八千代台駅は京成本線の駅で、駅周辺に大規模住宅団地が5つあるため通勤通学の時間帯は多くの乗降客が利用します。快速特急や特急が止まるので都心へのアクセスが良く、成田空港へ行くのにも便利な駅です。また、駅からは団地行きのバスが各方面へ網の目状に運行しています。
駅の東口直結の商業施設「ユアエルム八千代台店」は、スーパー、衣類、日用品のお店のほかに、フィットネスクラブもあります。1階には海の広場「エルム水族館」があり、沖縄の海のさんご礁をイメージした大型水槽では熱帯魚が泳いでいます。反対の西口通路は「アピア八千代デパート」に直結していて、スーパーと書店、大型の手芸店があります。ハンドメイドが好きな人や、子どもの通園グッズをつくりたいママに人気のスポットです。さらに駅周辺はヘアサロンも多数。三菱東京UFJ銀行八千代支店や八千代台郵便局もあるなど、買い物のみならずさまざまな用事を駅前で済ませることが可能です。
西口には八千代市立八千代台小学校や八千代台図書館があります。図書館では視聴覚資料ビデオ・DVD・CDの貸し出しをしていて、子どもから大人まで幅広い年代の方が参加できるサークル活動などに利用されています。市役所では、屋上から富士山の山頂に太陽の光が輝く“ダイヤモンド富士”が見られます。鑑賞会も行っており、事前申し込みで参加することが可能です。その絶景を、家族や恋人と楽しむ地元の方も多くいます。
北東部には新川があり、春には遊歩道沿いに見事に咲く千本桜を見ることができます。ウォーキングをしながらお花見をするのもオススメです。また、駅から少し足を延ばすと、八千代台総合運動公園では毎年8月に八千代ふるさと親子祭の花火大会が開催され、多くの家族連れでにぎわいます。
八千代市では新川流域を中心に奈良・平安時代の墨書土器が多く出土しています。八千代市指定文化財となっている土器は、八千代台東南公共センターで期間限定で展示会が開かれることも。文化財班の職員が解説してくれるため、親子連れで見学すれば宿題のヒントが見つかるかもしれません。
もともとは高齢者の多い地域でしたが、駅と商業施設の直結通路が整備されたことや、新築マンションも増えたことから、若い世代の住民が増えてきています。
