お嬢様が生まれてから、「子どもの成長のためには、祖父母と三世代で暮らすのが理想的」と考えるようになったNさん。それまで住んでいたマンションを引き払い、妻の実家をリフォームしてご両親と同居することにしました。「せっかく一緒に暮らすのだから、三世代の交流を楽しめる家にしたい」と、世帯ごとに空間を分けない「完全共有型」の二世帯住宅にすることに。以前は、親族が集まるための和室3部屋が中心の間取りで、家族がくつろぐための空間がありませんでした。そこで、和室をつなげて約30畳のLDKをつくるなど、二世帯が共にゆったり過ごせる開放的な間取りに変更。多世代が一緒に暮らす幸せが詰まった家になりました。
建物タイプ | 一戸建て |
---|---|
リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 両親+夫婦+子ども1人 |
築年数 | 35年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] その他 |
目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、二世帯 |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洗面所、収納、玄関、その他 |
新しくした設備 | キッチン/LIXIL、トイレ/TOTO、浴室/TOTO、洗面/TOTO |
費用 | 4300万円 |
---|---|
費用概算 |
仮設解体工事: 5,500,000円 屋根・外壁工事: 1,000,000円 木工事: 13,500,000円 内装・建具工事: 11,000,000円 設備工事: 4,000,000円 電気・給排水工事: 5,000,000円 その他工事: 3,000,000円 |
工期 | 6ヶ月 |
リフォーム面積 | 208.68平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
「重量鉄骨造のリフォームだから大手メーカーがいいだろう」という父のアドバイスで、数社に見積りを依頼。その中で、大和ハウスリフォーム営業担当の大竹さんの豊富な知識と人柄の良さに家族全員が惚れ込み、お願いしました。地盤や建物の耐震性など、事前調査をしっかりしてくれる点も安心できました。
家の北東角にあったダイニングキッチンは暗くて手狭なうえ、南側のリビングから離れていて、家族で一緒に過ごせる空間ではありませんでした。家の大半を占めるのは、親戚が集う時のための3部屋続きの和室。“特別な日”をメインに据えた間取りは、家事動線や生活動線が考慮されておらず、暮らしにくい家になっていました。
二世帯住宅は共有型から完全分離型までバリエーションが広いので、お客さまのお話をしっかりと伺い、ご希望をくみ取るように心がけています。Nさんは完全共有型をご希望だったことから、二世帯が集えるスペースづくりを中心にプランニング。北側にあったキッチンを南側に移動するために、配管をすべて取り替えるなどの工事が必要になりましたが、家族が共に同じ時を過ごせる家が完成。快適さはもちろん、大人数でも動きやすいように動線にも配慮したので、「週末には皆で料理を楽しむのが習慣になりました」と喜んでいただけました。
左から設計担当/大竹 佳織、営業担当/大竹 晴久
ダイニングキッチンは北側、居間は廊下をはさんで南側にあり、団らん空間が分断されていました。そこで、和室3室と広縁をつなげて、家族でゆったり過ごせるLDKへと一新させました。ご両親も「使っていなかった和室が、こんなにも明るくて広々としたLDKになるなんてビックリしました」と喜んでいただけました。
玄関からリビング、水回りなど、3世代が共用するスペースは、茶系をベースにしたスタンダードなデザインで統一。どの年代にとっても心地よい空間に演出しました。一方、ハワイが大好きだという子世帯のスペースには、ステンドグラスや青空柄の壁紙を使うなど、個性を生かしたデザインでまとめました。
Nさんが望んだのは、プライベートルーム以外の空間を共用する二世帯住宅。キッチンは大人数でも使いやすいアイランド型にするなど、二世帯が共に快適に過ごせる空間づくりを目指しました。また親戚が集うときのための空間として、板の間のある8畳の和室を用意。家族はもちろん、親戚との交流も楽しめる住まいになりました。
リビングと広縁があった和室をつなげて、南向きの広いLDKに変更。大きな窓から日差しがたっぷりと入り、手入れの行き届いた庭をリビングから楽しむことができるようになった。構造上残した柱は、飾りの格子と組み合わせて、DKとリビングの間のさりげない間仕切りとして活用。広いLDKのアクセントにもなっている
建物の北東部にあったキッチンを、配管をすべて取り換えながら南側に移動。ご夫妻とお母さまが一緒にお料理を楽しめるように、また、キッチンから庭の緑を眺められるように、アイランド型のオープンキッチンを採用。また、大人数でも使いやすいようにキッチンの通路は1200mmの幅を確保。キッチンまわりの床は、水に強いタイル敷きとした
脱衣・洗面室のすぐ近くに勝手口を用意。洗濯した衣類を最短距離で干しに出ることができる。また、勝手口のほかに家族用玄関をつくり、家全体の回遊性を向上。「生活スタイルに合わせた動線なので、家事もしやすいです。面積は同じなのに、生活にゆとりを感じられるようになりました」と喜んでいただけた
以前から玄関として使っていた場所を、来客専用の玄関に変更。家族用の玄関はキッチン近くに新設したので、来客用の玄関には収納もそれほどつくらずに済み、すっきりとゆとりのある印象にまとめることができた
会社名 |
大和ハウスリフォーム(大和ハウスリフォーム株式会社)
|
||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対応エリア |
全国
|
||||||||||||||
会社概要データ |
|
||||||||||||||
お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
番号を表示 | ||||||||||||||
その他のデータ |
|