私たちを家族にしてくれた街、糀谷|文・キリコ

振り返れば紛れもなく、この街が私たちを夫婦にしてくれたし、家族にしてくれた――。そう話すのは、デザイナーのキリコさん。出会ったときから強烈に惹かれたという糀谷の街で過ごした5年間について、街の魅力と共に綴っていただきました。

根拠のない自信を、いつだって自分の味方にしていい。世田谷代田と東京暮色|文・小日向雪

世田谷代田は、東京の人は冷たい、と勝手に決めつけていた私を変えてくれた大切な場所で、地元にいた頃のようなあたたかさをくれた――。そう話すのは、役者として活動する小日向雪さん。地元・北海道にいた頃からあこがれ続けた世田谷で暮らした思い出の日々…

歌人・穂村弘が語る、「お金と物質」以外の価値観を求める人へ、荻窪・西荻・吉祥寺の魅力。

中央線は資本主義以外のパラレルワールドの可能性を微妙に残している――。そう話すのは、自身も長く中央線沿いに住む歌人の穂村弘さん。西荻窪、荻窪、吉祥寺など、それぞれの街の魅力と思い出を伺いました。

地元を離れ、北東京へ|文・Meta Flower

住めば都の北東京生活は自分にとって目まぐるしく変わるドラマの連続であった――。そう話すのは、ラッパー、彫刻家として活動するMeta Flowerさん。21歳のときに上京し、現在も暮らしている北東京での暮らしについて、さまざまな人との思い出とともに綴ってい…

「浦安への引っ越しを提案しています」吉木りささんの地元浦安愛

タレントや俳優など、幅広く活動する吉木りささん。これまでの長い期間を過ごした地元・浦安には並々ならぬ愛着があり、「ゆくゆくはまた浦安で暮らしたい」と考えているほど。そんな吉木さんに、浦安の魅力を伺いました。

「神保町は人情のある街」三宅裕司さんを育てた街、神田神保町3丁目

俳優やタレントとして活動しながら、劇団の座長やビッグバンドのバンマスとドラムも務める三宅裕司さん。生まれてから28歳まで住んでいた東京都千代田区神保町が三宅さんの人生に与えた影響について伺いました。

「お笑いを続けられたのは大宮のおかげ」GAG福井俊太郎の、深くねっとりした大宮愛

大宮は「お笑いを続けさせてくれた街」――。そう語るのは、お笑いトリオGAGとして「大宮セブン」のメンバーとしても活動する福井俊太郎さん。大宮セブンのメンバーとなった2014年からの変わった営業などの活動を振り返りながら、より自分たちらしいトリオにし…

古物店をめぐり、物語はまわる。東京・日野市の回遊案内|文・髙木美佑

一度は不要となった物が世代を超えてめぐり、その物にまつわる物語もめぐる。たまたまの出会いでも、ドラマチックでなくても、なんだっていいのだと思う――。そう話すのは10歳から東京都日野市で育った写真家の髙木美佑さん。日野に帰るたびに訪れるというお…

新宿に隠れる私、それを受け止めてくれる新宿|文・小谷実由

新宿が一番落ち着くのは、自分の中に構成されている要素があの街から吸収したものばかりだからだと思う――。そう話すのは、モデルの小谷実由さん。10代から良く訪れていた新宿の魅力を、様々な側面から捉えて綴っていただきました。