総合2位 大阪府大阪市北区 ~住みたい街ランキング2017~

2位 大阪府大阪市北区

地下鉄なにわ筋線計画が始動、
巨大ターミナル・梅田を擁する大阪の中心地はさらに魅力的な都市へ

大阪府大阪市北区は、昨年に引き続き2位となり高い人気を維持している。2013年4月に開業した「グランフロント大阪」や梅田駅と大阪駅を擁する経済・商業の中心地だ。エリアとしては北、東、南は淀川、大川沿いが隣区との境界になり、中之島も北区に含まれる。西は福島周辺をのぞいてJR東海道線が境界となる。

人気の内訳をライフステージ別にみると、シングルとDINKSでは2位となり若い世代からの支持が高い一方、ファミリーからの支持は7位にとどまっている。多くの路線が集まる巨大ターミナル「梅田」を区の中心部に抱え、ビジネスやショッピング、グルメを楽しめる施設が集まることから、暮らしに刺激を求める世代から人気を集めているのだろう。

子育て事情については、大阪市全体の待機児童数は2016年4月から2017年4月にかけて52人増加して325人となっているが、北区では11人減って3人であった。保育施設の整備は今後も続けられる予定だ。

新築マンション供給が都心部へ戻っているトレンドも背景にあり、北区でも中之島、南森町、扇町、天神橋筋六丁目、天満といったエリアでタワーマンションの供給が続いている。便利で快適な都市生活を満喫したい、刺激を受けることでビジネスにもつなげたいと考えるアクティブな人にとっては、非常に魅力的なエリアかもしれない。マンション価格は上昇傾向にあり、2017年4月の公示地価では大阪市中央区と並んで地価上昇率の高いポイントが散見された。

一方、淀川沿いの大淀、中津、豊崎といったエリアは下町情緒をまだまだ感じられる場所でもある。梅田の都市部へも徒歩、もしくは自転車で行けるような場所でありながら住居費もそれほど高くない、穴場的な住宅街も一部には残されている。

今後の開発計画としては、「グランフロント大阪」に隣接する「うめきた2期」エリアでは基盤整備事業として、JR東海道線支線の地下化と新駅(仮称「北梅田」駅)設置工事がすでに着手され、2023年春の開業を目指している。さらに、2017年5月には地下鉄「なにわ筋」の計画が正式に発表された。これは「北梅田」駅からなにわ筋の地下を通り、難波周辺で分離してJR線と南海線との直通運転を行うという新線計画。「新大阪」と「梅田」、「なんば」、そして「関西空港」が直接結ばれることになり、各エリアからも大きな期待が寄せられている。完成は2031年春を目標としている。この計画には阪急電鉄も「十三」~「北梅田」の連絡線建設を検討している。

梅田駅周辺での再開発計画も進捗をみせている。2022年の完成を目指す阪神百貨店の建て替え工事も順調に進み、その姿を徐々に見せ始めた。梅田3丁目の大阪中央郵便局跡地に40階建ての高層ビルを建設する再開発計画は、着工が遅れて2022年の完成予定となっている。また、梅田から徒歩圏の中津駅では、駅周辺での再開発計画が具体化しタワーマンションが3棟立ち並ぶ街が誕生する予定だ。中之島ではフェスティバルタワーが完成しラグジュアリーホテルもオープン、中之島4丁目では医療拠点を中心とした再開発が予定されている。

今後は、日本だけではなくアジアからも多くの人を惹きつけることで、より刺激的で、より快適な都市生活を満喫できるエリアへと発展していくだろう!

みんなが選んだ理由
  • 都会で何でもあってた楽しいから、老後も退屈せずに過ごせそうだから(女性49歳/DINKS)
  • 大阪の中心地で、ファッションや食べ物のお店が充実しているから(男性47歳/ファミリー)
  • 交通の便がよく、遊ぶ場所や出かける場所が多く買い物も不自由しないから(男性45歳/シングル)
  • 交通や施設が充実していて便が良さそう(女性37歳/ファミリー)
  • 何かと便利だから。街並みもきれい(女性24歳/DINKS)
取材・文・撮影:井村幸治
公開日 2017年09月20日
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