東京都　Iさんのリフォーム事例

大正ロマンと純和風テイストを取り入れた、骨董家具と骨董建具に調和する洋風リビング。床には30mm厚の杉板を使用。ワラスサを入れテクスチャーを出したシラス壁、和紙本来の持ち味をそのままに、撥水性・防汚性をプラスした「玉紙」使いで、より空間の魅力を引き出しました。

単調になりがちな自然素材で囲まれた空間に、差し色としてワインレッドの扉を選んだキッチン。その横には、素敵な小物をたくさんお持ちのI様のために小物を飾る造作格子棚をご提案させて頂きました。格子棚の背板は障子仕様なので、裏側からの影もインテリアになります。

床には30mm厚の杉板。壁・天井はシラス壁塗り。壁はグリーン、天井はホワイトと色を変えることでモダンな雰囲気に仕上げました。コーナー部分にI様のコレクションを飾る飾り棚を誂え、好きなものに囲まれる空間に。

唐津の陶芸家がデザインした床タイルがお出迎え。張り方にもこだわっています。マンションの扉を開けた瞬間、杉の天井板を利用した造作家具の玄関収納、千本格子戸の白が出迎え、まるで戸建の日本家屋に足を踏み入れた感覚にさせられます。

シンプルで高級感のあるデザインのユニットバスをチョイス。浴室ドアの脇にはFIXガラスを取付け、採光を確保しています。 壁パネルと浴槽のカラーは他の部屋とマッチしています。

栗の耳付材（木の皮の部分を活かした材）を使用した洗面カウンター。洗面所の床には肌ざわりのよい竹タイル。あたかも温泉旅館にいるような雰囲気に仕上げました。