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3番目に重視したいことは『間取り・プラン』です。
震災後、長時間にわたる停電や食料品・飲料水など生活用品の入手困難な状況を経験したことから、明るく風通しの良い家づくりや、保存食・水を備蓄できる収納スペースの設置などが求められる傾向にあります。
また、家族が集うリビングルームの存在にも注目が集まっており、家族みんなが集まって過ごすことで安心感と節電効果を得られるというメリットがあります。
採光性が良いと室内が明るく暖かいだけでなく、気持ちも明るくなってくるものです。
しかし、採光性だけを良くしても室内が暑くなりすぎるため、室内温度を調整するためには通風性も同時に考慮する必要があります。その両方を効果的に高める秘訣は、実は「自然との共生」にあります。
「自然と共生する」家づくりには、まず敷地の立地や日照・風向きなどの環境を調査・シミュレーションを行います。その結果から採光性や風通しを良くするための開口部の位置決めや、夏の木かげをつくり冬の日差しをさえぎらない南側の落葉樹、涼しさを生む北側の常緑樹などの樹木の設定などを行っていきます。
自然と共生する家づくりは、快適で心地よいだけでなく、敷地と建物に無理をさせず、光熱費を抑えられるので家計と環境にやさしい家づくりといえます。

今回の震災では、避難道具や非常食や飲料水などを備蓄しておく収納スペースの重要性が見直されています。しかし、たまにしか使わないからと、収納スペースを使いづらい場所に設けたのでは意味がありません。
収納の極意は「適材適所」。日常の使い勝手を考え、必要な場所に必要な広さの収納スペースを設けることが大切です。
収納スペースの設置は、建物の壁と壁の間や小屋裏(屋根裏)、床下、各階の間など、さまざまな場所に設けることも可能ですので、プランニング段階で設置場所を相談してみましょう。


今注目なのが太陽光発電システムを取り入れた住宅です。
日中は太陽光を利用してCO2排出量を抑制しながら発電を行い、非常時には緊急用の電源を確保することができます。
今なら経済産業省が「住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金」として太陽電池モジュール最大出力(公称)1kW当たり4.8万円を交付してくれる制度を活用できます。また、都道府県や市区町村でも補助金交付制度を行っている場合がありますので調べてみましょう。


大手ハウスメーカーからも屋外への避難動線の確保など非常時対応を考慮した間取りプランが提案されています。
このプランでは、階段を下りてすぐに玄関口が見えるようにするなど避難時に安心感を与えるように配慮されています。
非常時の慌てている中、安全でスムーズな避難ができることは生死につながる重要なポイントとなります。
避難動線を考慮した家づくりをする際は、日常生活の利便性を損なわない間取りづくりとのバランスを考えてプランニングすることが長く暮らせる家づくりにつながります。
