移住して14年のベテランリモートワーカーが思う「ちょうどいい田舎」兵庫県西脇市の話

著: 伊藤淳一 

僕が住んでいるのは「日本のへそ」を自称する兵庫県西脇市だ*1

東経135度、北緯35度が交差する日本列島の中心に位置するこの町に、14年前僕は大阪から移住してきた。現在はフルリモートのITエンジニアとして働いている。

西脇市の町並みのお写真 西脇市の自宅から見えたある日の虹

今回記事を執筆するにあたり「西脇市の魅力が伝わる話を書いてほしい」と編集部よりリクエストを受けたのだが、「これ!」というパンチの効いたトピックが出てこない。

いや、別に特産品や観光地がまったくないわけではないのだが、「西脇以外では手に入らないものか?」「筆舌に尽くしがたい絶景か?」などと自問してみると、「うーん、そういうわけでもないよな……」と思ってしまう。

このまま一人で考えていても、らちが明かないと確信したので、僕は妻に助けを求めることにした。西脇生まれ・西脇育ちの妻なら、きっと「西脇の魅力を伝える何か」を知っているに違いない。

僕「なあなあ、西脇市の魅力って何やと思う? 例えば、有名な特産品や観光地とか」
妻「ええ〜?(しばらく考えて) ”ちょうどいい田舎"ってところちゃう?」

西脇市=ちょうどいい田舎。妻はそれがこの町の一番の魅力だと言う。どういうところがちょうどいいのか、なぜそれが一番の魅力なのか。

この記事では、妻と二人で語り合った「西脇市=ちょうどいい田舎説」を書いてみようと思う*2

名前すら知らなかった西脇市に住むことになったわけ

兵庫県西脇市。そう聞いてどんな町なのか、何が有名なのかといった情報が思い浮かぶ人はそう多くないと思う。何を隠そう僕自身もその一人だった。

もちろん、高校駅伝に詳しい人なら「駅伝に強い西脇工業があるところ」という認識かもしれないし、ラーメンが好きな人なら甘みのあるスープが特徴の「播州ラーメン」をご存じかもしれない。ファッションに詳しい人なら昔からの中心産業である「播州織」にピンと来る方もいるだろう。

著名人で言えば、芸術家の横尾忠則氏やミュージシャンのトータス松本氏、元プロ野球選手の鈴木啓示氏を輩出したことでも知られる。

横尾忠則さんのラッピング電車の写真 かつて西脇市を走っていた横尾忠則氏デザインのラッピング電車
出典:Mitsuki-2368, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

しかし、大阪生まれ・大阪育ちの僕自身は西脇市の存在を知らなかった。その存在を初めて知ったのは、西脇市出身の妻と付き合い始めてからだ。

だから、僕が西脇市に移住したのは、簡単にいうと「西脇市出身の妻と結婚したから」ということになる。だが、僕は結婚した当時、大阪で働いていたので、本当は結婚しても西脇に住む予定はなかった。

僕の気持ちが変わったのは長男が生まれたタイミングだ。

伊藤淳一さんの写真1 2006年、0歳の長男と29歳の僕

まだ生まれたばかりの赤ん坊だった長男を抱っこして、僕は一人で妻の実家近くの堤防を散歩していた。

西脇市の堤防の写真 14年前、長男を抱っこしながら歩いた堤防

何にもない堤防。歩いているのは赤ん坊を抱っこした僕だけ。
何にもないけど、空気はきれいだし、静かだし、空も大きい。

ふと思った。「ここだったら息子も好きなだけ走り回れるし、大きな声で騒いでも誰にも迷惑がかからないよな」。

僕が生まれ育った大阪の町は伊丹空港にほど近い北摂エリアのベッドタウン。家が密集した住宅街だ。隣の家の生活音が聞こえることなんて日常茶飯事で、自動車や自転車が狭い道を頻繁に通り抜けていくので、小さな子どもを好き勝手に走り回らせるなんてもってのほか。

空気がきれいなんて一度も思ったことはないし、空はたくさんの家々に切り取られて小窓のような大きさでしかない。

大阪の写真 僕が生まれ育った大阪の町。言うなれば、ここが僕のふるさとだ

どっちの環境で子どもを育てたいか? そう考えたときに、僕は「断然、西脇の方がいい!」と思った。それに妻も都会の生活にしんどさを感じていたようで、ずっと西脇に戻りたがっていた。

当時僕はまだ大阪の会社に勤めていたので、「通勤はどうしよう?」という心配はあったが、西脇からは大阪へ向かう高速バスが出ているので、それを使えばたぶん何とかなるだろうと思い、移住することを決めた。

その後、西脇から大阪への通勤生活をしばらく続けたのち、西脇市内の企業に転職。そこからもう一度転職して、現在は株式会社ソニックガーデンという会社でRubyプログラマとして働いている。2017年には『プロを目指す人のためのRuby入門』という技術書も執筆した。

伊藤淳一さんの写真2 『プロを目指す人のためのRuby入門』は「チェリー本」という愛称でも親しまれている

ソニックガーデンは東京の会社だが、社員全員がリモートで働いている。西脇市に住む僕ももちろんリモートワーカーだ。最近は新型コロナの影響でリモートワークを始めた人も増えてきているが、僕のリモートワーク歴はかれこれ8年になる。「リモートワークの大ベテラン」と自称してもあながち誇張ではないだろう。このあたりの事情については、後ほど改めて触れようと思う。

神戸新聞の写真 先日、神戸新聞からリモートワークに関する取材を受けた

こんな経緯で僕は西脇市に住むことになり、現在に至っている。

西脇市=ちょうどいい田舎とは?

それでは、そろそろ本題に入ろう。

僕と妻が西脇市を「ちょうどいい田舎」と考えるポイントを列挙すると以下のようになる。

  • 田舎ならではの住環境と自然
  • それでいて大阪や神戸にもアクセスしやすい
  • 極端な田舎でも都会でもないからこそのUXの良さ

それぞれ詳しく説明していこうと思う。

田舎ならではの住環境と自然

西脇に引越してから、大阪に住んでいたころには考えられないぐらい広い家に住むことができた。自分が庭付き・駐車場付きの一戸建ての家に住んでいるなんて、今でも夢を見てるんじゃないかという気持ちになる。

西脇市の自宅外観の写真

西脇市の自宅内観の写真

僕はギターを弾くのが趣味なので、近所迷惑になることを気にせずにギターを弾けるようになったことが本当に嬉しい。かつては「大金持ちにでもならない限り、絶対無理だろうな」と思っていた憧れの生活が西脇市に住むことで実現できた。

西脇市の自宅にあるギターの写真

そして、自然が豊かなのも本当によい。「自然が豊かであることの良さ」というのは、なかなか言葉だけでは伝わらないと思う。

旅行や帰省で田舎を訪れて数日過ごしたとしても、自然の良さはきっとほんの一部しか分からない。「自然が豊かであることの良さ」を本当に実感するには、最低でも2〜3年そこに住む必要があるんじゃないだろうか。

西脇市の雪景色の写真 西脇はあまり雪は降らないが、たまに積もるとこんな景色が見られる

2〜3年住むと、1年を通して周りの景色が少しずつ、グラデーションしながら変わっていくことに気づくようになる。そこには自然が織りなす毎年のルーティーンがある。

例えば「3月はまだ寒いな」と思っていても、それまで枯れ草色だった堤防がうっすらと緑色に色づいていることに気づく。よく見ると、オオイヌノフグリが咲き始めている。すると「あ、寒いけど今年も春が近づいてきたんだ」ということを実感できる。

オオイヌノフグリの写真 3月上旬にはオオイヌノフグリが咲き始める(よく見えない人は写真を拡大してみよう)

大阪に住んでいたころは、極端な言い方をすれば「寒いから冬、暑いから夏、その間にあるのが春と秋」という程度の認識しかなかった。コンクリートだらけの町では気温や日照時間の違いぐらいしか五感で感じ取れるものはなかったからだ。

また、自然が引き起こすハプニングも日々の生活を彩り豊かにしてくれる。「突然庭先に野生のカメが現れた!」とか、「野良犬? いや違う、キツネだ!」とか、「うわっ、めちゃくちゃでかいキノコが生えてる!」とか、大阪に住んでいたころはまずありえないイベントが起きるのも面白い。

カメの写真 突然庭先に現れた野生のカメ

こういったエピソードは話し出すとキリがないのでここでやめておくが、どれも都市部の住宅地に住んでいたら体験できなかったことであるのは間違いない。文章と写真だけで自然の良さを全部伝えるのは無理だと思うけど、体験として本当に良いです。マジで。

それでいて大阪や神戸など都市部にもアクセスしやすい

こうした分かりやすい「田舎のいいところ」を享受しつつ、西脇市からは高速道路で大阪や神戸など都市部へ片道1時間程度でアクセスできる。

地図の写真
車を使えば大阪や神戸に1時間程度でアクセス可能
出典:アクセス/西脇市

だから、例えば楽器のように「ネットの情報だけ見て買うのは心配だから、実物を触って確かめてから買いたい」というときは、大阪や神戸の楽器屋さんに足を運べるし、大阪や神戸でお気に入りのアーティストがライブをするときも、大阪に住んでいたころと同じような感覚でチケットを買える。

都会へ無理なく日帰りで行けるこのロケーションの良さは、まさに「ちょうどいい田舎」と言えるのではないだろうか。西脇市なら「都会を諦めて田舎暮らしを取るか? それとも田舎を諦めて都会に住むか?」というような二者択一を迫られずに済むのだ。

極端な田舎でも都会でもないからこそのUXの良さ

派手さはないかもしれないが、西脇市には住んでみてこそ分かる快適さがある。

ITエンジニアがよく使う技術用語に「UX(ユーザーエクスペリエンス=ユーザー体験)」という言葉があるが、日常生活にもUXの良し悪しはあると思う。僕は西脇市のことを「UXが良い町だ」と思っている。

例えば、西脇市には日々の生活に欠かせないスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストア、家電量販店、病院等々の施設は一通りそろっている。しかも、僕の自宅からであれば、いずれも車で5分か10分ぐらいで行ける距離だ。

スーパーの写真 スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど、日常生活に欠かせない商業施設は一通りそろっている

もちろん、大阪にも上に挙げたような施設はイヤというほどたくさんあるのだが、当時は今よりもずっと近い場所に店があるはずなのに、ずっと遠く感じることが多かった。

なぜなら、車で行こうにも道は狭く渋滞でなかなか進まないし、やっと着いたと思ったら満車で入れないなんてことが当たり前だったからだ。距離的には近いので徒歩や自転車で行くという選択肢もあると思うが、それだと天候に左右されるし、大きな荷物を持って帰るのが大変という難点もある。

西脇に住んでいる今はスーパーやドラッグストアでちょっと日用品を買い込みたいと思ったら、車でささっと行けるぶん、大阪に住んでいたころより圧倒的に早く済ませることができる。これは声を大にして言いたいメリットのひとつだ。

それに、もし近所で手に入らないものがあっても今の時代はネットショッピングという手段がある。だから、日常生活において西脇が特別不便だと感じる場面はほとんどないのだ。

ちなみに、参考までに人口密度を比較してみると、西脇市の人口密度は1㎢あたり約300人。一方、大阪市であれば約1.2万人、東京23区に至っては約1.5万人に上る。つまり、西脇市に比べると40倍から50倍の人口密度だ。大阪に住んでいたころと西脇市に住んでいる現在の「ゆったり感」の違いは、こうした数字にも表れているように僕は思う。

人口密度の画像 1マス=100人として各エリアの人口密度の違いを表現するとこうなる

また、冒頭で「特産品があまりない」というような話を書いたが、僕が個人的に「パンチが弱いかな」と思っているだけで特産品がまったくないわけではない。例えば、神戸ビーフとして認定されている黒田庄和牛や、西脇市が近年力を入れているイチゴもその一つだろう。

黒田庄和牛の写真 西脇市自慢の黒田庄和牛のお肉を使って今夜はステーキ!
西脇市のイチゴの写真 農家直売のイチゴは大きくて甘くて、しかも安い

田んぼや畑もたくさんあるので、地元で採れるおいしいお米や野菜も豊富にある。こういった食材は地元の農産物直売所である「北はりま旬菜館」や「ふれすこ西脇店」、「道の駅 北はりまエコミュージアム」などに行くと手に入る。

北はりま旬菜館の写真 地元の農家さんたちが育てた新鮮野菜が集まる「北はりま旬菜館」

もちろん価格も都会に比べればずっとリーズナブルだ。旬の野菜やおいしい特産品を日常的に手に取ることができるのは非常に幸せなことだと思う。

ちょうどいい田舎での子育てと仕事事情

ところで、冒頭に述べた通り、僕は「田舎で子育てがしたいから」という理由で西脇市に移住した。その点については実際のところどうだったのだろうか。また、西脇市でのリモートワークがどのようなものなのかについても、紹介しようと思う。

西脇で子育てしたことは間違いではなかった

時が過ぎるのはあっというまで、現在、長男は中学3年生に、長女は小学6年生になった。まだ子育てが完全に終わったわけではないが、今のところ僕自身は西脇で子どもを育てるという選択肢は間違いではなかったと思っている。

僕の自宅は隣の家との距離が離れているので大きな声で騒いでも近所迷惑にならないし、自然が豊かなので春になったら家の近くでツクシを採ったり、夏に川遊びをしたりすることもできる。

お子さんの画像1

お子さんの画像2

長男が地元の少年野球チームに入っていたころは、家の敷地内でキャッチボールをしたり、バッティング練習をしたりすることもできた。こんなことは都市部の住宅街ではやろうと思ってもなかなかやれないことだと思う(最初の方に載せた「僕のふるさと」の写真を思い出してほしい)。

バッティングセンターの写真
カーポートの柱にネットをくくりつけて自家製のバッティングセンターをつくってみた

数年前には、図書館や児童館、地域活性化などの機能を併せ持つ複合施設「みらいえ」ができた。小さなお子さん向けのイベントもときどき開催されるので、こういった施設があることは子育て真っ最中のお父さんお母さんにも嬉しいはずだ。

みらいえの写真1
図書館や児童館などの機能を併せ持つ「みらいえ」
みらいえの写真2
「みらいえ」には子どもが遊べる遊具もたくさんある

ただ、もしかすると西脇での生活に満足しているのは実は僕と妻だけで、子どもたちはそうじゃないかもしれない。そこで念のため、子どもたちにも「もしかして都会に住みたかった?」と聞いてみた。すると、二人とも「西脇で良かった」と答えてくれた。

インドア派の僕とは異なり、子どもたちは友だちと野球をしたり、公園で遊び回ったりするのが大好きなので、「みらいえ」や市内にある「日本へそ公園」で友だちと大騒ぎしながら遊べるのがとても楽しいらしい。僕と妻の心配は杞憂だったようで、ちょっと安心した。

日本へそ公園の写真
日本へそ公園で人気のトランポリン遊具「ふわふわドーム」

西脇でリモートワークするという贅沢な暮らし

仕事については、都会に比べると西脇市は選択肢が限られてしまう感は否めない。とはいえ、幸いなことに僕はプログラマというリモートワークしやすい職種だったので、東京の会社に所属しながら何不自由なく自宅で働かせてもらっている。

自宅の仕事場
僕の自宅の仕事場。この記事の原稿も今ここで書いている

最近ではコロナ禍の影響でリモートワークに移行する人たちが増えてきた。しかし、家族と一緒に暮らしながら都市部でリモートワークとなると、仕事部屋の確保に苦労している人も多いのではないだろうか。中にはやむを得ずリビングを仕事場にしている人もいるかもしれない。

その点において、西脇市のような田舎は居住環境も都会に比べればずっとリーズナブルなので、自分専用の仕事部屋を確保することもそれほど難しくない。実際、僕もリビングとは別の仕事部屋で毎日Rubyのコードを書いている。

朝、通勤時間ゼロで仕事を始め、昼休みは妻と二人で昼食を食べ、夕方は学校から帰ってきた子どもたちと一緒に家族全員でご飯を食べる。夕食を食べたら愛犬を連れて夕焼け空を見ながら堤防沿いを散歩する。散歩を終えて頭をリフレッシュしたら、もう一度仕事部屋に戻って残りの仕事を片付ける。仕事を終えたあとは好きなだけ趣味のギターを弾く。夜でも音量を気にすることなく。

ああ、なんて贅沢な暮らしなんだろう! 「これが夢じゃなくて現実で良かった」と僕は毎日幸せをかみしめている。


ちなみに妻はどんな仕事をしているのかというと、趣味のパンづくりを活かして週に2日だけオープンする小さなパン屋さんを開いている。その店舗は自宅に敷地内にあるので、妻もある意味「在宅ワーカー」だ。こうした働き方も都会では実現できなかったに違いない。

自宅の写真
手前に写っている小さな四角い建物が妻のパン屋
パン屋 バゲットやカンパーニュといったハードなパンの評判が高い

人生のライフステージにより「ベストな町」は変わる

ここまで基本的に西脇市を大絶賛してきたが、もちろん何から何までいいことばかりというわけでもない。

例えば、自然が豊かすぎて雑草花粉で花粉症になったり、電車の本数が少なすぎてとても大阪のような感覚で電車を使えなかったりするデメリットもある。

ただ、どこをとっても不満のない100点満点の町なんてきっと存在しないし、人生のライフステージによっても「ベストな町」は変わってくるだろう。もし僕が独身時代に西脇に引越してきていたら、「大阪や東京の方がいい!」と思っていた可能性は十分ある。だが、家族と一緒に暮らすようになった今の僕にとっては、西脇がベストな町だ。妻も妊娠して身体の自由が利きにくくなったときに、都会の生活に負担を感じる場面が急に増え、西脇がまた恋しくなってきたらしい。

堤防の写真
西脇に移住すると決めた、あの堤防を家族みんなで歩く

西脇は適度な自然と、適度な便利さがいいバランスで共存している。バランスがいいので、日々の生活においてストレスを感じることが少なくなったし、多少ストレスが増えたとしても、きれいな景色をぼーっと眺めるだけでいい気分転換ができる。週末にわざわざ遠出しなくても、1年中こうした環境で日常を送れることは、とても幸せなことではないだろうか。

田舎、とひとことで言ってもその幅は実に広い。田舎にもいろんな田舎がある。

西脇は日常生活に不自由せず、都会も諦めなくていい「ちょうどいい田舎」。僕と妻は西脇のことをそう考えている。

伊藤淳一さんの写真3

著者:伊藤淳一 (id:JunichiIto)

伊藤淳一さん

株式会社ソニックガーデンで働くRubyプログラマ。2017年11月に『プロを目指す人のためのRuby入門』を出版。

ブログ:give IT a try

編集:はてな編集部

*1:定義により「日本のへそ」と呼ばれる地域はいくつかある

*2:「ちょうどいい田舎」というフレーズは、実は西脇市のホームページに載っているものだが、この記事に「ちょうどいい」フレーズだったので、西脇市役所から許可をもらった上でそのまま拝借させていただくことにした