きれいに文化がしみとおっている甲府|文・浦川彰太

そんな甲府は今も変わらず、いろんな余白がある場所だと思う――。そう話すのは東京都と山梨で二拠点生活を送るグラフィックデザイナーの浦川彰太さん。様々な賑わいや余白があるという甲府の魅力を綴っていただきました。

目標は富士急ハイランドでの野外ライブ OWV佐野文哉さんの山梨愛

僕の地元は人口が減ってしまっている地域だけど、これからダンス文化を盛り上げていきたいなと思います――。そう話すのは、4人組ボーイズグループ「OWV」のメンバー、佐野文哉さん。地元・山梨県の魅力や思い出、今後山梨でかなえたい夢についても伺いしまし…

30歳手前にしてできた第二の故郷 富山県朝日町|文・なつめ

朝日町の好きなところの一つとして、高い建物がなく空がとても広く感じられるところがある。 広々とした視界の開けている町に暮らし始めたことで、自分自身の人生の視野も少しずつ広がってきているように感じている――。そう話すのは、「田舎で暮らしたい」と…

流れついた街・松本でつづく未完の生活記|文・星野文月

いま暮らしている松本について何かを書こうとすると、何も書けないような気がしてきてしまう。それはつまり自分の中でまだ続いている途中にある、ということなのだと思う――。そう話すのは、長野県松本市に暮らす、作家の星野文月さん。コロナ禍を機に移り住…

自然に囲まれた小さな家で、シンプルに生きる。建築家・福岡みほが語る軽井沢の「森暮らし」

近年の軽井沢では限られた人だけではなく、さまざまな人がコンパクトな家を建てるケースも増えています。また、デュアルライフの拠点として長く滞在するなど従来とは異なるライフスタイルも生まれている模様。「軽井沢の森のなかにいると、五感が蘇ってくる…

変わる街、変わらぬ味。新潟はいつだっておいしい│文・ごはん同盟 しらいのりこ

新潟はいつ訪れても、だいたいおいしい――。そう話すのは、新潟県出身で、フードユニット「ごはん同盟」として活動するしらいのりこさん。久々に訪れたという新潟駅周辺のグルメスポットを回りながら、新潟の食の魅力を紹介いただきました。

佐渡島の北の果てにある限界集落で、住職や漁師や農家や写真家やルポライターなどをしながら、かわいい柴犬と暮らしている話【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、佐渡島の最北端に位置する鷲崎でお寺の住職や漁師、農家、写真家、ルポライターなどをしつつ、柴犬のハナち…

都会でも田舎でもない金沢。観光地の中にあるハレとケ(映画監督・岨手由貴子)

東京を離れて家族とともに石川県金沢市に移住した映画監督の岨手由貴子さん。暮らしていく中で見えてきた、金沢の街が持つ「ハレとケ」の魅力について執筆いただきました。

「水」が身近な街、金沢のせせらぎに耳を澄ませて【石川県金沢市】

移動の心地良さ。「金沢の良さを一つだけ挙げなさい」という質問が来たら、真っ先にこう答えるだろう――。そう語るのは2022年より金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーターとして活動する、原田美緒さん。約一年前に東京から移り住んだ「金沢」での暮らし…

取材に来たはずが、なんだか気に入ってそのまま住むことになった、上田という街【長野県上田市】

本屋と映画館がある! という軽い気持ちで移住を決めたが、いざ住んでみると、なるほど居心地がいい街だった――。長野県上田市の本屋バリューブックスで働く北村有沙さんに、4年住んだ長野県上田市に住んで感じたこと、魅力、好きなスポットを紹介いただきま…

世界が元に戻るまで、のはずだった長野で

長野には「ないならつくる」という意識の人が多い――。そう語るのは、フリーライターとして活動をする風音さん。2020年より暮らす「長野県長野市」で出会ったお店、人、街で感じたこと、考えたことを綴っていただきました。

僕が「ぜひ魚沼に訪れて第二の故郷にしてほしい」と言うほど地元が誇らしい理由|文・おばたのお兄さん

僕は魚沼は「風景画にしやすい街」だと思う。つまりは空、山、川、田んぼ、冬は雪景色のバランス、調和が素晴らしく取れているのだ――。そう語るのは新潟県魚沼市出身のお笑い芸人、おばたのお兄さん。地元「魚沼」の魅力、思い入れのあるお店、お酒について…

佐渡島の古民家に家族で移住した音楽家、佐藤望さんの地元スーパーで魚介コーナーを巡る日常【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、佐渡島の築70年くらいの古民家に家族で移り住み、自宅に置かれたグランドピアノを弾いて、映画やCMの音楽を…

能登半島の海と過ごした最高の夏休み。石川県志賀町に1軒の古民家を買った男は、集落の未来も買おうとしていた【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、川県羽咋郡志賀町(はくいぐんしかまち)の赤崎(あかさき)という海沿いの集落に、立派な古民家を買った佐…

ずっと一員になりたかったまち、新潟市・古町

子どもから老人まで安心して過ごせる、血の通ったコミュニケーションがあったり、やったりとったりの物々交換が好きで、どこか見守られている安心感があったり。逆に気は抜けないし、他人の倒れた自転車を直しておこうという気持ちは、東京では一度も生まれ…

Uターンで戻ってきた街をいつか自慢できるように。「人とまちを繋ぐカフエ」をつくった建築設計士/新潟県燕市・吉田いちび通り商店街「Toko Toko」蓮沼知大さん【商店街の住人たち】

長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、新潟県燕市・吉田いちび…

春が来ない冬はない。長野県・飯山市で「楽しく暮らす」と決心するまで。

飯山の一番好きなところは、季節がとってもはっきりしていること。美しい四季を味わえるのは、厳しい豪雪のおかげ--。そう語るのは、フリーランスのイラストレーター、ライターのくわはらえりこさん。長野県の最北端に位置する地元飯山市の好きなところや…

シャッター商店街を全て買い上げ? 割烹料理店の店主が望んだ、理想の暮らし方/新潟県新潟市・沼垂(ぬったり)テラス商店街「大佐渡たむら」田村寛さん【商店街の住人たち】

長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、新潟県新潟市「沼垂テラ…

長野県飯綱町で実家の古民家に価値を見出し、移住者を受け入れながら二拠点生活をする高野夫婦が繋ぐ物語【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、長野県飯綱町にある築約150年の古民家を利用した「のらのら」というカフェ兼宿泊施設をやっている、高野恒寛…

限界を感じて湧き上がった「冬眠」願望と、長野「なんちゃって移住生活」という英断

新型コロナウイルスの影響によるリモートワーク生活に限界を感じ、東京のマンションを引き払い、実家のある長野で「なんちゃって長野移住」をはじめたというつっきー(@olunnun)さん。日々田んぼを散歩をしたり、花を愛でたり、温泉に癒やされたりし、今の…

能登半島先端の「珠洲(すず)」という名前にピンと来て、街を見る前から移住を決めて無事に四年目ってどういうことだ【いろんな街で捕まえて食べる】

ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は石川県能登半島先端の「珠洲(すず)」という名前にピンと来て、街を見る前に移住を決めたという、北澤晋太郎…

きよらかな水、摩訶不思議薬膳中華にアドベンチャー――松本で暮らした1年半

著者: 森かおる 2018年春、10年暮らした東京から長野県松本市に引越した。勤めていた出版社をわりと勢いで辞め、その後に入った会社も相性が良くなく、フリーランスを名乗り始めていつの間にか2年ほど経っていた。仕事は楽しいものの、どこか浮ついて、地に…

山間部の集落で一日にドーナツ100個を売ることから始める、シンプルな田舎暮らしが生み出した小さな地域活性化【いろんな街で捕まえて食べる】

著: 玉置 標本 (撮影:宮沢豪)5年前に佐渡島でたまたま知り合った友人が、移住2年目にして唐突にドーナツ屋を始めたという話を人づてに聞いた。しかも山間部、なんなら山奥といっていいような集落でだ。大変失礼ながら、そこだと常連客はタヌキくらいでは…

240万円で買った家と年間100万円の出費で、好きなことを優先して贅沢に生きる暮らし方の一例【いろんな街で捕まえて食べる】

著: 玉置 標本 (撮影:宮沢豪) 首都圏から地方に移住した友人は何人かいるが、その中でもじっくりと話を聞いてみたかったのが、「ざざむし。」というサイトを運営する日比野理弘さんだ。「ざざむし。」は、自分の力で食材を手に入れ、その個性にあわせて…

惚れ込んだ田園風景を守るために佐渡島へ移住して、未経験から米農家を始めた5年間の話【いろんな街で捕まえて食べる】

著: 玉置 標本 (撮影:宮沢豪) 新潟県の沖合にある佐渡島の田園風景に惚れ込んだ結果、まったくの未経験から5年でほぼ専業の米農家になった友人がいる。彼はなぜ泥まみれになりながら、山の上にある狭い田んぼで米をつくっているのだろう。 今年もどうに…

「長岡花火」があるだけの地元が、結局こんなに愛しいなんて【新潟県長岡市】

著者: 伊佐知美 高校生のころ、私たちはいつだって「俺はまだ本気出してない」みたいな気持ちだった気がする。だってまだ、10代だった。何者でもなかったし、これから何者にだってなれる可能性を持っていた。 私が住んでいた街は、田舎だったからなおさらだ…

こころみつづける街、鯖江市

著者: 森一貴 鯖江駅の改札を抜けると、「めがねのまちさばえ」と書かれた台座と、ささやかなメガネのモニュメントが出迎えてくれる。 2015年10月1日のよく晴れた日。僕はそのモニュメントを見て、僕が住む街が“めがねのまち”であることを初めて知った。 福…

15年以上アイドルを続けられたのは、新潟と新潟のみなさんのおかげ――Negicco Kaedeさん

インタビューと文章: 小沢あや 写真:きくちよしみ 2003年の結成から、新潟県を拠点に活動を続けているアイドル・Negicco。現在は「にいがた観光特使」を務める、地域の顔です。 結成後、なかなか芽が出ず、苦しい時期が長かった彼女たち。2014年に『光のシ…

デビューして「何者」かにならないと、石川に帰れないと思った――Juice=Juice宮崎由加【私が育った街の魅力】

2012年の夏、18歳で石川県から上京したアイドルグループ「Juice=Juice」のリーダー、宮崎由加さん。故郷での思い出や、「本気」でアイドルを目指した瞬間、上京して初めて感じた地元の魅力などを語っていただきました。

ファッションからDJ、そして「パン屋」に行き着いた私の人生【長野県東御市】

著:平田はる香 人は自分が思い描くような人生は、多分生きられないんだろう。 子どものころになりたいものになれる人間は一握りだろうし、多くの人はなりたいものさえ見つからない。子どものころ、将来の夢を聞かれて何度も無理やり書いたけど、ノートの隙…

前へ進む人とともに近い距離で過ごせる街「新潟市」

著: 長谷川円香 東京駅から新潟駅までは新幹線で2時間ちょっと。東京から来た友人には「新潟って思ったよりも近いんだね」と言われることも多い。ただその手軽さがあだとなってか、地元の友人の半分以上は高校を終えると県外の大学へと進学していく。 「地…

きっかけは古民家との出会い。あらゆる人を招いてきた「長野」での7年間

著: 新貝隆史 「ねぇ、うちのテレビ壊れちゃって、ちょっと見てくれないかね?」 近所のおばあちゃんが、僕の家にやってきた。どれどれ?とおばあちゃんの家にお邪魔させてもらい、テレビのリモコンをポチッと。 「ついた!」 「あらやだ〜、もう(照)」 …

二拠点生活は基本「無理ゲー」だが、チャンスと娯楽は二倍になる (寄稿:徳谷柿次郎)

「長野」にも家を借りて「憧れの二拠点生活」をしたい――、「実際に家を借りて、二拠点生活をはじめてからの苦労」を編集者の徳谷柿次郎さんが語ります。

2年かけて嫁を口説いて、憧れの「長野」に家を借りた話(寄稿:徳谷柿次郎)

「長野」にも家を借りて「憧れの二拠点生活」をしたい――「なんで長野だったのか」、「家を借りるまでの苦労」を編集者の徳谷柿次郎さんが語ります。

利便性の高さが魅力の新潟駅周辺~買い物、学び、遊びに便利

上越新幹線の終着駅となる新潟駅は、法令指定都市・新潟市の中枢として機能する駅です。上越新幹線のほかに信越本線、白新線、越後線といった在来線が乗り入れており、蒸気機関車牽引による臨時列車「SLばんえつ物語」の始発駅にもなっています。駅前には市…