築37年を経て外観、内装ともに傷みが気になり、耐震面にも不安があったOさんのお住まい。「大雪が降ると重さで雨戸がガタガタと鳴り、床もきしんで心配でした。そこで、この先も長く安心して暮らせるよう、住みながらの全面リフォームをお願いしました」。外観は焼杉板風の腰壁で和の趣を活かしつつ、端正な佇まいにイメージチェンジ。1階につくり出した広くて明るいナチュラルテイストのLDKで、くつろぎに満ちた暮らしを満喫されている。「真夏の工事でしたが、職人さんたちが汗をかきつつ頑張ってくださいました。毎日、現場をきれいに掃除してもらえたのも好印象。LDKが心地いいので、家族が自然と集まります」と微笑むOさんだ。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
築年数 | 37年 |
間取り | [ Before ] 6LDK → [ After ] 4LDK |
目的 | 耐震補強、家の老朽化、自然素材 |
リフォーム箇所 | 外壁・屋根、玄関、リビング・ダイニング、キッチン、洋室、和室、浴室・バス、洗面所、トイレ |
新しくした設備 | キッチン/クリナップ(クリンレディ) トイレ/TOTO(ピュアレスト) 外壁材/ニチハ |
費用 | 2180万円 |
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費用概算 |
仮設解体費: 1,500,000円 建具工事費: 1,500,000円 木工事費: 10,150,000円 電気工事費: 450,000円 内装費: 600,000円 サッシ交換: 1,800,000円 水回り工事: 3,000,000円 屋根外壁塗装: 1,000,000円 サイディング: 1,800,000円 |
工期 | 2ケ月 |
リフォーム面積 | 132.00平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
近所にリフォームスタイルで改築されたお宅があったので、名前は知っていました。ホームページを閲覧したら、スタッフ紹介のところに職人さんの顔写真やコメントも載っていて、きちんとした職人さんが施工してくれる印象を受けました。担当者さんの丁寧な対応にも好感を持ったので、安心して依頼しました。
ご家族とお打ち合わせを重ねてプランを練っていきました。経年劣化で外観、内装とも傷みが目立ち、特にご心配されていたのが耐震性でした。また、1階の間取りは細かく仕切られ、圧迫感のある印象で、収納も不足気味でした。そこで構造、間取りともに見直して耐震性を高め、広々と明るいLDKをとるプランをご提案しました。
耐震壁を増やし、構造も補強して耐震性をアップし、グラスウールや発泡ウレタンの断熱材で家を包んで断熱性を高めました。和室を撤去して広いLDKをつくり出したのもポイント。隣り合う洋室は扉を開放すればLDKと一体になって広がり、扉を閉めると客間として使えます。また、なるべく家具を置かずに暮らしたいとのご要望に応えて、キッチンのパントリーをはじめ収納を随所に設け、キッチン前にはカウンターを造り付けに。インテリアにもこだわって、ナラ材のフローリングや天井の木梁でナチュラル感を演出しました。
建築当時の耐震基準のため現在では強度が足りず、窓が多くて壁面も少なかったため、耐震性に不安がありました。そこで、耐震計算を行って耐力壁を増やし、天井・床を壊さずに耐震補強することができる壁補強キット「かべつよし」も採用。さらにキッチン脇の筋交いや天井の梁を新たに設置して、耐震性を大きく高めました。
雨戸がガタついたり、床がきしむなど老朽化が進行。特に床は傷みが激しい状態でした。そこで外観からリフレッシュし、傷みを補修して内装も一新。壁はグラスウール、床は発泡ウレタンを充填して断熱性能も高めました。2部屋の和室を取り払ってつくり出したLDKは、以前とは明るさも広がりも見違えるようです。
「明るくナチュラルな雰囲気にしたい」というOさんのご要望に応えて、1階の床は美しい木目を持つ無垢ナラ材を表面に貼った突板フローリングで仕上げ、明るく清々しいイメージに。LDKの天井に走る化粧梁やキッチン横の筋交いが木の家の温もりを感じさせます。無垢材のダイニングテーブルがよく合う空間になりました。
隣接する2部屋の和室を取り払ってつくり出した伸びやかなLDK。床はナラ材の突板フローリングを貼り、天井には補強を兼ねた木梁を走らせて、ナチュラルモダンなインテリアのアクセントに。黒のレールライトは息子さんのチョイス。「空間が引き締まってかっこいい」とご家族みんなのお気に入りだ。床と壁に断熱材を入れたことで、断熱性が高まり、夏も冬も快適に
キッチン背面には奥行を2段階に設計し、モノの大きさに合わせて無駄なく収納できるパントリーを造作。食器類はもちろん、電子レンジや炊飯器なども収納している。キッチン手前のカウンターは、ちょっとした食事もとれるスペース。脇に造作したデスクは、パソコンコーナーとしても重宝。スマートフォン充電用のコンセントも設置している
木の温もりを活かした美しい内装で、見違えるイメージになった玄関ホール。ホールに上がって左手の扉を開けると、洗面室を移動して作った広い収納スペースが広がる。天井までのシューズクローゼットは姿見付きなので、外出時に身だしなみもチェックできて便利
和室もモダンに。縁のない色違いの畳を市松敷きにした演出は、リフォームスタイルの提案。「おしゃれで気に入っています」とOさん。客間や予備の部屋として使われる予定だ。Oさんがカタログから選んだシックなグレーの襖がアクセントになっている
建築士を目指していた息子さんが、自らコーディネートした自室。アクセントクロスをシンプルな内装のポイントに。奥に造り付けたL字のデスクは高さを身長に合わせ、前面と側面で奥行を変えるなど、使い勝手にもこだわっている。「コンセントの位置も、配線がスマートになるように指定しました」
既存の和風の外観イメージを活かしつつ、焼杉板風の腰壁をまわしてイメージチェンジ。白壁とのコントラストが美しい。黒の雨樋やサッシ枠で全体を引き締めている。傷みが激しかった門まわりも刷新。「すべて高杉社長が提案してくれました」とOさん
会社名 |
リフォームスタイル(リフォームスタイル株式会社)
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