市の中央部を阪急京都線が貫くように走っており、高槻市駅から梅田駅までは22分と都心へのアクセスが良好。駅周辺には、300mにわたって高槻センター街という商店街が広がっている。飲食店も多数有り、仕事終わりの夕方はにぎわいを見せている。
同じく中央部には阪急線と並走するようにJR東海道本線も走っており、JR高槻駅から大阪駅まで新快速で15分、京都まで13分とこちらも交通の便が非常に良い。2016年にはJR高槻駅のホームに新快速専用のホームと可動式ホームドアが設置され、混雑の緩和が図られ安全性が高まった。さらにJR高槻駅の北東地区では都市再開発事業が施行され、関西大学高槻ミューズキャンパスや愛仁会リハビリテーション病院、ジオタワー高槻、そしてそれらを結ぶ弁天こ線橋・弁天歩道橋が建設され、タワーマンションが立ち並ぶ都会的な顔つきをもつ街に生まれ変わっている。
さらに、2017年度末の開通を目指して新名神高速道路の「高槻インターチェンジ」「高槻ジャンクション」の工事が進行中だ。インターチェンジへのアクセス道路も2018年3月末の完成を予定しており、市内から車を利用して西宮や神戸、中国地方など遠方へのアクセスが大きく改善されるだろう。
高槻市は子育て支援のサービスが充実しているのも特徴のひとつだ。出先でもおむつ替えや授乳ができる施設が市内に約130カ所設けられている。さらに子育て総合支援センターやつどいの広場など、子育て中の親と子どもが集まり過ごすことのできる場所、そして情報交換のできる場所を提供している。
利便性が良く、子育て環境も整備された街として、ファミリー層からの注目もさらに高まりそうな街「高槻市」。今後も注目していきたい。