家族4人で都心のマンションに住んでいたIさん一家。子どもたちに個室が必要になったため、住み替えを検討し始めました。「利便性が高く、住み慣れた都心で物件を探しました。『子ども室は狭くても、リビングは広く』と思っていたのですが、なかなかイメージ通りの住まいが見つからなくて」。ようやく港区麻布に気に入った中古マンションが見つかり、入居前のリフォームを決心。古さに加え、気になっていた梁や配管も含めて、全面改装することに。依頼を前に、何社かに相談したIさんですが、奥行きのある住戸の形を見事に活かした三井のリフォームのプランに納得。女性建築士のきめ細やかさにも信頼感を深め、依頼を決めました。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども2人 |
築年数 | - |
間取り | [ Before ] 2LDK → [ After ] 3LDK |
目的 | 中古購入、間取り変更・スケルトン、子どもの成長 |
リフォーム箇所 | LDK、浴室・バス、トイレ、洗面所、収納、寝室、玄関、子ども部屋、洋室、廊下、その他 |
新しくした設備 | キッチン オリジナル バス TOTO トイレ TOTO 建具 クレド |
費用 | 1220万円 |
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費用概算 |
仮設・解体・処分・木工事: 4,080,000円 内装・建具・家具工事: 2,620,000円 厨房工事: 820,000円 電気配線工事: 860,000円 衛生設備・給排水工事: 1,870,000円 その他工事: 1,360,000円 消費税: 580,500円 |
工期 | 45日 |
リフォーム面積 | 80.00平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
一級建築士の資格を持つリフォームプランナーが揃っているうえ、数々の受賞実績もあり、非常に信頼感を持ちました。実際に提出されたプランも、私たちの予想をはるかに超えるものでしたので、スムーズに依頼を決めました。
間口5m×奥行き15mと細長い形のため、廊下をとると居室の寸法が収まらなくなってしまう、という問題点がありました。既存の間取りでは、廊下を雁行にすることで、なんとかその難題をクリアしていましたが、それではご希望の居住スペースが確保できませんでした。
玄関から見て、一番奥まった位置にバルコニーがあり、他にも腰窓がありました。通常こうしたケースでは、玄関とバルコニーを廊下でつなぎ、「バルコニーのあるリビング」をご提案するのが一般的です。しかし、細長い間口のIさま宅ではそれが難しかったため、思い切って廊下をなくすことに。間口は二つに分け、一方を玄関から奥のバルコニーまで一体にした縦長のリビングに。もう一方には、各個室と水まわりなどプライベートな空間を配しています。インテリアは、ダークブラウンの家具が生える白をベースにまとめました。
利便性の高い都心で新築マンションを探すと、画一的な間取りばかり。そう感じたIさんは、中古物件をライフスタイルに合わせてリフォームすることに。間取りも既存の2LDKから、子ども2人の個室+夫妻の寝室を確保した3LDKへと大幅に変え、デザインもシンプルモダンに一新しました。
間取りはスケルトン化により2LDKから、3LDK+ピアノコーナーに変更しています。実はこのピアノコーナーは、夫人の将来の夢に備えた空間。「子どもたちが独立した後は、ワインエキスパートの資格を活かして、オフィス兼サロンを開きたい」という思いに応え、玄関からじかに出入りできる位置に配置し、フレキシブルな空間としています。
中学生になった長女・長男のために個室を確保しました。ドアは、どちらもリビングに面する形で配置。出入りする際は必ずLDKを通るため、様子が自然に分かり、親子の程よい距離感が保てます。さらに子ども達が独立した後は、LDKとの間仕切り壁をなくし、リビングと一体化することも可能です。
リビング・ダイニングの間口寸法は約2.5m。天井を高くし、梁の寸法に合わせて両サイドに間接照明を配置した。古い物件特有の大きな梁も、こうしてしまうと目立たず、むしろオシャレに。また、子ども室・水まわりへの引き戸は上吊りレールの引き戸。閉めると何の部屋か分からず、生活感が出ない。全体を白い内装でまとめ、写真中央の水槽がオブジェのように引き立つ空間となった
バルコニー側から見たリビング・ダイニング全景。細長いリビング・ダイニングの使い勝手は想像以上に良く、「家族4人がそろって同じ空間にいても、お互いの存在が気にならず、それぞれ心地よく過ごせるんですよ」とIさんも大満足だ
玄関から続くピアノコーナー。玄関を入った正面に大型ガラスをはめ込み、主寝室からの光も取り込む。将来、オフィス兼サロンとしての使用を考え、玄関から直接出入りできる形になっているため、LDKや寝室などプライベートな空間は来客の視線からさりげなく遮られる
主寝室は落ち着いた印象にコーディネート。壁クロスのダークブラウン×白のコントラストが美しい。この主寝室も、ピアノコーナーとともに夫人のオフィス兼サロンに転用可能。子ども達の独立後のライフスタイルまでしっかり考え、プランニングに反映されている
来客時など、もてなしの準備が見えてしまわないようキッチンはあえて独立型を選んだ。使いやすさを重視し、十分な広さ・収納スペースを確保。デザインは、ダークブラウン×白のシンプルモダンで統一している
水まわりもシンプルモダンに。扉を開けても生活感の出ないデザインを目指した。手洗いボウルは、シャープさが魅力のスクエア型。収納裏に電球を埋め込んだ間接照明により、閉塞的になりがちな水まわりにやわらかな明るさをプラスしている
会社名 |
三井のリフォーム(三井デザインテック株式会社)
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対応エリア |
全国(一部地域を除く)
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会社概要データ |
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お問い合わせ先 (TEL・FAX) |
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その他のデータ |
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