リビングには、Nさんの目にとまった家具や雑貨がセンスよくレイ…

リビングには、Nさんの目にとまった家具や雑貨がセンスよくレイアウトされている。「家具や雑貨はどこに置けば部屋になじむか」を一つ一つ打ち合わせ、部屋をデザインしていった。だから、家具、雑貨、ファブリック、照明、グリーン・・・など、すべてがリビングの主役に。ディスプレイされたグッズの相乗効果で、アジアンテイストのインテリアがさらに楽しめるのだ

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  モールディングや天井の廻縁、巾木、建具はすべて松材で造作し、自然塗料で仕上げた。風合いのある色は、Nさんの家具に合わせセレクトしたもの。事前に家具の写真を拝見し、イメージやサイズを打ち合わせていたので、造作に使う素材や色までアドバイスが可能に。リフォーム後の統一感も抜群である。広めの開口部から光がたっぷり注ぎ、部屋にいながら居心地のいいリゾート気分を味わえる

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  「壁に塗った珪藻土になるべく傷をつけずに、絵などを飾りたい」という要望をうかがい、廻縁にピクチャーレールをつけることを提案した。ピクチャーレールがあれば好きなところに絵を飾り、珪藻土の壁面に新たな彩りを添えることもできる。アーム部分の緩やかなフォルムが印象的なソファには、ファブリックやカゴでエスニックな雰囲気をプラス

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  Nさんがたくさん集められていたランプシェード。収納棚の下部のスペースをランプをディスプレイする場所に位置づけ、フローリングに使用した無垢チーク材を敷き詰めた。フローリングを居室の延長線上に張ることで、空間をより広く見せる効果も。ニュアンスのあるランプの灯りは、部屋の奥行きを生み出すのに一役かっている

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  キッチン前のカウンターには、杉の一枚板を使用。木の素材感を味わえるように、板のサイドはあえて加工せず、耳付きのままにして取り付けた。ナチュラルで重厚な杉の木質感は、日々の暮らしの中で、アジアンリゾートのようないやしや素朴なぬくもりをも感じさせてくれる