下北沢、箱いっぱいのドーナツはまだ未来|文・ブン

下北沢はなんでも許してくれる街だ――。そう話すのは、古本屋勤務のブンさん。どんなときも帰ってきたいと思う街・下北沢への愛を綴っていただきました。

俳優・玉置玲央が語る、下北沢、高円寺などの小劇場文化と劇場のある街の魅力

住む街を愛すためには、まずその街の人を愛すことですね――。そう話すのは、俳優の玉置玲央さん。出身地である東京の中でも、演劇の街として知られる下北沢・高円寺の劇場と街の魅力、演劇を長く盛り上げ続けるために挑戦したいことなどを伺いました。

銀座のシティ感と中野・下北沢のアングラ感、東京の極端な両面性に育てられて。劇作家・根本宗子さん【東京っ子に聞け!】

今回お話を伺ったのは、月刊「根本宗子」を主宰の根本宗子さん。10代から劇場の多い下北沢や日比谷に通いつめる一方で、六本木や銀座といった華やかな街にも縁が深かったそう。目まぐるしいスピードで変化していく東京のさまざまな表情について、根本さんに…

私たちは、ちょっとだけ下北でできている。|文・かりん&ほのか(ゆとたわ)

それでもこの3年間、週に1日だけ、こうして下北沢の風を浴び、この街のなかで生きてきた――。そう話すのは、ポッドキャスト番組「ゆとりっ娘たちのたわごと(ゆとたわ)」を配信するトークユニットのかりんさんとほのかさん。ポッドキャストの収録に使用して…

下北沢、毎日同じ場所に行く、居る、光を浴びる。|文・塚崎りさ子

まちの中の同じ場所に居て、自分のペースで人と出会い、話す。同じ場所で日常と非日常の流れを体感する。積み重ねたことそのものが、私の何よりのお守りになっている――。そう話すのは、下北沢にあるBONUS TRACKなどでコミュニティマネージャーとして働く塚崎…

下北沢のど真ん中でハダシになる。25歳から30歳にわたる個人的な生活の足どり|文・椋本湧也

もしも旅が「ここではないどこか」を目指すものだとしたら、散歩は「ここにしかないどこか」を目指す日常の旅だと言えるだろう――。そう話すのは、ライターの椋本湧也さん。25歳から30歳までの5年間を過ごし、ことあるごとに散歩していたという下北沢の街と、…

「下北太郎」と言われてたけど|文・シャラポア野口

家賃と部屋数に惹かれて、下北沢に住むことになったライターやドラマーなどとして活動するシャラポア野口さん。再開発で大きく変わった下北沢の街の表情を、住民ならではの目線で捉えて綴っていただきました。

下北沢に10年住んだら「作家としての覚悟」が生まれた|浅野真澄(あさのますみ)さん【上京物語】

声優としてさまざまな作品に出演しながら、絵本やエッセイ、漫画原作や歌詞提供といった文筆活動もコンスタントに続けている浅野真澄(あさのますみ)さんに、東京での一人暮らし生活をスタートさせた永福町や、文筆活動という形で本と再び関わるきっかけを…

KEYTALKは下北沢に育てられました――小野武正の下北愛

インタビューと文章: 小沢あや 写真:飯本貴子 たくさんのライブハウスがある、音楽の街「下北沢」。この街を拠点に活動している4人組ロックバンド「KEYTALK」は、結成以来、商店街との協業イベントや路上ライブなど、10年にわたって、下北の街を盛り上げて…

10代で「下北沢」に憧れ、出入りを繰り返してきた私がこの街で暮らした3年間のこと

著者: 桜木彩佳 2016年の夏、私は下北沢をいつものようにフラフラと歩いていた。すると、井の頭線の高架下に見慣れない空間ができている。象でも快適に過ごせそうなほど巨大な檻。中にはいつくかの木が生えていて、テーブルや椅子もパラパラとあり、動物園…

「場」をつくれば予想外の出会いが生まれる。20点から始まった東京での生活――曽我部恵一さん【上京物語】

サニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストであり、ソロでも精力的に活動を続けるミュージシャンの曽我部恵一さん。上京から25年以上を経た今、地元・香川県の思い出の地「バリールイス」のこと、拠点を構えている下北沢のこと、名盤『東京』制作時…

私がこの街を好きな理由 〜下北沢〜

著: SUUMOタウン編集部 ここ数年、密かなブームとなっているのが「純喫茶巡り」。純喫茶とは、もともとは“アルコール類を提供しない純粋な喫茶店”を指す言葉でしたが、最近は“昭和の風情を残すレトロな喫茶店”のことを総じて「純喫茶」と呼んでいるようです…

下北沢と「魔法のバス」の向かう先

下北沢という街には、確かに「魔法のバス」の停まる場所がある――。長年、下北沢に足を運んでいるライターの柴 那典さんが、なじみのあるスポットや、その魅力について語ります。