はじめまして! 娘の成長を4コママンガで描いている、つかさちずると申します。
今回は、私が大好きな富山県を紹介します! といいつつ西部(地図で見ると左側)に住んでいるため、西部の紹介が多めです。 でも「富山ってどこ?」という方に、少しでも富山に親しみを感じていただけたらうれしいです!
富山にUターン就職し、家も購入!
私は生まれてから高校まで富山で過ごしたのち、山梨の短大に進学しましたが、就職のため卒業後再び富山に帰ってきました。Uターン就職というやつですね。
「富山湾の海の幸や美味しい食べ物に囲まれていたいし、温泉にたくさん入りたい!」という欲望を叶えるため、就職先は温泉旅館。仕事が終わってから温泉に入ると、身体に染み込んでいくようで最高でした!
そして結婚して娘を産み、築年数不明(たぶん80年ぐらい)の土地付き2階建て一軒家(8K)を150万円で購入。水まわりをリフォームしたり、庭の一部を駐車スペースに変更したり、壁・床などを改造したりして、現在は旦那と4歳の娘と3人で暮らしています。
富山は「魚介類」や「水」が美味しいところがいい!
富山で生活していてうれしいのは、新鮮な富山湾の海の幸がスーパーで気軽に買えること! 富山湾にはブリや白海老、ホタルイカなど、さまざまな魚介類が生息していて、さらに漁場から港までの距離が近いことから「天然のいけす」といわれています。
私はとくにホタルイカが好きです。旬を迎える3~5月はボイルではなく生の状態でスーパーに売っています。新鮮なホタルイカは臭みがなく、プリップリで美味しいです。産卵前もしくは産卵後のホタルイカが波打ち際に打ち上げられることを「身投げ」といい、タイミングがあえば浜辺や堤防で簡単にホタルイカがとれます。特に許可はいらず、ザルでも簡単にすくえます。淡い青い光が綺麗ですよ~。
新鮮な魚は刺身だけでなく、昆布締めもおすすめです! 鯛や白海老などの昆布締めは、昆布のうま味がプラスされてお刺身をそのまま食べるよりも美味しいです。ちなみに富山市は、一世帯あたりの昆布に対する年間支出金額がほぼ毎年全国1位*1で、昆布締め以外でもいろんな料理に昆布が使われています。パンに入っているのを見たときはさすがに驚きました……! うちの娘がよく食べるのは「とろろ昆布」。お吸い物やうどんに入れたり、おにぎりにまぶしたりしています。
また、海の幸だけでなく川の幸にも恵まれています。水がきれいで美味しいので、ミネラルウォーター「い・ろ・は・す」の採水地になっていたり、「勝駒」の清都酒造場や「苗加屋」の若鶴酒造など、日本酒の酒蔵が多かったりします。
雪が多いけど、なんとかなります
正直、雪は多いです! 山間部は特に。
首都圏のテレビ番組で大雪が心配されることもありますが、側溝に雪が流せるようになっていたり、道路に融雪装置があったりするので、わりと何とかなります。備えと慣れがあれば、1メートルくらいの積雪でも普通に出勤します。
昔、駐車場に融雪装置がないアパートに住んでいたときに、雪の壁で車が出せなくなったことがありましたが、大家さんがブルドーザーやスコップを使って救出してくれました。慣れた手付きでした。
子どもたちは雪に慣れているので、ソリで滑ったり、かまくらをつくったり、ハチャメチャに遊びます。
曇りの日が多く、天気が良い日ばかりではありませんが、サンルーム付きのアパートが多いので洗濯物も大丈夫。何とかなります。
たくさんのサポートを受けて子育てしてます
妊娠した5年前、当時住んでいた南砺市では妊婦健診受診の助成があり、特殊な検査以外は14回分が無料で受けられました。2017年現在も、同様の助成があるようです*2。
私は利用しませんでしたが、妊娠中の歯科健診が1回無料になったり、妊婦健診で医療機関へ通院する際の交通費が一部助成されたり……といった制度も。出産後は、祝い金として35,000円をいただきました。当時は現金でしたが、2017年現在は商工会の商品券となっているようです。
また、県からは1万円分の「子育て応援券」もいただきました。任意の予防接種や一時保育、読み聞かせ絵本の購入などに使用できる券なのですが、私は使い損ねてしまいました……。もったいない……。
このように、県や市によっていろいろな助成や支援などがあります。今一番助かっているのは、子どもの医療費助成制度。「福祉医療費請求書(通称:ピンクの用紙)」を使うと、病院や薬局など医療機関での窓口負担がなくなります。富山では高岡市、氷見市、南砺市などで実施されています。
あとは、協賛店で提示すると割り引きや各種サービスを受けられる「子育て支援パスポート」や、特定の施設で祖父母と孫の入場料が無料になる「孫とおでかけ支援事業」なども利用しています。美術館などは普段、子どもと一緒だと申し訳ない気持ちがあるのですが、施設側から「お子さんと一緒にどうぞ」と言われているようで、行きやすいです。
また、富山には「待機児童はいない」とされています*3。私も、娘が3歳になった昨年から保育所に預けています。昨年は在宅ワークをしていたのですが、問題なく入所が決まりました。もちろん、預ける年齢や場所によっては、希望通りとはいかない場合もあると思いますが……。
その他にも、富山市が母子健康手帳のアプリ「育さぽとやま」を開発したり、「総曲輪(そうがわ)レガートスクエア」という医療・福祉・健康の総合ケア施設がオープンしたりと、ますます生活しやすくなっていて、ありがたいです!
子どもが喜ぶ、富山の遊びスポット
最後に、私が娘とよく遊びに行く二つのスポットを紹介します。
【その1】遊具とおにぎりがおすすめ! 桜ヶ池公園「自遊の森」(南砺市)
大きな人工の池の周辺に、遊具やバーベキューハウス、コテージ、クライミングセンター、スケートパークなど、さまざまな施設がある「自遊の森」。小さな子どもでも安心な柔らかい素材でできた遊具広場や、大人も楽しめる(ただしお尻が痛くなる! )長い滑り台など、どの世代でも楽しめます。
お腹が空いたら、ぜひ「ヨッテカーレ城端」へ!
ここのおむすびは、お米が美味しい! 季節にもよりますが、ホタルイカの沖漬け、ふきのとうみそ、タンドリーチキンなど、珍しい具が入ったおむすびが1つ100〜200円前後で楽しめます。付け合わせの赤カブの漬け物も美味しい!
また、池のそばにある「ミルキーハウス」のソフトクリームは、店名のとおりミルキーで濃厚な味わい。しかしどこかあっさりとしていて、4歳の娘もモリモリ食べています。酪農の傍ら営業しているとのことで、土日と祝日だけ開店します。
【その2】のんびりゆったりオアシス! 富岩運河環水公園(富山市)
面積9.7ヘクタールととっても広い「環水公園」は、大型遊具やレストラン、展望塔などがあり、この公園を発着地点とする運河クルーズも楽しめます。
娘が乳児のころはベビーカーに乗せて散歩したり(スロープがあるので移動が楽)、芝生の上を歩いたり、噴水広場で水を触ったりしていました。公園内には「世界一美しいスタバ」といわれているスターバックス コーヒー 富山環水公園店があり、コーヒー買ってから川沿いを散歩すると優雅な気分になれました。
2歳ごろになると、のびのびと走り回ったり、公園内の花やカルガモなどを一緒に探しました。
最近は、公園近くの「KNBいりふねこども館」という、地元のテレビ局「北日本放送」が運営する施設へ行っています。雨の日や外遊びに疲れたときにピッタリで、絵本を読んだり、ニュースキャスターのまねっこをしたりして遊んでいます。娘は木の玉がたくさん敷き詰められたボールプールがお気に入りです。
その他、射水市にある「太閤山ランド」も、楽しいです! 特に園内にある「富山県こどもみらい館」がおすすめで、変わった遊具があったり、工作室や絵本が充実したライブラリー、おままごとができる部屋があったりと、おもちゃ箱のような施設です。
☆☆☆
Uターン就職で富山に戻り、そのまま結婚出産した流れでスッと富山に住みましたが、やっぱり食べ物は美味しいし、遊ぶ場所もあるし、何より思っていた以上に子育てのサポートがあって助かっています。田んぼ道を走ったり、畑で野菜を収穫したりと、自然の中でのびのび育つ娘を見るたび「富山に住んでよかったなぁ~」と思います。
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編集:はてな編集部