周波数

周波数(シュウハスウ)の意味・解説

周波数とは、電気や音波などの振動数を示したもので、1秒間に上下する回数をヘルツ(Hz)という単位で表す。
とりわけ、日常生活においておさえておきたいのは、家庭用電気の周波数である。電力会社から一般家庭に送られてくる電気は、交流といって、電気のプラス(+)、マイナス(-)を1秒間に何十回の波動を生じさせながら流れている。その回数を「周波数」と呼んでおり、日本においては、静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりを境に、東側は50ヘルツ、西側は60ヘルツの電気が送られている。モーターやトランス、機器内蔵の電子タイマーといった部品を使用している家電製品は、この周波数を基準にしているものもあるため、「東日本・50Hz専用」「西日本・60Hz専用」の表示がある商品を購入する際には、居住地域の周波数に合わせた商品を選ぶ必要がある。

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