Tさんご家族が暮らすのは、築100年の古民家。老朽化が進んでいたうえ、耐震性にも不安がありました。「当初は建て替えも考えましたが、古いものを壊すのは代々受け継がれてきた文化を壊すことになってしまう。古民家の魅力を残しながら、暮らしやすい家に再生したいと考えました」とTさん。家族のふれあいを大切にしたいとの希望に、担当の下澤さんが提案したのは家の中心にLDKを設けることで、各部屋へはここを通って出入りするというプラン。「家族が自然と顔を合わせることができ、温もりを感じることのできる住まいになりました」とTさんもお喜びです。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども1人+母+妹 |
築年数 | 100年 |
間取り | [ Before ] その他 → [ After ] 4LDK |
目的 | 構造補強、老朽化、間取変更、デザイン |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、浴室、洗面、トイレ、洋室、和室、外装、屋根、玄関、廊下 |
新しくした設備 | キッチン/サンウエーブ、バス・トイレ/TOTO、床材・建材/ウッドワン、建具/トステム、屋根/日新総合建材、外装/KMEW・エスケー化研 |
費用 | 3353万円 |
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費用概算 |
標準工事: 9,853,000円 改造工事: 4,230,000円 減築工事: 1,064,000円 照明・その他工事: 3,652,000円 オプション工事: 10,225,000円 諸経費: 2,902,000円 消費税: 1,596,300円 |
工期 | 約6ヶ月 |
リフォーム面積 | 139.72平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
『新築そっくりさん』は古民家再生の実績が豊富で、担当の下澤さんの専門知識の多さや、熱心さも印象的でした。かつて手掛けた古民家再生の写真等を見せてもらったことで、工事のプロセスや完成後の様子が具体的にイメージできたことで依頼を決めました。
築100年が経ち、耐震性にも不安があった。また、細かく仕切られた、昔ながらの「田の字型」間取りで、使い勝手が悪く、日中でも照明が必要なほど暗かった。
約30年前に増築したことで構造のバランスが崩れていました。そこで、増築した部分を減築して、土台や基礎をいちから見直す工事を行い、耐震性を高めました。また、間取りも、大空間のLDKを中心にした、現代の暮らしにあわせた間取りに一新。天井を上げて、吹き抜けにした部分にトップライトを設置したことで、明るく開放的な空間を実現しています。
下澤重夫さん(一級建築士)
築100年の古民家が醸し出す風格、重厚感を引き出しながら、新しく生み出した空間やモダンなインテリアとバランスよく調和させるよう、Tさんと綿密な打ち合わせを重ね、設計を行いました。LDKは天井を上げて吹き抜けとし、トップライトを設置。これまで天井裏に隠れていた梁を見せ、ゼブラ柄の鮮明なフローリングやシャンデリアを採り入れ、古民家の趣とモダンさを融合しています。
細かく仕切られていた間取りは、和室二間と広縁まで取り込み大空間のLDKに。さらに、LDKを家の中心に配置したことで、各部屋へはこのLDKを通って出入りする動線に生まれ変わりました。「家族が落ち着いて、一緒に過ごす時間が増えました」とTさんも大満足のご様子です。
長く水平に伸びる軒が印象的な和の佇まいは残しながら、屋根を金属瓦に葺き替えて軽量化。さらに土台の束石などもひとつひとつ見直すなどの工事で耐震性を高めた。「屋根などの古民家独特の意匠も、高い施工技術で見事に再現してくださいました」とTさん
料理をしながら会話もできるオープンなキッチン。「片付けなどもみんなで手伝うようになりました」。キッチンの天井は消臭効果のある炭のボード貼りに
会社名 |
住友不動産の新築そっくりさん(住友不動産株式会社)
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対応エリア |
全国 一戸建て:全国、マンション:北海道・宮城・首都圏・愛知・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・広島・福岡 ※一部地域を除く
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会社概要データ |
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お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
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その他のデータ |
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