東京にビビらず、一歩踏み込んでもいい――。そう話すのは、今年芸歴20周年を迎えたお笑いコンビ・トットのおふたり。2020年に上京した東京の街への印象や、長く暮らした大阪の街への思いや思い出について、たっぷりお話いただきました。
いつも自分の小ささと可能性を教えてくれるまち、それが北野だ――。そう話すのは、フリーライターの能勢奈那さん。人生を変える出会いをもたらしてくれた兵庫県神戸市の北野の街について、奇跡的な出会いとその後の人生の変化を中心に綴っていただきました。
パフォーマンスするときに自分の心の中にあるピュアに楽しむ心は大阪で生まれたと思っています――。そう話すのは、8人組ボーイズグループ「OCTPATH」のメンバーで、大阪出身の古瀬直輝さんと海帆さん。上京前に通っていたお気に入りのお店や大阪のライブで感…
ニューヨークから京都へ移住したエッセイストの仁平綾さんに、発見に満ちた京都での暮らしを綴っていただきました。京都の豊かな食文化を支える多様な個人店や、日常からのちょっとした逃避場所となる神社仏閣なども紹介しています。
でもちょっと地味なだけで、元住民としてはとても暮らしやすかったしここで育って良かったと思っている――。そう話すのは、小学5年生から住んでいた大阪市鶴見区を久しぶりに訪れた、給水塔鑑賞する「日本給水塔」のメンバー、UCさん。久々に訪れた鶴見区の街…
大阪市阿倍野区の昭和町を中心とするエリアの活動で、国土交通省主催の「不動産業アワード」、「2024グッドデザイン賞」をW受賞した「ビーローカル・パートナーズ」。大阪を拠点にエリアの価値向上に取り組むこのチームの主力メンバーである都市計画家・加藤…
帰らなくてもよくなってしまった故郷に帰る理由ができたことが、私はとてもうれしい――。かつて実家のあった兵庫県の仁川への思いをそう話すのは、俳優・ラジオパーソナリティの平井珠生さん。つい帰る理由を探してしまう、仁川での思い出や愛について綴って…
2023年、東京在住だった大川さんは仕事のスタッフとともに京都へ移住。新天地の京都で暮らす大川さんに、移住の理由から現在の心境、ビジネス面での変化を伺いました。
そんな中、10年前、いやもっと昔からローカルの暮らしが真空パックされている場所がある。それは銭湯――。そう話すのは、京都在住の編集者、中村悠介さん。オーバーツーリズムを日々実感するという京都の暮らしの中で、ローカルを感じるという京都の銭湯の魅…
聖護院で暮らした日々は、お互いの違いをより深く知る日々でもあった――。そう話すのは、ブロガーの川添さん。結婚後、妻と暮らし始めた京都市左京区の聖護院での生活について、暮らしながらお互いについて気づいたことなどを振り返りながら綴っていただきま…
なにより北浜は孤独でいることが許される街だった――。そう話すのは、ブロガーのヒコさん。転勤のために住んだ大阪・北浜の街について、当時通っていたお気に入りのお店とともに思い出をつづっていただきました。
こんなにも山のそばにあって海を見て暮らせる場所は、ほかにはあまりない。そんな芦屋の土地で、私はもう10年以上暮らしている――。そう話すのは、小説家の高殿円さん。高級住宅地としても知られる芦屋の魅力を、長く暮らす住人としての目線から綴っていただ…
今日も堀江には人が集まって、ファッションタウンは進化を続けている。そのことが、寂しくも、うれしい――。そう話すのは、俳優の祷キララさん。スーパーレスキュウウェアズや北極星といったご自身の思い出を通して、堀江の魅力を綴っていただきました。
京都に30年以上暮らす生粋の京都っ子であるてらいまきさんに地元京都(中京区〜下京区)の大好きな場所や思い出を書いてもらいました。 祇園祭やお寺の法要の思い出から、大好きなカフェやコーヒー、そしてスイーツお店について好きが溢れる出ているエッセイ…
OWVとして、大阪でも兵庫でもライブができるくらい大きなグループへ成長していきたい――。そう話すのは、4人組ボーイズグループ「OWV」のメンバー、中川勝就さん。地元・兵庫県の魅力や上京するまでの思い出、上京後変化した兵庫への思いについて伺いました。
「今日は阿倍野区のハシからハシまで歩きます」。そう宣言し、妻子と3人で阿倍野区の南端から北端まで歩いたのは、大阪市阿倍野区出身の編集者、藤本和剛さん。藤本一家の阿倍野区縦断にお邪魔しているような気分になれる記録を綴っていただきました。
このように色んな町の魅力に気づいた僕は、当初どうやって寺田町から抜け出そうかを考えていたのに、どうやって寺田町から出ずに快適に生きていけるかを考えるようになりました――。そう話すのは、R-1ぐらんぷり2023王者の田津原理音さん。11年間住み続けてい…
「忘れへんかったらいつか太陽が西から上るかもしらんから」。短歌を詠む人、歌人にこれまで暮らしてきた街についてエッセイと短歌で振り返っていただく新企画「歌人の住む街」。今回は大阪市西成区出身の谷じゃこさんに、エッセイと短歌を書き下ろしていた…
観光客も学生も多いこの街、入ってくること出ていくことが多い街だからこそ、どこか常に宙ぶらりんな自分でさえもここにはいられるのかもしれない――。そう話すのは、京都市左京区で古物商を営むitouさん。よく訪れる飲食店のお話を中心に、左京区の魅力を綴…
世界中いろんな所に住んだり、旅をしたりして来たが、やはりホームである日本、そして「豊中」に勝るものはない――。そう話すのは、バレエダンサーとして活躍する大久保沙耶さん。長い海外生活を経る中で考えた「ホーム」の概念、自分にとってのホームについ…
赴任先で出会った琵琶湖や巨木林などの美しい自然に魅力され、滋賀県に根を張り、ひとり出版社「能美舎」を立ち上げた堀江昌史さん。滋賀県に暮らす中で出会った様々な歴史や文化、人々について、紹介いただきました。
寝屋川という街はなんだったのだろう。目まぐるしい幻みたいな日々だった気がする――。そう話すのは、yonigeのボーカル&ギターを担当する牛丸ありささん。良いイメージはなかったという寝屋川を好きになっていった理由や、寝屋川でできた大切な思い出につい…
滋賀県の八日市でバーテンダー、革作家を本業としつつ、DIY大家としてシェアハウスなどを運営する北浦耀司さん。偶然出会った八日市での暮らしを振り返りながら、地方で楽しく暮らす方法や、街にカルチャーを生み出す秘訣を、ご自身の経験に沿ってご紹介いた…
とりわけ目立った地域ではないのだが、この大きな湖があるからこその穏やかさと癒しがあると私は思う――。生まれ育った滋賀県について、そう語るのは、ディレクター・フォトグラファーの斉藤菜々子さん。友人を案内するなら巡りたいという街のひとつ、近江八…
自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。今回執筆いただいたのは、バンド「dOPPO…
神戸市東灘区は、「神戸」と聞いて思い浮かべるような観光地的な何かが特にある場所ではないが、それゆえに静かでのんびり穏やかな雰囲気で包まれており、個人的にはそこがとても気に入っている。子育て中の身としてはなおさらそう思う――。そう語るのはイラ…
僕にとっての佐用は、盆と正月に親戚みんなと会える集合地点。冒険心をくすぐられる場所。誰もにこういう「田舎」が当たり前にあると思っていたけど、意外とありがたいことだと最近よく思う――。そう語るのは、マセキ芸能社所属のお笑いコンビ『ガクヅケ』と…
枚方市は、田舎すぎず、都会すぎずちょうど良い街です――。そう語るのはジャズ・ピアニストの西山瞳さん。大阪府の北東、京都府との境の淀川左岸に位置する枚方市。西山さんが考える街の魅力、好きなスポットをたっぷりと紹介いただきました。
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、奈良市に10年以上住んでいる妖怪文化研究家の木下昌美(まさみ)にお話を伺いました。
大型フェスで大トリを務めたり、2022年10月にはさいたまスーパーアリーナで主催イベントを開催し約3万人を動員したりと、今やバンドシーンに欠かせない存在となった4人組ロックバンド。メンバー3人が奈良出身で、2022年には奈良市の魅力を国内外に発信する奈…
堺東は堺市の中心地の一つで、飲み屋にあふれていてたくさんの好きなお店がある。そのどこで飲んだ記憶もぼくにとっては大切で愛おしいものだ――。そう語るのは、歌人の阿波野巧也さん。5年間住んだ京都を離れ住み始めた「堺東」、初めての「行きつけの飲み屋…
京都は本好きの私が、最も自分らしく生きられる街--。そう語るのは書評家、作家の三宅香帆さん。大学と大学院あわせて7年間過ごし、東京で働いたのち再度戻ることを決めた「京都」。三宅さんが考える京都の魅力について綴っていただきました。
上新庄は淀川の向こう側ということもあり、大阪市民にさえ知名度がもひとつの、地味な住宅地だが、私にとってはそれは、限りない解放感と自由と孤独を心ゆくまで存分に味わった街だ――。そう語るのは、社会学者、小説家、立命館大学大学院教授の岸政彦さん。…
兵庫県宝塚市清荒神(きよしこうじん)。近くに宝塚歌劇場や図書館やハイキングコースがあり、大阪の中心街・梅田駅からも電車で30分程の場所にあって、意外と都会へのアクセスも良く、緑も近くて気持ちのいい場所だ。僕はこのマチにあと30年近く住むつも…
私には、そこに立っているだけで気づいたらととのっていたという場所が三カ所あって、そのうちの一つが高野山だーー。そう語るのは和歌山在住の写真家、北田瑞絵さん。美しい高野山の風景写真とともに、高野山での思い出、魅力について綴っていただきました。
このまちで古本屋をしようと思ったのは、まちのことが漠然と好きだったからだ――。そう語るのは、彦根旧城下町で古本屋「半月舎」を営む御子柴泰子(みこしばやすこ)さん。御子柴さんが好きな彦根での暮らしについて、お気に入りの場所をたっぷり紹介いただ…
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、滋賀県大津市の膳所にある小さな銭湯を引き継いで、猫と一緒に頑張っている原俊樹さんにお話を伺いました。
自室、スタジオ、ライブハウス、時にはそこらの公園や道端など、街のあらゆる場所で生まれ続ける音楽たち。この連載では、各地で活動するミュージシャンの「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けします。今回執筆いただいたのは、音楽家、詩人…
いるだけで心地いい気分になれる。それが生駒という街だ――。そう語るのは、タレントや文筆業で活躍する小塚舞子さん。2歳から仕事を始めるまで暮らし、また改めてその魅力に惹かれているという小塚さんに、生駒の魅力、お気に入りの生駒山や近鉄生駒ケーブル…
宝塚の街の全てが、清く正しく美しい--。そう語るのは、2006年に宝塚歌劇団に入団し、2018年10月まで花組で男役として活躍した、天真みちるさん。宝塚歌劇団の一員として過ごした宝塚での思い出、地元のお店との絆、街の魅力についてたっぷり綴っていただ…
中津はどこにいてもスポットライトを浴びているように感じる隣町、梅田に比べると、狭く暗くそして優しい。オフィスビルが並ぶ大通りから一本入ると、狭くて暗い路地がたくさんあって、来た者を迎え入れると同時に優しく包み隠してくれる--。そう語るのは…
ときどき、無性に商店街が恋しくなる。故郷に帰りたくなると、今住んでいる町でもふと商店街を探してしまう--。そう語るのは、テキスト、テキスタイル、イラストを作るテキストレーターのはらだ有彩さん。大人になってからかなり面白い町だと気づいたとい…
著: 熊谷麻那 はじめに 2021年4月から、京都に住んでいる。もともと宮城からリモートで働いていた仕事を、直接肌で感じながらやりたいと思い、引越してきた。地元を離れるのは初めて。仕事のスキルアップのための京都行き。だからこの街は私にとって修業の…
京都の室町中立売にある小さなアパートで暮らした5年間は僕にとってとても大事な季節だった--。そう語るのはHomecomingsのギター担当の福富優樹(@pizzaplanet_hom)さん。安くて、ユニットバスじゃなくて、なおかつ職場のある四条や三条にすぐに自転車で…
滋賀県の何が素晴らしいかというと、滋賀県の「控えめな美しさ」にあると思っている--。そう語るのは翻訳家・エッセイストの村井 理子(@Riko_Murai)さん。村井さんが住む「滋賀県大津市」の魅力、村井さんの好きな滋賀の風景についてたっぷり綴っていた…
長岡天神は都心に住んでいる人からしたら少し物足りないかもしれない。こじんまりとしている。ただ、むしろそこがいいのだ--。そう語るのはエッセイスト、薬剤師のものすごい愛(@mnsgi_ai)さん。結婚を機に住んだ京都府の長岡天神駅での暮らしと、お気に…
近鉄奈良駅周辺の皆さんは、私のことを奈良公園の鹿と同じように、保護はしつつも飼育はせず、絶妙な距離感で野生のままのびのびさせてくれていた。奈良市民は愛あるスルーの達人だ--。そう語るのは、漫画家・イラストレーターの蟹めんま(@kanimen)さん…
著: ごはんとアパート 郵便局へ手紙を出しに行くために、いつもの道を歩く。通りに立ち並ぶのは、ドラッグストア、歯科医院、ホームセンター、保育園、クリーニング店……。なんてことはない、ありふれた町の風景だ。けれども、そのどれもが人々の暮らしを支…
生活に必要なものが手の届く範囲にある丁度よさ、人や場所がつくり出す目に見えない居心地のよさ、そして気が向いたときに川でぼーっと過ごせる環境。千鳥橋にはその3拍子がそろっていると語るのは、インディーズ出版物のセレクトショップ兼ギャラリー「シ…
がむしゃらに働いていたときには心に穏やかな時間をもたらし、母になり子どもと過ごす暮らしにも、新しい発見や楽しみを与えてくれる中之島の水辺で過ごす時間は、わたしにとってかかせないものである--。そう語るのは、フリーランスとしてプレス、PM、企…