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昨年に引き続き2位に入ったのは梅田。ここでは、阪神電鉄、阪急電鉄の梅田駅、市営地下鉄の梅田駅を合わせて集計したものを「梅田駅」としている。梅田はこれだけ多くの路線が集まる巨大ターミナルであると同時に、さまざまな百貨店や専門店が集積する商業の街でもある。さらに、大型最新オフィスが建ち並ぶビジネス拠点としての顔、大阪の2大繁華街「キタ」に隣接するナイトスポットとしての顔も持つなど、多彩な魅力を備えている。
また、最近では大規模な再開発が話題に上ることも多い。象徴的なのは、2013年4月に開業した「グランフロント大阪」。オフィスとナレッジキャピタル施設、専門店街、高級ホテルやタワーマンションが並ぶ新しい街として誕生した大阪の新しい顔だ。開業後1年間で5300万人が来訪する人気ぶりで、梅田の人の流れを大きく変えた。なお、このエリアはJRの貨物駅跡地の再開発によって誕生した「うめきた」の先行開発区でもあり、第2期の計画がこれから具体的な検討に入ろうとしているところだ。JR大阪駅の北側には広大な更地が広がっており、どんな街へ変貌するのか期待を集めている。
梅田地区では商業施設の再開発も進む。阪急百貨店が2012年に全面建て替えされたのに続き、2015年から阪神百貨店も建て替え工事がスタート。こちらは2021年に完成予定となっている。また、JR大阪三越伊勢丹百貨店は、専門店と百貨店を融合した「ルクア1100」として2015年4月に再オープン。さらには、阪急梅田駅の東側の茶屋町でもいくつもの再開発が進んでおり、現在も小学校跡地が大学施設へと生まれ変わる工事が進められているところだ。梅田から徒歩圏の中津駅では、駅直上の再開発でタワーマンションが誕生し、隣接するホテル跡地も再開発を検討中。お初天神通りでも小学校跡地がタワーマンションとなる予定。このほかにも再開発やマンション開発が目白押しとなっている。
そんな梅田の気になる住宅事情だが、実は「梅田」として捉えられる街の範囲は広く、地下鉄中津駅、阪急中津駅、阪神福島駅など近隣の駅や、バス便利用で最寄駅を「梅田」として分譲されている新築マンションも多い。こうした周辺エリアからは徒歩や自転車による移動もできるうえ、必要に応じてタクシーなどを利用すれば「梅田で暮らしている」という実感は得られるはず。都市での暮らしを満喫できる住宅の選択肢は想像以上に多いのだ。
中古物件では駅徒歩10分圏ではタワーマンションが中心となる。例えばグランフロント大阪のタワーマンションのペントハウスが8億円、茶屋町のタワーマンションでは50m2弱の1LDKが4300万円と幅広い一方、徒歩6分で築37年のリノベーションマンションが70m2で1980万円からとリーズナブルな価格の物件もある。範囲を広げると中古物件の選択肢は大幅に広がるだろう。北区中津、中崎町、大淀、福島区福島といった周辺エリアは古くからの街並みが残る場所もあり、物件数も多い。
賃貸物件では、シングル向けからファミリー向けの2LDK、3DKも10万円以下から探せる一方で、グランフロント大阪のタワー棟では90m2台で50万円と、予算とニーズに応じてさまざまな選択が可能だ(SUUMO掲載情報より抜粋、2015年2月16日時点)。
大阪の中心駅として、梅田の存在感はこれからも揺るぎないものであり続けるだろう。
大阪を代表する地域だから。再開発が進んで有名なお店やホテルも増え注目されている地域。新幹線、飛行機など遠方へ行くときに便利。
娯楽施設が多い。大型書店がいくつかあり、本好きな私としては天国のような街。阪急、JR、地下鉄が使え、どこに行くにも便利な場所。
複合施設がたくさんあり交通の便も良いし、開発が進んで綺麗な街になったため。
デパートがたくさんあるので、華やかな生活ができそうなイメージがある。 中之島・梅田近辺のタワーマンションに住んでみたい。
大阪で今一番発展していて話題の飲食店、商業施設がある一方、少し外れれば閑静な高級マンションが立ち並ぶ理想的な街だから。