金融公庫(キンユウコウコ)の意味・解説
沖縄振興開発金融公庫とは、沖縄における政策金融を一元的・総合的に行う、全額政府出資による政府金融機関。1972年（昭和47年）に「沖縄振興開発金融公庫法」に基づいて設立された。
かつては、小企業や個人に対して小口の事業資金融資業務などを行った国民生活金融公庫をはじめ、住宅金融公庫、中小企業金融公庫など、国の経済・社会政策等を実現するために融資を行う金融公庫が複数存在したが、政策金融改革による統廃合が行われ、住宅金融公庫は2007年（平成19年）に廃止され、独立行政法人「住宅金融支援機構」が業務を承継。また、2008年（平成20年）には、国民生活金融公庫・中小企業金融公庫・農林漁業金融公庫などが、株式会社日本政策金融公庫に統合され、現在、金融公庫は「沖縄振興開発金融公庫」のみとなっている。
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