僕は魚沼は「風景画にしやすい街」だと思う。つまりは空、山、川、田んぼ、冬は雪景色のバランス、調和が素晴らしく取れているのだ――。そう語るのは新潟県魚沼市出身のお笑い芸人、おばたのお兄さん。地元「魚沼」の魅力、思い入れのあるお店、お酒について…
ライターの玉置標本さん(@hyouhon)が、いろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」。今回は、佐渡島の築70年くらいの古民家に家族で移り住み、自宅に置かれたグランドピアノを弾いて、映画やCMの音楽を…
子どもから老人まで安心して過ごせる、血の通ったコミュニケーションがあったり、やったりとったりの物々交換が好きで、どこか見守られている安心感があったり。逆に気は抜けないし、他人の倒れた自転車を直しておこうという気持ちは、東京では一度も生まれ…
長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、新潟県燕市・吉田いちび…
長年、そこに住む人々の暮らしを支えてきた商店街。そんな商店街に店を構える人たちにもまた、それぞれの暮らしや人生がある。本連載では、“商店街の住人”の暮らしや人生に密着するとともに、街への想いを紐解いていきます。今回は、新潟県新潟市「沼垂テラ…
著: 玉置 標本 (撮影:宮沢豪)5年前に佐渡島でたまたま知り合った友人が、移住2年目にして唐突にドーナツ屋を始めたという話を人づてに聞いた。しかも山間部、なんなら山奥といっていいような集落でだ。大変失礼ながら、そこだと常連客はタヌキくらいでは…
著: 玉置 標本 (撮影:宮沢豪) 新潟県の沖合にある佐渡島の田園風景に惚れ込んだ結果、まったくの未経験から5年でほぼ専業の米農家になった友人がいる。彼はなぜ泥まみれになりながら、山の上にある狭い田んぼで米をつくっているのだろう。 今年もどうに…
著者: 伊佐知美 高校生のころ、私たちはいつだって「俺はまだ本気出してない」みたいな気持ちだった気がする。だってまだ、10代だった。何者でもなかったし、これから何者にだってなれる可能性を持っていた。 私が住んでいた街は、田舎だったからなおさらだ…
インタビューと文章: 小沢あや 写真:きくちよしみ 2003年の結成から、新潟県を拠点に活動を続けているアイドル・Negicco。現在は「にいがた観光特使」を務める、地域の顔です。 結成後、なかなか芽が出ず、苦しい時期が長かった彼女たち。2014年に『光のシ…
著: 長谷川円香 東京駅から新潟駅までは新幹線で2時間ちょっと。東京から来た友人には「新潟って思ったよりも近いんだね」と言われることも多い。ただその手軽さがあだとなってか、地元の友人の半分以上は高校を終えると県外の大学へと進学していく。 「地…
上越新幹線の終着駅となる新潟駅は、法令指定都市・新潟市の中枢として機能する駅です。上越新幹線のほかに信越本線、白新線、越後線といった在来線が乗り入れており、蒸気機関車牽引による臨時列車「SLばんえつ物語」の始発駅にもなっています。駅前には市…