
SUUMOタウンでは2019年も多くの方々に、さまざまな街について紹介いただきました。
今回は2019年に公開となった記事のなかで、はてなブックマークを多く獲得した記事トップ10をランキング形式で発表させていただきます。(2018年の結果・2017年の結果・2016年の結果)
※対象は2019年1月1日から2019年12月18日までに公開された記事です
※2019年12月18日時点のはてなブックマーク数を基準として順位づけしています
ここからは、2019年にランキング入りした記事を一部引用しながら紹介します。
■好きなことを優先して贅沢に生きる暮らし方の一例
ライターの玉置標本さんに、サイト「ざざむし。」を運営する日比野理弘さんを取材していただいた記事が、2019年のランキング1位の記事に。「ざざむし。」のファンの方はもちろん、地方へ行って暮らすことに関心がある方にぜひ一読いただきたい内容です。約2万字、ボリュームたっぷりの記事なのでお時間あるときにぜひ。
今、インターネットで仕事がなんとでもなる人は、どんどん地方に行けばいいのにって思うんですけどね。(中略)将来の心配をして、今一番楽しい時代が無駄に終わるなんて、もったいないじゃないですか。
■熱海は時間がまだらに積み重なっているような街
2位には、phaさんが気になる街に住んでみる企画「住んだことのない街に、一週間住んでみる」の熱海編がランクイン(過去執筆いただいた、千駄ヶ谷編はこちら)。読んだあと、思わずふらっと熱海に行ってのんびりと過ごしたくなるような記事です。
熱海の街は、時間の流れがゆっくりで、過去のさまざまな時間がまだらに積み重なっているようなところがとても良かった。今ならではの若者向けのスポットもありつつ、昭和の時間をそのまま残したような場所もまだまだたくさんある。東京のような大都市ではすぐに淘汰されてしまうような、時代の記憶が街の中で生きている。
■実用的な理由で選んだ街が新川崎だった
3位は、やしお (id:Yashio)さんに7年間住む「新川崎」について執筆いただいた記事です。「憧れではなく、実用的な理由で選んだ」「『この街が大好きだから』長く住んでいるわけじゃない」。川崎という街を、リアルで生活感ある視点で語っていただきました。
私が新川崎を選んだのは、 (中略) 純粋に実用上の理由からで、街への憧れといったものは無かった。引越し先を選ぶ際に、路線図を印刷して映画館のある箇所をまずプロットして、どこにしようか考えた結果が新川崎だっただけだ。
■京都は「嘘」であることが気にならない土地という感じがします
「東京」以外の街を『創作しながら暮らす場所』として選んだクリエイターの方々にスポットを当てた新企画「ここから生み出す私たち」。東京から地元の「奈良」に戻って執筆活動を行っている、小説家・森見登美彦さんにお話しを伺った記事が4位となりました。
そんなことは絶対に起こらないと分かっているはずなのに、京都が舞台だとリアリティーの基準が緩くなるところがありますよね。東京だったら「こんなこと絶対に起きない」と思うことも、京都だったら許せる気がするというか。
■大阪は、誰もがありのままの自分でいられる街
「外から見た大阪人の印象と、大阪人自身が思っている大阪人像は、ちょっと違う」のでは、と語るいぬじん (id:inujin)さんの記事が5位にランクイン。おすすめしたい「静かな大阪」として、四天王寺、靭公園、中之島図書館を紹介いただきました。
うっかり部屋着のジャージで電車に乗ってしまっても、普通になじむ。大阪は、誰もがありのままの自分でいられる街だと思う。
■二子玉川は、まさに「都会の田舎」だった
人気同人サークル劇団雌猫さんが、オタク趣味に生きる人に好きなこと、好きな街や暮らしについて聞く新インタビュー企画「楽しい大人の暮らし方」。二子玉川在住の漫画家、高河ゆんさんへのインタビュー記事が6位に。漫画への愛、約30年住んできた「二子玉川」という街への愛溢れる、ファン必見の記事です。
「都会の田舎」が好きなんですよ。「田舎の都会」は不便ですけど、「都会の田舎」なら住みやすいじゃないですか。二子玉川は、まさに「都会の田舎」だったんです。
■変化はチャンスでもあります
7位は、職住近接のために港区に引越したという勝間和代さんに寄稿いただいた記事です。徹底的にこだわりを持って、合理的に行動する勝間さんに、物件の探し方、職住近接のメリット、家選びにおける優先順位の考え方について執筆いただきました。
引越しのような変化を嫌がる人は多いかもしれませんが、変化はチャンスでもあります。引越しの回数を増やしても構わないと思えるなら、もっともっと住むところに対する選択肢は広がると思います。
■東京にはしんなりと生きていけるキャパがある
8位は、地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」で、お笑い芸人・髭男爵の山田ルイ53世さんに登場いただいた記事です。上京当時から現在まで、暮らしてきた街を当時のさまざまなエピソードとともに語っていただきました。
夢が叶わなかった人でも、東京にはしんなりと生きていけるキャパがあるとも思うんですよ。まあ、「機嫌ようやってください」と。何かしら生きていける方法は、東京には多いと思うんで。
■とにかく落ち着く、新潟
新潟県を拠点に活動を続けているアイドル・NegiccoのKaedeさんに、これまで暮らしてきた「新潟」について伺った記事が9位にランクイン。「心折れずにやってこられたのは、新潟のみなさんのおかげです」という、Kaedeさんの新潟という街、人への温かい想いが感じられる記事です。
新潟って、とにかく落ち着くんですよ。新潟の人って「人がいない」「新潟には何もないよ」って言いますよね(笑)。私もそう思っていたんですけど、仕事で県外に行くようになってから、「新潟って、お米も魚も水道水も本当に美味しかったんだ!」って、気がつきました。
■京都で学生時代を送るということ
10位にランクインしたのは、夜衰さんに学生時代過ごした「京都」について執筆いただいた記事です。「とてもキラキラしていた時間を過ごしたからこそ、離れることによって感じるしんどさ」を夜衰さん個人のエピソードと共に綴っていただきました。
学生時代を過ごせばどこでもそうなるのでは、と言われたらそうなんだけど、この京都という土地の雰囲気なくしては得られないものが多々あったと思う。
以上、2019年の人気記事ランキングでした。
紹介した記事以外にも、住んだ街、好きな街、思い入れのある街についてたくさんの方々に執筆いただき、語っていただきました。改めて協力いただいた皆さま、ありがとうございます。
また、2019年にはSUUMOタウン監修の書籍も発売されました。これまでWeb上で公開してきた記事に加えて、半分は書籍書き下ろしの記事です。
これから住む街について考えたい、考えている、という方に読んでいただきたい1冊となっておりますので、書店でお見かけの際にはぜひ手に取っていただければ幸いです。

2019年もSUUMOタウンを読んでいただき、ありがとうございました。2020年も「こんな街あったんだ」、「この街いいかも」、というような街と出会うきっかけをつくれるよう頑張っていきたいと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
