観光地・鎌倉は「人が住んでいる町」だった|文・瀬谷薫子

鎌倉は、そんな人たちが住んでいる、適度に田舎で、いたってふつうの町なのだ。街というよりは「町」という漢字が似合う、そんな町――。 そう話すのは、「doyoubi」オーナーで編集者・ライターの瀬谷薫子さん。鎌倉の”暮らす町”としての側面を、丁寧に綴って…

鎌倉で生まれ育った僕が、鎌倉に「住みやすさ」を感じるワケ|文・フミコフミオ

神奈川県鎌倉市出身で、以来ずっと湘南エリアに住み続けているフミコフミオさんが、住人ならではの視点で、観光地ではない生活の街としての「鎌倉」の魅力をつづります。鎌倉駅西口の御成通り、由比ヶ浜といった思い出の地を振り返るとともに、住むのにオス…

作家・高橋源一郎が語る、誰かと住むこと、生きること

先日、東京探訪記『失われたTOKIOを求めて』を上梓した作家の高橋源一郎さん。本書には、現在の東京の風景の向こうに、高橋さんが生きてきた時間が埋め込まれています。高橋さんは、これまでに50回近い引越しを繰り返してきたそう。一体これまでどんな基準で…

密室づくりが仕事のぼくは、鎌倉に閉じ込められて心地がいい。

著: 井家竜馬 人々を閉じ込めるための密室をつくる仕事をしている。閉じ込められた人たちは制限時間内にあらゆる謎を解き明かし、自力で脱出しなければならない。脱出できないとどうなるか。 爆発したり魔王に世界を破滅されたり爆発したり時空の狭間に追い…

いつか住みたい海の見える街「鎌倉」

著: 羽佐田 瑶子 海の見える街に住むのが夢だった。きっと『魔女の宅急便』に憧れていたからだと思う。窓から潮風と近所でパンを焼くにおいが香ってきて、目が覚めて、休日は目の前に広がる海を眺めながら本を読み、ダラダラと過ごす。窓の外から気になる子…