
ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズや『幽☆遊☆白書』浦飯幽助役などで人気を博し、2.5次元舞台から映画やドラマにも活躍の幅を広げる崎山つばささん。
そんな崎山さんが育ったのは、千葉県。地元が大好きな崎山さんは、将来的には二拠点生活を楽しみたいと語ります。
豊かな自然、温泉やサウナ、絶品グルメなど、さまざまなレジャーをバランス良く楽しめるという、地元出身の崎山さんから見た千葉県の魅力を伺いました。
海も山も商業施設も いいとこ取りの千葉県
―― 千葉県出身で、地元愛が強いという崎山さん。「千葉」で浮かぶ思い出は?崎山:僕が初めて雑誌の表紙を飾ったのが、「千葉ウォーカー」で。その時にいただいたチーバくんのぬいぐるみの背中に「祝・表紙!」って書いて、今でも実家で大切に飾っています。

「チーバくんでいうと、ほっぺのあたり出身です!」と教えてくれました

千葉県民は手でチーバくんを表現できるそうです。崎山さんの地元は、「このあたり」と教えてくれました
崎山:千葉は広いし、遊園地や商業施設も充実していますよね。「酒々井プレミアム・アウトレット」「三井アウトレットパーク 木更津」もありますし、夢の国も千葉ですから。
海にも囲まれて、マリンスポーツやレジャーも楽しめる。さらに山もある。自然豊かで、都会的でもあり、バランスがいいなと思います。
―― 崎山さんは千葉のどのエリアでよく遊んでいましたか?
崎山:僕は総武線沿線で育ったので、遊びに行くといえば、稲毛、津田沼、船橋エリアが定番でしたね。
―― 千葉駅ではなく、稲毛エリアが多かったんですね。
崎山:高校生の頃から芸能のお仕事をしているので、昔はよく、家族に車で送迎してもらったんです。当時は千葉駅より、大きなロータリーがある稲毛駅の方が、車の乗り降りは便利だったんですよね。
仕事の帰りにはよく、「ラーメンガキ大将」に寄り道して、ニンニクラーメンを食べていました。仕事の後なら、においを気にせず食べられるので。「びっくりドンキー」にもよく寄りましたね。チェーン店ですが、思い出があります。
―― 稲毛海岸も有名ですよね。海で遊ぶことも多かったのでは?
崎山:学生だったので派手にはしゃぐこともなく、プールを楽しんだり、海でBBQをしたり。
今は「イオン稲毛」に生まれ変わってますけど、サティ。夏は「稲毛サティ」でBBQの買い出しをして、そこからみんなで海に向かうのが定番でした。
今は変わってしまったけれど、稲毛海岸の「稲毛海浜公園プール」にもよく行きました。昔から地元の方から「いなプー」って呼ばれていて、愛着がありますね。
東京デビューの前に、稲毛・津田沼・船橋デビューがある

―― 総武線沿線には大きな街がいくつかありますね。
崎山:そうですね。僕からすると、とくに稲毛と津田沼、船橋がすごく都会的な街なんです。南船橋のららぽーとにもよく行きましたね。やっぱり、総武線の終点の方に住んでいる人にとっては、特別な街ですよ。県内でいろいろ楽しんで、やっとその先の東京に行く感じでした。
千葉駅エリアだと、今はなき「千葉PARCO」が思い出深いです。仕事のオーディションがあるときは、勝負服を買うために気合を入れて行くんですよ。
―― やっぱり、ファッションには昔からこだわりが強かったですか?
崎山:そうですね。ただ、間違えちゃうこともあります。ウエストバッグがはやった時に、東京まで買い物に行けないから、千葉で探したんですよ。「ちょうどいいのが千葉にも売ってた!」と噂になっていたのが、美容師さんが使うシザーケース。ずっと間違えて使ってましたね。周囲もそうで、千葉界隈ではみんな腰にシザーケースをつけていました(笑)。
サウナ好きを唸らせる温泉も大充実

―― 県外の方にはあまり知られていないけれど、「実はここがすごい!」という千葉の魅力はどこですか?
崎山:やっぱり過ごしやすさ。千葉県って海に囲まれているし山もあるけど、坂がない。それに比較的温暖で、夏は涼しい。本当に住みやすいですよ。勝浦なんかはまさにリゾート地です。ほかのエリアも気温が安定しているので、季節を問わず、ハイキングとか、鋸山によく行きました。
海も、選択肢があるのがポイントです。「どこかの海に行く?」となったら「今日は何をする?」って話しながら、海を使い分けられる。
「御宿」はサーファーの聖地。海がきれいだし、波がいいみたいです。僕は「大網白里海岸」に通っていました。
―― 海はもちろん、絶景の温泉施設もたくさんありますよね。
崎山:オーシャンビューのサウナもたくさんあるし、千葉はサウナがアツいんです。幕張にある「JFA夢フィールド 幕張温泉 湯楽の里」は、海を眺めながらのんびりとできます。
スーパー銭湯だと「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」は、ドラゴンサウナが最高です。ストーブが5基もズラッと並んでいるんですよ。「サウナシュラン2022」に選ばれているくらい、サウナーにも人気の施設です。もちろん温泉派も楽しめます。いろんな種類のお風呂がありますから。
新習志野の「天然温泉 湯~ねる」はロウリュがあるし、東京から近い場所だと「舞浜ユーラシア」もぜひ寄ってほしいスポットです。
―― いろんなエリアを開拓されているんですね。
崎山:そうですね。地元に帰るときに寄ったり、東京に戻る途中に行ったり。千葉の温泉・サウナ施設はどこもいいですから。今は鋸南町にある「ビーチサイド温泉リゾート ゆうみ」が気になっています。
千葉の2大遠足スポット「マザー牧場」と「市原ぞうの国」

―― 子どもの頃、よく遊んでいた場所や思い出の遠足スポットは?
崎山:千葉の子どもたちがみんな遠足で行く、マザー牧場ですね。小学生からすると衝撃的なおいしさだったのが、ソフトクリーム。濃厚で。
あとは、こぶたのレースがとにかく大盛り上がりでした。先生がビデオ撮影をしていて、それを見てまた教室で爆笑が起こるくらいでしたね。
―― 子どもたちがこぶたに並走して、競い合うんですよね。今でも、マザー牧場の大人気イベントです。
崎山:動物つながりだと、「市原ぞうの国」もよく覚えています。「ぞう、多いな……なんでこんなにぞうがいるんだろう……」ってなるくらいに、メインがぞうなんです。ここも小学校低学年の時に遠足で行って、衝撃でした。「ぞう、いっぱいいたな……」っていう記憶ですべてが上書きされるんですよ。
野菜も多彩! 千葉の食

―― お料理好きな崎山さんは、地元の食材にも思い入れが強いのでは?
崎山:本当に自然に囲まれた千葉で育ってよかったと思うんです。全国生産量1位を誇る大根もそうだし、ほかにもほうれん草、えだまめなど、おいしい野菜もたくさんあります。自然とともに生きているって感じられるんですよ。
―― 調味料も千葉のものを愛用されていますか?
崎山:醤油の出荷量トップは千葉県。「キッコーマン」「ヤマサ醤油」「ヒゲタ醤油」はすべて千葉発祥のメーカーなんです。全部おいしいですし、実家はヒゲタ派でしたね。
味噌は「佐倉のおみそ ヤマニ味噌」。大人になってから「おいしい」と感じた調味料のメーカーを調べると、だいたい千葉だから不思議ですよね。
―― 子どもの頃に食べていた懐かしい味や、千葉の味といえばこれ! と思うものは?
崎山:やっぱり「なごみの米屋」の羊羹。おやつで出るとラッキーでした。
舞台の現場で差し入れするときは、よく地元のピーナッツを配ります。「ますだの落花生」のゆで落花生と、あまなっとう。お酒にも合うんです。
「オランダ家」の落花生最中も本当においしくて、ぜひ食べてほしいですね。千葉で展開しているお菓子チェーン店なので、手に入れやすいと思います。
夢は千葉と東京の二拠点生活

―― 崎山さんは、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズなど、歴史モノにもたくさん出演されていますね。千葉で触れた文化が、今に活きていることは?
崎山:「佐倉城址公園」や「DIC川村記念美術館」は、小さい頃に行きましたね。文化や歴史が学べる資料館が、ほかにもたくさんあります。やっぱり子どもながらに興味を刺激してもらいました。
学校の校外学習でもいろいろ連れて行ってもらいましたし、今思えば、とても充実していたと思います。
―― 気になる人物は?
崎山:やっぱり、伊能忠敬です。教科書にも登場しますし、千葉の偉人です。大河ドラマになってもおかしくないと思っています。
彼に縁がある香取市は「千葉の小江戸」と言われていて、町並みがすごくきれいで、情緒があふれているんです。
―― 4月には福岡を舞台にした『BUT・AND』で主演をされます。俳優として役づくりをする際、土地の空気感や文化をどう捉えていますか?
崎山:『BUT・AND』のストーリーは博多弁で進むので、久留米出身の方に語尾や話し方を質問して、なじませました。
僕は東京から博多に来た弁護士を演じますが、大人になってからでも、ほかの街に行くとその土地になじむ部分がみんなあると思うんです。「この作品を標準語でやるのではなく、博多弁でやるための意味」を考え抜きましたね。
命を題材にしたシリアスなストーリーなんですが、そこに博多弁のスパイスが入ることで温度が上がるなと。その土地の人が、どこで、何をして遊ぶのか? を想像することで、役への理解度が上がりますね。
―― 今後、崎山さんが千葉でかなえたい夢は?
崎山:農業をやりたいです。僕の兄が小さな畑を借りて、野菜をつくっているんですよ。それがすごくうらやましくて。東京に住みながら、休みのたびに自然に触れられる。リフレッシュもできるし、そういう暮らしもいいなと思うんです。
上京してしばらく経ったので、千葉も東京もどちらもホームになりつつあります。だからこそ、Uターンではなく二拠点生活をしたいなと。東京で都会に揉まれ、千葉ではのんびり時間を忘れて過ごせる。アクセスが良く、かなえられる距離なので、夢ですね。
お話を伺った人:崎山つばさ
ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズで人気を博す。主な出演作に、ドラマ・映画「仮面ライダーギーツ」、舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』『No.9-不滅の旋律-』など。また3年ぶりのライブが4月28日にBillboard Live OSAKA、5月1日にBillboard Live YOKOHAMAで開催予定。
編集:ピース株式会社
