「子どもが生まれる前に持ち家を」と、住み替えに踏み切ったKさん。もともとリノベーションに興味があり、当初から中古マンション購入をお考えでした。半年余りの間に内覧した物件は30以上。その中から比較的築年数が浅く、ワイドスパンで専有庭が広い物件を購入することに。リノベーション予算を抑えるため、間取りをあまり変えずに理想的な住空間が可能なことも選んだポイントに。スタイル工房は現地調査の際、どこまで既存を活かせるかを精査し、的確な提案でKさんの要望に応えました。お庭とも調和するナチュラルテイストにグレーをうまく効かせて、お洒落な雰囲気に仕上げました。
| 建物タイプ | マンション |
|---|---|
| リフォームの種類 | 複合リフォーム |
| 家族構成 | 夫婦 |
| 築年数 | 17年 |
| 間取り | [ Before ] 3LD・K → [ After ] 2LDK+S |
| 目的 | リノベーション、中古購入、収納力UP |
| リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、洗面所、浴室、トイレ、寝室、洋室、収納、玄関、廊下 |
| 新しくした設備 | キッチン、グラフテクト ユニットバス・トイレ TOTO 浴室乾燥機 パナソニック 洗面ボウル サンワカンパニー |
| 費用 | 920万円 |
|---|---|
| 費用概算 |
仮設・解体・撤去： 900,000円 木工・内部造作： 2,200,000円 内装仕上げ： 900,000円 什器設備： 2,300,000円 設備（給排水・電気）： 1,600,000円 その他： 1,300,000円 |
| 工期 | 2ヶ月 |
| リフォーム面積 | 75平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
自分たちで物件探しをしながら施工会社はネットでチェックしていました。スタイル工房さんは物件紹介からリノベーションまでサービスを行なっているので、中古物件のことをよく知っているという安心感がありました。実際、現地調査でも細かく確認した上で、予算に合うように様々な提案やアドバイスをしてくれました。
中古物件を購入するにあたり、築20年以内という条件を設けたKさんご夫妻。できるだけ既存を活かしてリノベ費用を抑えたいという思いがありました。工事はLDKと水廻りを中心に検討。ワイドスパンを活かした開放的なLDKやたっぷりとした収納を最小限の工事で実現すること、既存の床暖房を活かすことを希望されていました。
間取りを変更しやすい物件でしたので、和室を一体化した開放的なLDや対面キッチンの実現、ウォークスルークロゼットの新設などは容易に計画できました。問題は床暖房。現地調査で細かく構造をチェックし、既存のパネル1枚は再利用。ダイニングの配管は活かして元和室からリビングに新設。床を剥がす工事を最小限に止めています。その他、玄関のタイルはそのまま活かし、居室の建具は塗装のみに。システムキッチンはフラットタイプで立ち上がりやカウンターを作らない形をお勧めするなど、いかにコストを抑えるかのご提案もポイントです。
コーディネートプランナー／鈴木 奈々子
せっかくの間口の広さを分断する和室を撤去し、一角に設けた土間でお庭とのつながりを演出。キッチンは家族の顔が見える対面式に。陽光たっぷりの明るく開放的なLDKとなりました。木目が美しい床暖対応のフローリングや光の当たり方で表情が変わるタイル、照明など、素材にこだわって好みのインテリアに仕上げています。
物件探しにあたっては、駅近、築20年以内、床暖房、間取りの可変性、専有庭付きといった条件に妥協せず、じっくりと検討しました。購入に至ったマンションはさらにワイドスパンで専有庭が広かったことが決め手に。現地調査では、特に既存の床暖房を利用できるか否かを念入りに調査。床を剥がす工事を最小限に抑えました。
ダイニングスペースだった部分に玄関からリビングまで抜けられるウォークスルー・クロゼットを新たに設けました。SICを兼ねながら大きなモノも収納できる空間となっています。また、リビング収納はフロートタイプを採用することで、床暖房は活かしながら、奥行きの制限なくたっぷりの収納を確保できました。
中古で購入したマンションは広々とした専有庭が決め手のひとつ。その庭に面していた和室を取り込んで間口いっぱいの開放的なリビング・ダイニングを実現した。陽射しもたっぷりと入り、日中は照明いらずの明るさ。陽だまりのような空間で庭を眺めることができる家族の憩いの場に
和室だった部分にも床暖房を新設。ガーデニング作業をするための土間も設えた。左手はダイニングスペースを活用して生まれたウォークスルー・クロゼット。その下に敷かれていた床暖房は撤去したが、配管を使うことができたため、工事の手間と費用を抑えることができた
収納量についてもこだわりがあったKさんご夫妻は要所に充実した収納計画を行っている。リビングはフロートタイプの収納を採用。奥行きをしっかりと取って収納量を確保しつつ、床暖房を活かすことができた。一部は飾り棚に。想い出の写真や季節のアイテムなどで暮らしに彩りを添えている
独立型だったキッチンは仕切り壁を取り払い、向きを変えてLDと一体化。家族の顔を見ながら料理ができるようになった。スタイリッシュなグレーのシステムキッチンはフラットカウンターを選び、立ち上がりなどのコストを削減。コンロ横のタイルや照明、リビングドアなどでアンティークな雰囲気を演出した
洗面台の位置は変えずに、シンプルデザインの造作に。たくさんモノが置ける可動棚も新たに設けた。洗濯機置場はバスルーム側に寄せて空間を有効活用。キッチンとダイレクトにつながる動線はそのまま活かした
| 会社名 |
stylekoubou（スタイル工房）（株式会社 スタイル工房）
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