押入れをクローゼットにリフォーム! 押入れリフォームの費用や注意点、アイデア満載の事例も紹介

押入れをクローゼットにするリフォームはどれくらいの費用相場&工事期間で叶うものなのか、ナサホームHDC神戸リフォームスタジオ営業主任の浅野真季さんにお話を伺いました。「押入れをうまく使えていない」と感じたら、新たな形に生まれ変わらせる押入れリフォームという手段があります。押入れリフォーム前にチェックしておきたい注意点や、実用的でおしゃれなリフォームアイデアも併せてチェックしましょう。

押入れをクローゼットにリフォーム

押入れを大容量のクローゼットに変更(写真/アートインテリア

記事の目次

押入れリフォームとは?

「和室を洋室にリフォームする、和室のまま押入れをクローゼットにするという方もいらっしゃいますよ」と浅野さん。押入れリフォームを検討する方は、「和室は利用しない」「押入れの奥行きが深くて使いこなせない」「何を入れたか思い出せなくなる」など、抱えている悩みは人それぞれですが、押入れを自分たちの暮らしに合った形にリフォームすることで、それらの悩みを解消することができるといいます。

押入れをクローゼットにリフォームする人も

部屋全体のリフォームと併せて取り入れられることが多い押入れリフォームですが、その多くは「押入れからクローゼットへの変更」というリフォームです。

「『自宅にハンガーをたくさんかけられる収納が欲しい』というご要望をよくいただきます。大規模リフォームの際に和室を洋室に変更するということで、押入れをハンガーがかけられるクローゼットにリフォームするということもあれば、部屋はそのまま、押入れ部分のみクローゼットへのリフォームを希望される方もいらっしゃいます」(ナサホーム浅野真季さん、以下同)

押入れをリフォームしたクローゼットを備えた洋室

和室の押入れを衣服や収納BOXがたっぷり入るクローゼットに変更し、洋室にリフォーム(写真/JS Reform(日本総合住生活)

押入れの一般的なサイズ

押入れ一間のサイズは、間口が165cm~180cm、高さは上段90cm~100cm、下段は65cm~75cmが平均値で、押入れの上部には、天袋が設けられていることもあります。また、一般的な押入れの奥行きは80cm~90cmあり、敷き布団や羽毛布団を収納するにはちょうどいいサイズになっています。

一方で、大人の肩幅のサイズは大体40~50cm前後のため、ハンガーにかけた洋服を収納する扉付きのクローゼットは45cm〜60cm程度の奥行きサイズが一般的です。

つまり、奥行き80cm~90cmの押入れは一般的なクローゼットよりも奥行きが深いため、そのままのサイズでクローゼットに変更して、洋服をかけて収納すると、デッドスペースができたり、使いにくさを感じたりすることがあります。

例えば、奥行きがある分、ハンガーパイプを2本設置して収納量を増やすことも可能ですが、同じ高さに2本設置してしまうと洋服が重なり合い、取り出しにくくなってしまうこともあるため、高さを変えるなどの工夫が必要です。

収納するものや取り出しやすさも考慮した上でプランニングすれば、収納量を増やしながら使いやすいクローゼットにすることができます。リフォームの際は押入れ全体のサイズ感はもちろん、奥行きの深さを理解した上でプランニングするのが重要です。

押入れのサイズと部位名

押入れのサイズに合わせたリフォームを検討しましょう(イラスト/ふじや)

押入れリフォームにはメリットがたくさん!

活用できていなかった押入れを生まれ変わらせることができる押入れリフォームには、メリットがたくさんあります。

和室を取り入れた広いリビング・ダイニング

押入れ部分にはウォークインクローゼットを新設(写真/山商リフォームサービス

洋服を整理しやすくなる

一般的な押入れは、中央に中段があるだけで布団以外のものを収納するには使いにくい難点があります。しかし、中段を解体し、押入れをクローゼットにすることで収納スペースが生まれ、洋服をカテゴリー別で整理整頓しやすくなります。ロング丈の洋服も、ハンガーパイプを設置することで見やすく、裾を引きずることなく収納が可能です。

スペースを有効活用できる

押入れをクローゼットやワーキングスペースにすることで、これまで活用できていなかった押入れ内部を有効活用できます。さらに、押入れの奥行き、幅、高さ分の収納が生まれることでものが片付けられ、部屋を広々と使うことができます。

押入れリフォームのデメリット

押入れは奥行きがあるため、ハンガーパイプを1本設置した場合、ハンガーをかけた洋服の手前か奥に無駄な空間が生まれてしまいます。例えば、洋服の手前にスペースができた場合、そこに大きなものを置いてしまうと、洋服が取り出しにくくなってしまいます。かといって、ハンガーパイプを手前に設置しても、ハンガーパイプの背後の空間は収納したものを取り出しにくいため、デッドスペースになってしまう可能性が高いでしょう。

しかし、そんなデメリットも工夫次第でメリットに変えられるといいます。

「押入れをクローゼットにする際は高さ違いのハンガーパイプを2本設けるなど、スペースを無駄なく使う工夫をすることができますし、デッドスペースができないよう、奥行きを浅くするという方法もあります。

また、押入れリフォームの選択肢はクローゼットにするだけではないので、部屋の拡張を検討されている方は、押入れの半分を部屋の拡張に、もう半分を収納スペースとして活用することもご提案できます。ご希望や間取りに合わせて柔軟に対応できるので、どのように既存の押入れを活用できるか、プランナーとよく相談することが大切です」

昔ながらの押入れのイメージ

衣類収納として活用しようとするとデッドスペースができてしまう押入れもリフォームで使い勝手を良くすることができます(写真/PIXTA)

押入れリフォームのアイデア

「衣類収納として活用したい」「布団以外のものを収納したい」といった要望から、押入れをクローゼットへリフォームする事例は少なくありませんが、部屋の間取りや必要とする収納の容量に合わせてクローゼット以外の用途にリフォームするケースもあります。クローゼットへのリフォーム、ウォークインクローゼットへのリフォーム、そして、ワークスペースへのリフォームという3つの押入れリフォームのアイデアについて見ていきましょう。

押入れをクローゼットにリフォーム

和室を洋室にリフォームをする場合、押入れをクローゼットへリフォームすると、既存のスペースを活かして洋服や服飾小物を整理整頓できる便利な収納スペースをつくることができます。布団や収納ケースといった大きなアイテムも一緒に収納したい場合は、上段に洋服を、下段に大きなものを収納すると使いやすくなります。

押入れをクローゼットにリフォームしたイメージ

押入れをクローゼットにすることで、洋服などをしまいやすい、使いやすい収納に(イラスト/ふじや)

クローゼットリフォームの費用は?種類や注意点、扉の選び方、収納力アップや内装のアイデアも紹介

ウォークインクローゼットにリフォームする場合

押入れのスペースに加え、隣り合う部屋などを取り込んでスペースを広げ、ウォークインクローゼットへリフォームすることもできます。ウォークインクローゼットならクローゼットの中に入って見て回ったり、ものを出し入れしたりできるので、大量の洋服をしまえるだけでなく、家具や家電など大きなものをしまっても、ものの位置を把握しやすく、取り出しやすいのが特徴です。工事内容はクローゼットへのリフォームよりも大掛かりになってしまうので、費用や工事期間も加味して計画を立てましょう。

押入れをウォークインクローゼットにしたイメージ

スペースを追加することでウォークインクローゼットに変更することもできます(イラスト/ふじや)

部屋をウォークインクローゼットにリフォーム・改造。費用、間取り、収納方法は? 実例も紹介!

押入れをワークスペースとして活用

押入れを活用して、自分だけのワークスペースにリフォームする人もいます。深い奥行きは机や本棚を設置できるだけでなく、奥行きの浅い棚を設置することで小物も使いやすく収納できます。ふすま2枚分の幅が170cmほどと、およそ1畳分のスペースがあるため、小さなワークスペースに適しています。

押入れをワークスペースにしたイメージ

押入れをまるで秘密基地のような自分だけのワークスペースに変えられます(イラスト/ふじや)

押入れリフォームの気になる費用相場&工事期間

押入れリフォームの気になる費用相場&工事期間の目安を浅野さんに教えていただきました。

押入れをクローゼットにリフォームする場合

押入れが一カ所のみであれば、工事期間の目安は3日ほど。工事にどれだけの業者が出入りするのかが費用と工事日数を前後させるポイントになるといいます。
「例えば、フローリングを担当する職人、壁紙クロスの職人、木工職人など、関わる職人が増えるほど工事期間は伸びていきます。押入れは2つ並びの大きなものであっても、工事日数が大きく変わることはありません」
押入れをクローゼットにリフォームする費用は、15万〜20万円が目安。どんな作業を追加するかによって追加費用が前後します。

押入れをウォークインクローゼットにリフォームする場合

押入れ以上に広い面積が必要となるウォークインクローゼットは、ある程度の広さを確保する必要があります。隣り合う部屋にある押入れ背面のクローゼットを取り込んでウォークインクローゼットにする、もしくは、部屋全体をウォークインクローゼットに変更するため、大掛かりな工事が予想されます。
「面積と工事内容によって施工費用が決まるため、費用が一律にはならないのがウォークインクローゼットへのリフォームです。クローゼットへのリフォーム、ワークスペースへのリフォームと比べると高額になるでしょう。工事期間は4日から5日ほどですが、工事内容によって変動します」

押入れをワークスペースにリフォームする場合

ワークスペースへのリフォームは比較的短い工期で完了できますが、押入れの中段を取ると跡が残るため、壁紙を張る作業が必要となります。

「作業日数は、大工工事に1日、内装工事に1日。余裕を持って工期は3日と見積もっています。市販の収納アイテムのレパートリーが増えているので、リフォーム時はあえてシンプルにつくっておいて、ご自身で収納アイテムを購入してお好みのデザインにカスタマイズすることもできます」

押入れをワークスペースにリフォームする費用は、およそ10万〜15万円。クローゼットのように扉を付ける必要がないため、比較的安価に収まるといいます。

【押入れリフォームの価格相場&工事期間の目安】
  価格相場 工事期間
クローゼットにリフォームする場合 15万〜20万円 3日程度
ウォークインクローゼットにリフォームする場合 施工内容によって前後 5日程度
ワークスペースにリフォームする場合 10万〜15万円 3日程度

ワークスペースへのリフォームなら10万円以内でも叶えられる

紹介したアイデアのほかにも、予算に余裕がある場合は、押入れを解体して部屋を広げるといった選択肢もありますが、極力価格を抑えて押入れリフォームを実現するのであれば、現状のスペースを活かしたワークスペースを設けることが最も低価格で実現できる選択肢となります。

「ワークスペースへのリフォームは、クローゼットにするよりも工事内容が簡単です。扉をなくしてカウンターを付けるだけなら10万円以内で叶えられます」

電卓を持つ女性のイメージ

押入れをワークスペースに変更するリフォームは10万円以内で叶えられます(写真/PIXTA)

参考になるおしゃれな押入れリフォームの施工事例8選

押入れリフォームには既存のスペースを活かしたシンプルなリフォームから、解体して行う大胆リフォームまで、幅広い選択肢があります。実際に押入れリフォームを実行した参考になるおしゃれな施工事例を見ていきましょう。

洋服選びが楽しいウォークインクローゼット

和室の押入れ、床の間部分を大容量のウォークインクロゼットにリフォーム。出し入れしづらかった収納を施主のライフスタイルに合わせて変更し、毎日の洋服選びが楽しい空間に生まれ変わりました。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

ウォークインクローゼットを併設した洋室

押入れ・床の間部分をウォークインクローゼットに変更した洋室(写真/JS Reform(日本総合住生活)

収納豊富な快適空間に全面リフォーム

和室と押入れ、増築によって広がったスペースを活かしてクローゼットとシューズインクローク(玄関側)を新設。ウォークインクローゼットの壁面に緩やかなカーブを付けることでリビングの圧迫感をなくし、優美な雰囲気を演出しています。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

たっぷり収納を備えたリビング・ダイニング

収納力の高さ、エーゲ海を彷彿させる爽やかなカラーも魅力的(写真/ゆめや

50万円で押入れをクローゼットにチェンジ

従来の押入れでは収納が足りなかったことから、工事費50万円で押入れをクローゼットに変更。可動棚にすることで荷物に合わせた収納が可能になりました。折れ戸にはPanasonicのベリティスシリーズを採用。

押入れをリフォームしたクローゼット

押入れをクローゼットにしたことで格段に収納力がUP(写真/アートインテリア

子どもの成長に合わせて収納を拡大

子どもたちの成長に合わせ、今よりも広い収納スペースを確保したいと考え、押入れを含む和室スペースを6畳のウォークインクローゼットにリフォーム。壁面には棚を設置し、天井の高さまで使えるようにデザインされています。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

6畳のウォークインクローゼット

子どもでも使いやすい収納棚を設置したウォークインクローゼット(写真/サンリフォーム

押入れとクローゼットを取り込んだパントリー

和室の押入れと洋室のクローゼット部分をパントリーに変更。一部に造作棚をつくり、既存の食器棚を再利用しています。細かなアイテムを収納できる棚には立ち上がりを造作し、ものが落ちないように工夫。LDK、新設されたゲストルームとつなぐことで使いやすい動線になると同時に、風の通り道をつくるように設計されています。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

押入れをリフォームしてできたパントリー

家事動線、風の通り道まで考えられたパントリー(写真/山商リフォームサービス

押入れがウォークスルークローゼットに

既存の和室にあった押入れスペースをウォークスルークローゼットにリフォーム。寝室、リビングからもアクセスできるように設計することで、行き止まりのない便利な動線を実現しました。収納力が高まったことでリビングもすっきりと片付いています。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

寝室に隣接したウォークスルークローゼット

快適な暮らしを実現したウォークスルークローゼット(写真/山商リフォームサービス

和室を取り払い、リビングダイニングを拡張

押入れがあった和室を取り払い、バルコニー幅いっぱいの広い空間に生まれ変わったリビングダイニング。押入れは使いやすいクローゼットになりました。明るい木目フローリングに白を基調としたカラーコーディネートは、サーフボードを壁面に飾り伸びやかな空間が生まれました。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

和室をなくしたリビングダイニング

和室をなくし広くなったリビングダイニング(写真/サンリフォーム

洋室の押入れをワークスペースに刷新

自宅で仕事をする機会が多い施主のライフスタイルに合わせ、洋室の押入れをワークスペースにリフォーム。程良いこもり感を保ちながら、リビングとつながる利便性の高い設計に。構造的な制約がある中で、面積を最大限に活用できる間取りに変更しました。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

リビングにつながるワークスペース

洋室の押入れをなくしワークスペースを新設(写真/JS Reform(日本総合住生活)

ゲスト用和室の押入れを収納力抜群のクローゼットに変更

急な来客にも対応できるゲスト用の和室は、間仕切り壁を撤去し、広々とした間取りに。構造上の問題で取れない鉄骨の柱は不自然に見えないよう、格子の一部としてデザイン。使いやすさを考え、押入れはクローゼットに変更しています。布団がたくさん入る万能な収納スペースです。

【間取り図】

間取り図before

(before)

間取り図after

(after)

大きなクローゼットがある和室

布団がたっぷりと入るクローゼットを有する和室(写真/ナサホーム

押入れリフォーム時の注意点

押入れをクローゼットにリフォームする場合、解体や補強などの工事が必要となります。そこで、押入れリフォーム前に知っておきたい注意点3つをご紹介。押入れリフォームを検討されている方は事前にチェックしておけると安心です。

注意事項のイメージ

押入れリフォーム前に知っておきたい注意点があります(写真/PIXTA)

カビ・結露対策を考える

風通しが悪く、湿気がたまりやすい押入れやクローゼットはカビ・結露対策についても考えておくと安心です。リフォーム時に押入れ内部に断熱材を入れたり、防カビ効果のある壁紙を張ることもできるため、検討するのも良いでしょう。
「押入れをクローゼットにすることで扉の開け閉めが頻繁になり、押入れとして使っていたときよりも風通しは良くなります。押入れリフォームによってカビ・結露対策の負担は軽減されますが、事前対策ができることも把握しておきましょう」

押入れ内部の床の補強工事を検討する

「古い一戸建ての住居では、押入れ内の床が腐っていることもあります。その場合は、床をめくり補強工事を行う必要があります。重いものを入れる場合は特に押入れの床の耐強度が重要です」
具体的な工事内容としては、下地の補強工事を行い床板の張り替えとなります。シロアリ被害がある場合はさらに追加の工事が必要です。工事内容によって費用が変わるため、補強工事の必要性は事前にリフォーム会社へ確認しましょう。

注意事項のイメージ

状態によって押入れの床の補強工事が必要です(写真/PIXTA)

収納したい荷物の内容と量をチェックする

押入れをクローゼットにリフォームする際、最初に「何をクローゼットに収納するのか」をヒアリングすると浅野さんは言います。収納予定のものによって収納の仕方、耐荷重、デザイン性も変わってきます。
「バッグや帽子などの服飾小物をたくさん持っている方には80cm以上ある押入れの奥行きは、ものを取り出しにくく使いづらいと感じてしまうもの。そんなときは奥行きを浅くして手前に小物を収納しながらも洋服を出し入れしやすい収納をご提案しています。まずはどのようなものをどのくらい収納したいのか、あらかじめ考えておくことが大切です」

押入れリフォームはDIYでもできる?

押入れリフォームの流れは、「解体」「補修」「補強」「新仕様にする」の4ステップです。ふすまや中段を取るといった解体作業や、棚の取り付け、壁紙の張り替えなどによって新しい仕様にすることをDIYで行うことは可能ですが、補修や補強など、プロに任せた方が安心な部分もあります。

「押入れのDIYは突っ張り棒を取り付けるだけの簡単なものから、一枚板のテーブルや棚を設けるといったものまで、さまざまなパターンが考えられます。

収納スペースにする、ワークスペースにするなど、押入れの用途を変更して、思い思いの形で活用するのは良いと思いますが、安全に使いやすい空間にするということを考えると、できれば職人によるリフォームをオススメします」

DIYは費用を抑えられ、手軽に自分らしさを演出できるという点が魅力ですが、安全性や機能性などを考えると、工事の内容によってはプロに任せた方が良い場合もあります。棚やハンガーパイプを付けたり、壁を塗ったり、装飾をしたりというDIYであれば、プロがリフォームした後に行うことも可能です。棚やハンガーパイプを後から取り付けたい場合は、希望の位置に下地を入れておいてもらうこともできるので、リフォーム後のDIYを検討している場合は、事前にリフォーム会社に相談してみましょう。

まとめ

押入れを、クローゼットやワークスペースに変更したり、解体して空間を拡張したりすることで、うまく使えていなかった押入れ空間をライフスタイルに合わせて活用することができます。押入れを使いやすくリフォームして、暮らしをより良くアップデートしましょう。

取材協力/ナサホーム
構成・取材・文/松永春香
イラスト/ふじや