ご夫婦ともに戸建てで育ったというAさん。マイホーム購入も当初は戸建てを考えていたそうです。「でも、狭小住宅には抵抗感があり、自分たちらしい暮らしをイメージする中でマンションも視野に入れることに。新築にピンと来なかったので、中古リノベーションまで選択肢を広げました」。実際、リノベーションでどこまでできるのかを知るためにスタイル工房の相談会に参加。物件選びのポイントなども参考にして、気に入った中古マンションを見つけたそう。その段階で改めて同社にプランを依頼。収納アドバイザーの有資格者である妻のこだわりと、効率性・利便性を考慮した動線の工夫により、Aさんご家族にぴったりの住まいとなりました。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
築年数 | 16年 |
間取り | [ Before ] 2LD・K → [ After ] 2LDK |
目的 | リノベーション、収納力UP、自然素材 |
リフォーム箇所 | LDK、洗面所、浴室、トイレ、洋室、廊下、玄関、収納 |
新しくした設備 | 洗面台 アイカ(スタイリッシュカウンター) キッチン TOTO(クラッソ) UB TOTO(マンションリモデルWY) |
費用 | 1500万円 |
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費用概算 |
仮設・解体・撤去: 1,200,000円 木工・内部造作: 4,400,000円 耐震・断熱: 200,000円 内装仕上げ: 1,700,000円 什器設備: 2,600,000円 設備(給排水・電気): 3,100,000円 空調・換気: 200,000円 その他: 1,600,000円 |
工期 | 約5ヶ月 |
リフォーム面積 | 約66平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
スタイル工房さんはホームページの事例が豊富。物件の築年数や広さ、価格も掲載されているので、とても参考になりました。相談会ではリノベーションの可能性や物件選びのポイントなどもわかり、有意義な時間を過ごすことができました。訪問した店舗にはキッズスペースもあって子ども連れでも安心でした。
一番のポイントは一方通行だったキッチンの動線と収納力。そこを改善して家事効率を良くしたいとお考えでした。各所の収納は必要な場所に必要な量をご希望で、玄関周りは今後の収納量に対応できるように。また、夫婦それぞれのワークスペースが欲しい、壁には漆喰や珪藻土を使いたいなどのご要望がありました。
前オーナーが一度リノベーションされたお住まいは広々としたLDKが魅力的でした。その開放感を損なわないよう、梁型や排水ルートを見極めながらセパレート型キッチンをご提案し、スムーズな動線と充実した収納を実現しています。リビングを圧迫することなくワークスペースも確保できました。玄関はお子様の成長を踏まえて土間タイプのSICとし、収めるモノや量の変化にフレキシブルに対応できます。各部屋のクローゼットはスペースは変えずに内部を造り替えて使い勝手と収納効率をアップ。珪藻土の壁で湿気の多い時期も快適に過ごせます。
チーフプランナー/黒沢 拓也
キッチンの向きとスタイルを変えたことで、以前よりも一体感と使いやすさが増したLDK。アクセントクロスやキッチン周りのタイルには好きなブルーを選び、ナチュラルな雰囲気に爽やかさをプラスしました。折り下げ天井に木目をあしらうなど、素材感も大切にしたインテリアで温かみのある住空間に仕上げています。
妻は収納アドバイザーの資格を持った収納のプロ。大きな空間にまとめて仕舞う集約型よりも、欲しいところに適量を備えた分散型を希望していました。それを踏まえて限られた空間の有効活用と機能性を追求。キッチン周りは設備の奥行きを利用して家電スペースとパントリーを確保し、既存よりも収納力を高めています。
自然素材に興味があったAさんは「リビングはソファを置かず、床でゴロゴロしたい」ということで、より自然な肌ざわりにこだわりも。そこで、床暖房に対応するオーク三層フローリングの挽板タイプを選ばれました。壁には調湿・消臭効果の高い珪藻土を用い、木ゴテの仕上げも施工現場で確認。好きな風合いを出しています。
ダイニングに向かって対面だったI型キッチンをセパレート型に交換。テーブルと横並びにすることで動線が格段にスムーズになった。背面のレンジの厚みを利用して家電スペース&パントリーを設置。扉がなくてもリビング側からは見えないのも嬉しい。妻用のワークスペースも確保できた
大きな2面の窓があるLDKはとても明るく開放的。Aさんご家族はリビングにソファを置かず、床でゴロゴロくつろぐ派。キッチンの向きを変えたことで、さらに一体感が高まり、料理をしながら窓の外の景色を楽しむこともできるようになった
LDK内にも適所に適量の収納を確保するため、リビングドアの両サイドに扉付き収納を設けている。キッチン側は既存の収納スペースを造り替えたもの。リビング側は新たに壁を立てて造作した。角には飾り棚を取り付けて、圧迫感を軽減する工夫も施されている
既存の梁型や排水ルートを考慮してセパレートタイプのキッチンをセレクト。省スペースでありながら作業台が広く取れ、お子さんが手伝ってくれるようになったそう。正面の収納は食器棚として活用。「カテゴリー別に収納するのがコツ。最初に置き場を決めておくと片付けもラクですよ」
既存のレイアウトはそのままに、洗面台とユニットバスを交換。洗面台はオープン収納のシンプルデザインを採用した。「これまで何でも隠すのがいいと思っていたけれど、扉がなくてもいいんだなと実感しました。使いやすくて重宝しています」
玄関横の納戸スペースを使って土間続きのSICを設置。ハンガーパイプや可動棚を設けて、将来の物量にフレキシブルに対応できるようにした。土間は形や大きさの異なるタイルを組み合わせたデザインでお洒落な雰囲気に。玄関~LDKまで珪藻土の塗り壁を採用し、爽やかな空気が迎えてくれる
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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