これで子どもも芸術家!?子どもが壁にラクガキできるリビングを、専用壁紙でつくろう

壁に絵を描く子ども

写真:PIXTA

子どもの落書きは悩みの種。叱っても叱っても、子どもは言うことを聞かない、だからといって禁止するのも……。そんな悩みを解決するのが、落書きできる壁紙というアイデア。今回はその壁紙の選び方や使い方を紹介します。

 

子どもが落書き!あなたはどうしてる?

家事をしていて忙しい!そんなときに、子どもから目を離してしまい、ふと子どもがなにをしているのか見てみると…

「あ!壁に落書きがー!」

なんてことはないでしょうか?そんなとき、皆さんはどうしていますか?壁に落書きされてしまったら、落書きを落とすのはとても大変。描かれたものによっては、壁紙自体張り替えないといけないことも……。

そう考えるとついつい叱ってしまったり、子どもの楽しそうに描いている姿を見てたら、どうせ落とせないし「しょうがないかー……」と諦めてしまったり、これも1つのデザインだとポジティブに考えてみたり、さまざまな思いがあると思います。代わりにスケッチブックなど落書きする物を与えてみても、気付いたら壁に落書きしていたりとなかなか思い通りにはいかないものです。

壁一面の大きなものに落書きするのは確かに楽しくて、爽快感もありますし、落書きカフェなど、壁や物に落書きをする場も増えています。子どもにとって、壁はスケッチブックの1つなのかもしれません。

 

落書きシートを選んで家に張ろう!

叱っても叱っても壁に落書きしてしまうなら、壁を落書きしても良いものにしてしまいませんか? けれども壁に張る落書きシートはちょっと高そうだし、張るのは難しいんじゃない? と不安な人もいるかもしれません。ですが、そんなことはないんです!
ここでは、落書きシートの張り方や値段などを簡単に紹介したいと思います。

壁に張る落書きシートは大きさによって値段が変わります。46×360cmの物は大体3000円くらいのものが多く、少し小さくなりますが46×180cmの物は大体2000円となっています。

壁に張るのも、このシート自体がシール状になっているものが多いので、張りたい大きさにシートを切って張るだけです。跡が残らないよう、一度小さく切ったシートで、壁にちゃんと張れるか、剥がすときにすんなり剥がせるかを試してみてから使ってくださいね。

壁際に立つ子ども

写真:PIXTA

シートも種類によって、透明なフィルムのようになっているものや、ホワイトボードのようなものなどさまざま。何度も張り直せるものもあるので、好みに合わせて選んでみてください。

 

落書きされたときの掃除の仕方

壁紙に落書きされちゃって、落書きシートを買う前に壁紙をきれいにしなくっちゃ!でも、どこまで落ちるのだろう? 子どもが水性インクや油性インクで描いたものの落とし方について簡単に紹介していきますね。

 

水性インクは歯磨き粉で落とす!

歯磨き粉を歯ブラシにつける

写真:PIXTA

子どもが描いた落書きがまだ乾いていなかったら、水拭きするだけで落とせますが、乾いてしまうとなかなか手ごわいもの。ですが、乾いてしまっていても、自宅にある歯磨き粉を使うだけで結構落とせます。歯ブラシに歯磨き粉をつけて、落書き部分にこすって落とすだけです。あとは雑巾で歯磨き粉を拭き取って、そのあとから乾拭きするときれいになります。水性インクの汚れにはこれが有効です。

 

油性インクは除光液や重曹で

油性インクは水性インクよりもやはり厄介です。

乾いた油性インクはコットンやティッシュなどに除光液を含ませて張り付けてしばらく放置したあと、コットンなどでこすりながら汚れを落としましょう。また、重曹水をスプレーで吹きかけしばらく放置して、そのあと雑巾で拭き取るという方法もあります。

ご自宅の壁紙によって良い方法は変わると思いますので、ご自宅の壁紙に合わせて良い方法をお使いください。