リビングと和室を仕切る黒い障子、モダンな和風空間。

（旧株式会社ダイチでの事例です。）ご結婚を機会に､これまで奥様とご家族が住まわれていたﾏﾝｼｮﾝを新居としてﾘﾌｫｰﾑされたY様｡これまでは細かく仕切った部屋のため､風通しが悪く湿気がひどかったとおっしゃいます｡
せっかくﾘﾌｫｰﾑをするのなら､大きく間取りを変えて､自分らしい住まいにしようと､かなり綿密に話し合いをされました｡そして､二人の意見が一致したのが､｢広々と空間を使う｣ということ｡ﾘﾌｫｰﾑの計画がされてから､完成まで約1ヵ月というｽﾋﾟｰﾄﾞﾘﾌｫｰﾑ｡主なｺﾝｾﾌﾟﾄが決まっていたので思ったよりｽﾑｰｽﾞに工事がすすんだようです｡
とはいえ､Yさんのお宅には､既成にはない工夫とｱｲﾃﾞｱがいっぱい｡なかでも来る人が目を引くのが､寝室とﾘﾋﾞﾝｸﾞﾀﾞｲﾆﾝｸﾞを仕切る黒い建具の障子と琉球畳｡｢寝室として使うだけでなく､ﾘﾋﾞﾝｸﾞの延長として利用したかったんです｡ﾘﾋﾞﾝｸﾞの襖を開けると和室というのは､しっくりこないと思いまして｣とご主人｡もうひとつのﾘﾋﾞﾝｸﾞとしての存在感を発揮している琉球畳も､ご主人の提案｡ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞとも巧く調和し､ﾓﾀﾞﾝながらぬくもりを感じさせる空間に仕上がっています｡