「洗面所・脱衣所のリフォームをしたいけど、費用がいくらかかるのかわからなくて不安……」という人も多いのでは?
「どんな洗面化粧台を選んだら、いくらくらいになるの?」と、洗面化粧台の交換費用の相場を知りたい人も多いと思います。
洗面化粧台のサイズや種類でリフォーム費用相場がどう変わるのか?
内装も一新するとリフォーム費用相場はどう変わるのか?
洗面所・脱衣所のリフォーム費用相場が全てわかる記事をお届けします。

SUUMO(スーモ)リフォームは、洗面所・脱衣所のリフォームに関する費用、価格相場情報を比較できるリフォーム情報サイトです。もし会社探しに迷った方はプロのアドバイザーに無料で相談できます。
表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。
「洗面所・脱衣所のリフォームをしたいけど、費用がいくらかかるのかわからなくて不安……」という人も多いのでは?
「どんな洗面化粧台を選んだら、いくらくらいになるの?」と、洗面化粧台の交換費用の相場を知りたい人も多いと思います。
洗面化粧台のサイズや種類でリフォーム費用相場がどう変わるのか?
内装も一新するとリフォーム費用相場はどう変わるのか?
洗面所・脱衣所のリフォーム費用相場が全てわかる記事をお届けします。
洗面所・脱衣所のリフォーム費用相場は、採用する洗面化粧台のグレードとサイズによって大きく変わります。
そこで、まずは洗面化粧台の選び方で、リフォーム費用がどう変わるのかを見ていきましょう。
ここで紹介するのは、洗面化粧台のみの費用で、設置するための工事費は含まれていません。
洗面化粧台の費用はどういう場合に上がったり下がったりするのか、費用が変わる要素ごとに見ていきましょう。
洗面化粧台は一般に使われているものでは間口60cmくらいからあり、間口75cmタイプが比較的多く用いられています。
間口90cmや100cmを用いるケースも増えましたが、費用は高くなります。
間口サイズによる費用相場の違いを見ると以下のとおりです。
間口サイズ60cmは一般の家庭では少し狭いと思いますが、約5万円~10万円、
間口75cmが一般的な使いやすいサイズとなり、約7万円~25万円、
間口90cmは約20万円~30万円となります。
洗面化粧台はサイズ以外にもデザインや機能性、収納などのグレードによっても価格が変わってきます。
間口サイズ | 費用相場 |
---|---|
60cm | 約5万円~10万円 |
75cm | 約7万円~25万円 |
90cm | 約20万円~30万円 |
洗面化粧台のリフォーム費用が変わる要素の一つが、洗面化粧台にセットされている鏡。
一面鏡で両側に収納棚が見えているタイプと、三面鏡で収納が鏡の後ろに隠れているタイプでは、後者が約1万円以上高くなります。
また、洗面ボウルの下部の収納部は、2面扉タイプ、一部引き出しタイプ、全面引き出しタイプなどがありますが、2面扉より一部引き出しタイプでは約1万円、全て引き出しタイプはさらに約2万円以上アップすると見ておけばいいでしょう。
洗面化粧台の費用が上がる要素の一つがキャビネットの追加です。
洗面化粧台の上に設けるキャビネット、洗面化粧台の横に設置する袖キャビネットがあります。
どちらのキャビネットもスペースの無駄をなくして収納不足を補うのに役立ちます。
ここで洗面化粧台のオプションをまとめておきましょう。
三面鏡 | 約1万円~4万円 |
収納引き出しタイプ | 約1万円~3万円 |
上部キャビネット | 約2万円~4万円(間口75cm) |
袖キャビネット | 約5万円~8万円(間口25cm~30cm) |
収納扉グレードアップ | 約1万円~2万円 |
体重計収納 | 約1万5000円~2万円 |
こうしたオプションは製品によって付くか付かないか、あるいは付く場合の費用も異なるので、選ぶ際には、リフォーム会社を通じて見積もりをもらう必要があります。
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洗面化粧台は造作でオリジナル品を設置することもできます。
洗面ボウルと鏡は既製品を用い、洗面カウンターと収納を造作すれば、オリジナルの洗面化粧台ができます。
洗面化粧台の造作費用は用いる素材やサイズによっていろいろですが、シンプルなデザインで収納もオープンであれば、25万円くらいからできます。
カウンターをタイル張りにしたり、下部収納を引き出しタイプにしたりと、仕様によっては造作費用が上がっていくので、見積もりをもらって、調整する必要があります。
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では、既製品の洗面化粧台と造作洗面化粧台のメリット・デメリットを見ていきましょう。
既製品の洗面化粧台のメリットは、カタログの写真や説明でお気に入りを探し、かつショールームで実物を見て選べます。
また、いくらになるのかもリフォーム会社に聞けば即答してくれます。
一方、既製品の洗面化粧台のデメリットは、自分で素材を選んだり、自由にデザインしたりといったことができません。
あくまで用意されているものの中から選ばなければなりません。
また、サイズが規格化されているので、変形したスペースだとうまく入らず、スペースが一部無駄になることもあります。
造作洗面化粧台のメリットは、自分で素材を選び、デザインもオリジナルで制作してもらえることです。
もちろんサイズもスペースに合わせて自由になります。
一方、造作洗面化粧台のデメリットは、事前に実物を確認できないことです。
スケッチやパース等を描いてもらって確認するしかありません。
また、設計をして見積もりをもらうまで、正確な費用がわかりません。
既製品の洗面化粧台と造作洗面化粧台のどちらを選ぶかは、好みによるところが大きいと思いますが、それぞれのメリット・デメリットについて、よく考えた上で、選ぶのがよいでしょう。
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おしゃれな洗面台で朝を迎えるのって気分がいいですね。リフォームの際に洗面台をおしゃれに変える方法を紹介しましょう。
洗面台は既製品の中から選ぶ、リフォーム会社に造作してもらう、という2つの選択肢があります。
既製品のメリットは収納や清掃性など機能性が高いこと。それだけにデザイン的には物足りない場合もありますが、最近では洗練されたデザインの洗面台も増えています。
機能的には、例えばタッチレス水栓の採用で、レバーに触らず自動で水が使える機能がついていたり、センサーに手をかざすだけで照明のオン・オフができたりします。
また、水栓の位置の工夫で水栓が汚れにくかったり、ボウルの形状の工夫により、水が流れやすくなっていたりと清掃性にも工夫が見られます。
デザイン性ではイージーオーダーの個性的な洗面化粧台も登場して、既製品のイメージも変わってきています。
造作洗面台は、素材もデザインも自由なので、自分がおしゃれだなと思った洗面台を参考に、リフォーム会社につくってもらうことができます。そのためにはふだんから注意して造作洗面台の施工例をチェックしておきましょう。
洗面台を造作するポイントは、洗面カウンターの素材・デザインとそれに合わせた洗面ボウルの選択です。洗面カウンターで多く用いられるのは、木のカウンターですが、中にはモルタルやタイルで仕上げる場合もあります。
また、同じ木製カウンターでも収納部がオープンな棚なのか、引き出しもつけるのかで、雰囲気も変わりますし、引き出しをつけると費用は上がります。
さらに洗面室のおしゃれのポイントになるのが、壁装タイルの使い方。モザイクタイルなどを壁面にあしらうことで、おしゃれ度がぐんとアップします。
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洗面化粧台の設置工事費は、位置を変えずに交換する場合は、以下のとおりです。
基本的には既存洗面化粧台の撤去と新規取り付け(給排水管接続工事含む)。
位置を変えたり、内装工事を行うと、関連工事費が加わります。
(位置を変えずに交換し、そのほかの工事費を含まない場合)
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洗面化粧台を交換する人の多くは、洗面所・脱衣所の内装も合わせて一新します。洗面所・脱衣所の内装リフォーム費用について、いくらくらいかかるのかを見ていきましょう。
洗面所・脱衣所の内装リフォーム費用は、面積を1坪(3.3平米)程度として、クッションフロア、ビニールクロスという標準的な材料を用いた場合、約6万円~9万円見ておきましょう。
用いる材料をタイルやフローリングに変える、壁面にモザイクタイルを張るなど、用いる材料を変えると、その材料に応じて費用が変わります。
材料を標準的なレベルからグレードアップする場合は、リフォーム会社に相談しながら進めるのがいいでしょう。
解体・撤去費用(設備機器の撤去等) | 約3万円~4万円 |
床(クッションフロア・幅木)張り替え | 約1万円~2万円 |
壁・天井ビニールクロス張り替え | 約2万円~3万円 |
小計 | 約6万円~9万円 |
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洗面所・脱衣所のリフォーム費用は、設備機器代と内装工事費のほか、木工事や電気工事、設備機器の設置費など、関連工事費もかかってきます。
費用がわかる施工事例を紹介するので、参考にしてください。
間口75cm、一面鏡、下部収納が扉式の標準的な設備に交換。内装もクッションフロア、ビニールクロスで標準的。
洗面化粧台の隣に収納を造作した分が費用に加えられています。
リフォーム前の洗面化粧台と同じスペースに、すっきりした洗面カウンターを造作し、ボウル、鏡を合わせたシンプルなデザイン。
下部収納が扉のないオープンな仕様で、その分費用が割安になっています。
間口120cmの洗面化粧台の横に間口30cmの袖キャビネット、上部にもキャビネットを追加。洗面化粧台単体としての価格にキャビネットが加えられたため設備・建材費の割合が高くなっています。
内装は床が複合フローリング、壁・天井はビニールクロスを採用。
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洗面所・脱衣所のリフォーム費用を抑えるには、自分に必要な機能やサイズに絞って、洗面化粧台を選ぶことが大切です。
洗面所・脱衣所のリフォーム費用の多くを占めているのが洗面化粧台。
どの機器を選ぶかで費用が大きく左右されます。
家族が一度に洗面化粧台を使う機会が多い家庭では、ある程度大きめの間口の洗面化粧台がいいかもしれません。
しかし、使うのは一人ずつが多いというのであれば、標準的な間口の洗面化粧台を選ぶなど、工夫次第でリフォーム費用を安く抑えることができます。
自分の暮らしを振り返ってみて、ふさわしい設備機器を選ぶように気をつけましょう。
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洗面台のリフォームはDIYで行えば、コストが削減できます。洗面台をすべてDIYでできるわけではありませんが、どういうことができるのかを解説します。
水栓や給排水管の工事は水道工事の有資格者が行わなければいけないことになっています。仮に自分でやったとしても水漏れなどのおそれがあります。
DIYで洗面台を交換!のような動画も見かけますが、陶器の洗面台は重いし、撤去も取り付けも難しいので、相当に自信がある人でないとおすすめできません。
したがって配管に直結する洗面ボウルまでは既存を活かす、あるいは工事業者に任せるのが無難でしょう。
素人が自分でできる洗面台のリフォームは、洗面台の扉をリメイクシートできれいにすることです。リメイクシートは裏に粘着剤がついた硬質塩ビシートで、家具や壁などに張ることできれいにできます。洗面台が古くなるとキャビネットの扉が汚くなってしまいますが、それをリメイクシートで張り替えることで、見違えるようにきれいになります。
リメイクシートはホームセンターで買うことができ、作業はカッターを使ってシートを必要なサイズに切り、張っていくだけ。DIY初心者にもオススメの洗面台DIYです。併せて壁や床にも張って、内装を一新するのもいいのではないでしょうか。
また裏紙を剥がして張るだけのシート状のタイルもあります。壁の一部をタイル張りにすれば一気にイメージチェンジができそうです。
鏡の交換は既製品の洗面化粧台の場合は難しい場合もありますが、造作洗面台はできるケースがほとんどでしょう。
また、棚を追加するのも造作洗面台の場合は、比較的簡単です。DIYが趣味の人にとってはむしろ得意分野といえるのでは。
このように造作洗面台の場合は、もとが手づくりだけに、ちょっとしたリメイクもやりやすいと思います。洗面台を設置する際に、後々のDIYまで考える人なら造作洗面台を選んでおくのがいいかもしれませんね。
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洗面所・脱衣所のリフォーム費用相場について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?
いかに洗面化粧台の選び方がリフォーム費用に影響するか、おわかりいただけたことと思います。
自分に合った設備機器選びからリフォーム会社に相談しながら進めることが、洗面所・脱衣所リフォームの成功のカギを握っています。
2020年1月30日公開
2022年10月5日更新
※表示している相場は2019年4月にSUUMOリフォームで実施したリフォーム実施者調査から算出しています。リフォームする住戸やその年次における価格変動の影響を受け必ずしもその費用を保障するものではございません。実際の費用につきましては各施工会社へお問い合わせください。