【2020年版】SUUMOタウン人気記事ランキング

著: SUUMOタウン編集部 

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SUUMOタウンでは2020年も多くの方々に、さまざまな街について紹介いただきました。

今回は2020年に公開となった記事のなかで、はてなブックマークを多く獲得した記事トップ15をランキング形式で発表させていただきます。
2019年の結果2018年の結果2017年の結果2016年の結果

 記事名
1 札幌に戻ったら「最強」とか考えなくなった――炎の漫画家・島本和彦さん【ここから生み出す私たち】
インタビューと文章:前田久
2 虫を食べることが一般的なラオスで、栄養状態改善のために昆虫養殖を指導する専門家に聞く昆虫食の未来【いろんな街で捕まえて食べる】
著:玉置標本 (id:tamaokiyutaka
3 変な夢さえ見なければみんな地元で暮らしていける|名古屋在住のラッパー・呂布カルマさん【ここから生み出す私たち】
インタビューと文章:古澤誠一郎
4 仕事は「岡山」、息抜きは「東京」──イラストレーター島田フミカネ【ここから生み出す私たち】
インタビューと文章:丸本大輔
5 フレッシュ唐辛子の魅力に惚れ込んで、副業で唐辛子農家をする二重生活の苦労と魅力【いろんな街で捕まえて食べる】
著:玉置標本 (id:tamaokiyutaka
6 ライムスター・宇多丸さん「原風景は、誰もいないポツンとした後楽園」【東京っ子に聞け!】
インタビューと文章:柴那典 (id:shiba-710
7 ダチョウ肉の味とサスティナビリティ(持続可能性)に魅せられて、茨城県に牧場を立ち上げるまでの軌跡【いろんな街で捕まえて食べる】
著:玉置標本 (id:tamaokiyutaka
8 特別な年となった2020年。変わりゆく街「吉祥寺」に思うこと
著:月山もも (id:happydust)
9 突然の脳出血で人生が変わった。俳優・河合美智子が「豊岡」へ移住した理由【関西 私の好きな街】
インタビューと文章:吉村 智樹
10 “真夜カルチャー”で大人の青春を叶える街、名古屋
著:スイスイ
11 住んだら見えてきた、「秋葉原」という神立地の魅力
著:長谷川賢人
12 これでいいのだ。下落合駅のホーム裏に住んだ2年間
著:佐伯享介
13 青物横丁で見つけた一人っきりの空虚【街と音楽】
著:ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)
14 「場」をつくれば予想外の出会いが生まれる。20点から始まった東京での生活――曽我部恵一さん【上京物語】
インタビューと文章:柴那典 (id:shiba-710
15 移住して14年のベテランリモートワーカーが思う「ちょうどいい田舎」兵庫県西脇市の話
著:伊藤淳一 (id:JunichiIto

※対象は2020年1月1日から2020年12月28日までに公開された記事です
※2020年12月28日時点のはてなブックマーク数を基準として順位づけしています

 

 

ここからは、2020年にランキング入りした記事を一部引用しながら紹介します。


■札幌に戻ったら「最強」とか考えなくなった

クリエイターの方々へ「場所」と「創作」の関係について伺う企画「ここから生み出す私たち」で、『炎の転校生』『逆境ナイン』『吼えろペン』『アオイホノオ』などの作品で知られる漫画家・島本和彦さんへ登場いただいた記事が、2020年1位の記事になりました。知られざる北海道豊頃町での幼少期のお話から、大阪芸術大学進学後の大阪での生活、漫画家としてデビュー後の東京・高田馬場や上板橋での暮らしのほか、漫画家、そして社長としての今後の展望まで幅広く伺いました。

札幌は空が東京よりもものすごく広いし、ここで最強とか考えてもな……みたいな気持ちに、もっと自然となれる。地上最強とかそういうことじゃないよな、四季折々の自然だよな。札幌の冬なんか、雪が降ったらもう、人間にはどうしようもない。そういうのがいいよね……と。suumo.jp


■昆虫食の未来を考える

ライターの玉置標本さんが、ラオスで貧困層の家庭にゾウムシの養殖を提案し、栄養状態の改善を狙うプロジェクトに昆虫専門家として協力している佐伯真二郎さんにお話しを伺った記事が2位にランクイン。昆虫食に興味ない方にもぜひ読んでいただきたいインタビューです。(虫の写真が多いので、苦手な方はお気を付けください)

場所とか、文化に応じて、昆虫食も多様化していく方がいいじゃないか、そういうような価値観を出していきたい。
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■地方に留まって文化的な仕事が続けられるというのは、すごく贅沢なこと

1位に続いて「ここから生み出す私たち」より、愛知県名古屋市を拠点に活動するラッパー・呂布カルマさんへインタビューした記事が3位に。毎週末のように東京などへライブに出向き、「フリースタイルダンジョン」を経て全国区の知名度を誇るようになってからも、上京することなく地元名古屋に留まり活動を続ける呂布カルマさんに、HIP HOPと地元の関係性や東京と地元への思いなどについて伺いました。

都会と全く同じやり方だと難しい部分もあるのかもしれませんが、僕は「東京に出なきゃ叶わないんじゃないか」と思っている夢の多くは、地方でも叶えられるものだと思います。
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■岡山だと音楽とかを聴きながら自分のペースでゆっくり歩けるのが良い

1位、3位に続いて企画「ここから生み出す私たち」で、『ストライクウィッチーズ』の原作や『武装神姫』『ガールズ&パンツァー』『アリス・ギア・アイギス』のキャラクターデザインなどで知られるイラストレーターの島田フミカネさんへインタビューした記事が4位にランクイン。出身地であり現在もお住まいになっている岡山とコンテンツ産業の中心地である東京への思いや、「メカ少女」など創作へのこだわりについて伺いました。

「あって便利」なものがたくさんあるわけじゃないけれど、「なくて不便」みたいなこともないので、特に東京へ出たいと強く思うことはないんです。
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■知られざるフレッシュ唐辛子の魅力

2位に続いてライターの玉置標本さんがいろんな街でさまざまな暮らし方をする人に会って、話を聞く連載「いろんな街で捕まえて食べる」より、平日都内でITエンジニアをしながら、週末に群馬県の山奥で大好きな唐辛子の栽培する村山晋作さんにお話を伺った記事が5位にランクイン。副業としてこれまで何百種類もの唐辛子を育ててきた村山さんのお話は、読みごたえたっぷり。記事中に登場する形や色さまざまな唐辛子の写真も見ていて楽しいです。

好きなことを趣味にしておくか、本業にしてしまうか。その二択だけでない生き方の幅広さを村山さんから教えてもらった。
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■余白や草の根から「文化」は生まれる

東京出身の方々にスポットライトを当て、東京について伺う企画「東京っ子に聞け!」で、ラッパーとして、『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)のパーソナリティとして活躍を続けるライムスターの宇多丸さんへインタビューした記事が6位に。幼少期を過ごした千駄木の記憶から、原風景でもあるという「人のいない後楽園」でのこと、西麻布でのクラブカルチャーとの衝撃的な出会いや変わりゆく東京の街並みへの思いについて語っていただきました。

東京と言われてパッと思い出すのは、誰もいない後楽園をポツンと歩いてる光景かもしれない。皆さんが言うような、人がめちゃめちゃいる場所じゃない。人がいない場所のほうが、実は僕にとっては東京っぽいんです。
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■ダチョウ肉の可能性に掛けて

7位もライターの玉置標本さんの連載より、ダチョウ肉を宣伝・流通させる会社を9年前に立ち上げ、ついには自らがダチョウ飼育のモデルケースとなるべく茨城県筑西市で牧場を始めた加藤貴之さんへお話を伺った記事がランクイン。ダチョウ肉の可能性や魅力から茨城県の住み心地まで、幅広く語っていただきました。ダチョウラーメン、葱駝鳥油拌麺も美味しそうです。

ダチョウという己が信じる一本の柱を大事にしつつ、だんだんと関連する商材を増やして商売を拡大し、そしてそれもダチョウに還元しようとする姿は、いい意味で完全にダチョウに憑りつかれている。
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■変わりゆく街「吉祥寺」に思うこと

8位はブロガーの月山ももさんに15年にわたって暮らす吉祥寺エリアについて執筆いただいた記事。街の人の多さ、変化のスピードの速さに一時は「寝に帰る」だけになっていたそう。しかし、昨今の新型コロナウイルスの広がりにより、そんな吉祥寺に閉じ込められることに。緊急事態宣言下、どのように吉祥寺に対する心境に変化が生まれたのか?お気に入りのお店を紹介いただきながら、今の吉祥寺に対する思いを綴っていただきました。

移り変わりの激しいこの街で、何年も踏ん張って営業を続けている多くの店は、きっと誰かにとっての「なくなってほしくない店」に違いない。だから、がんばれ吉祥寺、と。今は心からそう思うのだ。
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■豊岡に来て、生きるパワーをもらえた

9位にはライターの吉村智樹さんが、関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々に街の魅力を伺う企画「関西 私の好きな街」より、東京から兵庫県豊岡市へ移住した俳優河合美智子さんにインタビューした記事がランクイン。豊岡との出会い、住みたいと思ったきっかけ、街の魅力、好きなお店について熱く語っていただきました。

仕事で東京や大阪から豊岡へ帰ってくると、ほっとするんです。『やっぱり豊岡、いいな~』って。私たちはこれからもずっと、ここで生きていくのだろうと思います。
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■大人になってからの名古屋は楽園だった

エッセイストのスイスイさんに現在住んでいる名古屋について執筆いただいた記事が10位に。「真夜カルチャー」、「喫茶コミュニケーション」、「ゾーニング都市」といったキーワードとともに、スイスイさん自身が感じる「名古屋の魅力」について綴っていただきました。

名古屋のおかげで、私は、日中は子どもたちと慌ただしい毎日を過ごしながらも、夜は気のおけない友達と自分らしい日々を重ねることができた。
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■秋葉原という神立地

編集者、ライターの長谷川賢人さんによる約2年半暮らす秋葉原についてのエッセイが11位にランクイン。「神立地」といえる交通利便性の素晴らしさ、魅力的なサウナ施設へのアクセスの良さ、充実した食と周辺施設を、お気に入りのお店を挙げながら語っていただきました。

あぁ、きっと、もっと、大人だって素直になってもいいはずなんだ。その発露が、この秋葉原という街の端々には、見え隠れしているような気がする。
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■穏やかすぎるほど穏やかな下落合

編集者の佐伯享介さんに2年間住んでいた下落合について綴っていただいたエッセイが12位。「下落合の好きなところは、大きな道路があること。川があること。公園があること。そして新宿区のパブリックイメージとは異なる、穏やかさがあること」と語る佐伯さん。風景写真や、暮らしていたころのエピソードから街のゆったりとした穏やかな雰囲気が伝わってきます。

駅近くにはせせらぎの里というのんびりした公園と、大きなグラウンドやテニスコートを備えた落合中央公園がある。公園には、近隣のお年寄りや子どもたちが集まってくる。穏やかすぎるほど穏やかな街だ。
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■喧騒と静寂、その中道を行く街、青物横丁

今年からスタートした、ミュージシャンによる「街」をテーマにしたエッセイとプレイリストをお届けする連載「街と音楽」。『水曜日のカンパネラ』のサウンドプロデュース兼メンバーである、ケンモチヒデフミさんによる記事が13位にランクイン。最初にやってきた東京の街だという「青物横丁」について、当時の思い出とともに綴っていただきました。

「青物横丁」という何かありそうで何もない、のんびり中道をいく緩さこそがちょうど心地よく私に馴染み、さらには今の自分の音楽や人格形成に大きく関わっていったのだろうな。
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■名盤『東京』に込めた思い

地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」より、ミュージシャンの曽我部恵一さんに登場いただいた記事が14位に。上京から25年以上を経た今、地元・香川県の思い出の地「バリールイス」のこと、拠点を構えている下北沢のこと、名盤『東京』制作時のことなどについて伺いました。

可能性とか、欲望とか、日々の面白いこと、楽しいこと、出会いとか、恋愛とか、それを全て含めて「東京」と呼んだ。田舎から出てきたわけだから、当時の自分にとっては、そういうもの全てを「東京」って言葉で言い表せると思ったんだよね。
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■西脇市=ちょうどいい田舎

15位にランクインしたのは、兵庫県西脇市在住のITエンジニア・ブロガーの伊藤淳一さんに兵庫県西脇市について執筆いただいた記事。これまでの生活を振り返りながら、伊藤さんが思う「ちょうどいい田舎」西脇の魅力を綴っていただきました。西脇ならではの都市部との距離感や自然の豊かさ、子育て事情や仕事事情についても情報満載です。

西脇は適度な自然と、適度な便利さがいいバランスで共存している。バランスがいいので、日々の生活においてストレスを感じることが少なくなったし、多少ストレスが増えたとしても、きれいな景色をぼーっと眺めるだけでいい気分転換ができる。
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以上、2020年のSUUMOタウン人気記事ランキングでした。

今回紹介した記事以外にも、住んだ街、好きな街、思い入れのある街について、今年もたくさんの方々に執筆、語っていただきました。ご協力いただいた皆さま、改めてありがとうございます。

2015年からスタートして7年目となる2021年も、一人でも多くの方に「この街いいかも」、「こんな街あったんだ」といった、街と出会うきっかけをつくることができればと考えながら運営していきたいと思いますので、宜しくお願いします。


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イラスト:日向コイケ