証券化(ショウケンカ)の意味・解説
証券化とは、不動産や債権など、将来的にキャッシュフロー（金銭の流出入）を生み出す資産を有価証券等の流動性の高い投資商品に組み替えて、第三者に売却して資金調達をする手法のことをいう。
住宅に関する代表的なものとしては、証券化住宅ローン（【フラット35】）がある。【フラット35】は、取り扱い民間金融機関から住宅金融支援機構が【フラット35】の債権を買い取り、それを担保とする債券を発行することで長期の資金調達を行うという仕組み。これによって、民間金融機関が長期固定金利の住宅ローンを提供しやすくしている。つまり、【フラット35】の債権は、申し込んだ民間金融機関ではなく住宅金融支援機構が持つことになる。しかし、返済手続きなどは引き続き金融機関が窓口となるため、ローン返済方法などが変わることはない。
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