今、家づくりで重視したいことランキング(耐久性)

今、家づくりで重視したいことランキング

2位 耐久性

Q:東日本大震災以降、「耐久性」に関する意識は変化しましたか?

これから建てようとしている人の場合

2番目に重視したいことは『耐久性』です。
日本の住宅の平均寿命は約30年。アメリカの約55年、イギリスの約77年と比べると大変短い状況となっています。
耐久性の高い家の例としては「長期優良住宅(100年住宅)」が挙げられます。
これは、2009年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」により具体的な認定基準を定めた長期間にわたり住み続けられる優良な住宅のことをいいます。
耐久性の高い家づくりは「長く住み継いでいける」「資産価値を長期間維持できる」「環境にやさしく経済的である」という3つのメリットがあります。

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これから建てようとしている人

  • これから何十年も暮らす家だから、老後に建て替えをしないで済むようなしっかりした構造の家づくりが重要だと考えるようになりました。(女性⁄27歳⁄山口県)
  • 多少高くついても耐震性能や耐久性能を重要視する必要があると考えるようになりました。(男性⁄33歳⁄北海道)
  • 長く住む為には、定期的な点検・メンテナンスやハウスメーカー主催の講習会への参加などを検討しています。(女性⁄31歳⁄栃木県)
  • 以前は、建売やロープライス物件を検討していましたが、長期優良住宅を選びたいと思うようになりました。(女性⁄36歳⁄静岡県)
  • 人生で一番大きな買い物です。子どもの代まで安心して住めるような丈夫な家を買おうと思っています。
    (女性⁄29歳⁄東京都)

耐久性能が高い家づくりのためのアドバイス

【Lesson1】「構造」と「間取り」のプランニングが長寿命化の基本!?

「マルチバランス構法」の建築現場

住宅の耐久性を高めるには、耐久性の高い構造や部材を採用する「構造の長寿命化」と、家族が長年暮らしていくことを考慮して間取りプランを設計する「間取りの長寿命化」を組み合わせる必要があります。
プランニングに際しては、風向き、風量、雨量なども調査・計算して、街(地域)や敷地・環境に相応しい家を建てることも高耐久性=長寿命化には必要な条件となります。

[写真]木造軸組構造を進化させ、柱・土台・壁・床に高性能構造材を使用した「マルチバランス構法」の建築現場
写真提供:住友林業株式会社

【Lesson2】長寿命化の最大の天敵は「湿気」だった!

家の耐久性を高める(長寿命化)ための1つ目のポイントは「壁の中に湿気を溜めない(発生させない)こと」です。
壁の中や床下の湿気は、雨水の浸入や結露、地面からの水蒸気などが原因であり、湿気が発生することで壁の中の部材や配管・配線を腐食させたり、錆を発生させたりします。
この対策として、住宅会社では断熱効果を高める「外張り断熱技術」に独自の工夫を加えて、外壁内に湿気がこもらないようにする技術を施すことで湿気の発生防止を実現しています。

「外張り断熱通気外壁」構造図
[写真]断熱性能の高さに加え、防水性と結露抑制性能も併せ持つ、ダイワハウスの「xevo」シリーズに標準装備の「外張り断熱通気外壁」構造図資料提供:大和ハウス工業株式会社
防水シート
[写真]万が一、外壁部分より雨水が浸入した際には、外壁内に施工された防水シートの高分子吸収体が水分を吸収し、ゲル化しながら膨張することで侵入口を塞ぎます(写真は、住友林業株式会社が採用している「高分子複合防水シート」)写真提供:住友林業株式会社

2つ目のポイントは「雨水を浸入させないこと」です。
雨で外壁が濡れた状態が続くと損傷が早まります。
それを防止するために建築段階で外壁の内部に防水シートを施工したり、外壁の外側と内側に二重防水を施したり、暴風雨を想定して屋根と外壁の間や開口部周りの防水性を高めるなど、最新の防水技術を導入して耐久性の向上を図っています。

【Lesson3】長寿命は定期的なメンテナンスで決まる!

建物も定期的な点検やメンテナンスを実施することで、不具合箇所を早期に発見・修繕できるため、長期間建物を維持することができます。住宅会社では、無償点検サービス期間を超えて、50年間~60年間までの有償による定期点検サービスを提供している会社もあり、建物の長寿命化を図るためには利用したいサービスです。

[写真]定期点検とメンテナンスにより長期間にわたり快適な住まいを維持できます
写真提供:大和ハウス工業株式会社

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構成・取材・文・撮影/桑原泰弘
公開日 2011年11月16日
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