中央線は資本主義以外のパラレルワールドの可能性を微妙に残している――。そう話すのは、自身も長く中央線沿いに住む歌人の穂村弘さん。西荻窪、荻窪、吉祥寺など、それぞれの街の魅力と思い出を伺いました。
ストリートの目線で写し出すリアルな作品で有名ブランドの写真をいくつも手がけるYuma Yamashitaさんが葛藤し、写真家の世界に入るきっかけとなった「荻窪」を 写真で綴ります。
著者: 安部 翔 ※本文では荻窪から西荻窪にまたがる生活圏一帯を「荻窪」と表記しています(写真は西荻窪駅前) 家はあった、「地元」がなかった いきなりですが、小さいころから電車通学すると何がおきるでしょうか。ぼくは東京の西側にある国分寺から、中…
著: ひにしあい ─「このマンションは建て直すので、期日までに出て行ってください」 とても気に入っているマンションに住んでいたら、突然管理会社から退去通告を受けたのが昨年のことだ。 「出て行きたくないけど、出ないといけない」 そういえば、地元を…
その空気を吸って暮らせばそのうち自分も何者かになれるのではないか――。23歳のとき、人生初めてのひとり暮らしを「荻窪」で始めたカツセマサヒコさんが、当時を振り返ります。
荻窪駅のアクセス 東京都杉並区最大のターミナル駅である「荻窪」駅。JRの中央線と総武線が通り、快速なら新宿駅まで約10分というアクセスのよさが魅力です。東京メトロ丸ノ内線の始発駅でもあるため、座席に座って都心に出かけることができます。 また、駅…