お子様が生まれ、以前の住まいが手狭になったNさんご夫婦。ご両親がご実家へ戻られ、ご自身も暮らしていたマンションを譲り受けることに決めました。しかし、設備やデザインに古さを感じ、細切れの間取りが子育てご夫婦に合わず、思い切って全面リフォームをすることに。デザインのベースになったのは、リビングの壁面に使ったダークグレイの天然石タイル。深みのある素材を活かすため、白を基調にした室内や濃茶の建具、タイルの陰影を映し出す間接照明を設計。落ち着いた雰囲気のLDKへ生まれ変わりました。さらに、成長するお子様のこれからを考えて、フレキシブルに使える子ども部屋など、シンプルな間取りに変更しました。
| 建物タイプ | マンション |
|---|---|
| リフォームの種類 | 複合リフォーム |
| 家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
| 築年数 | 26年 |
| 間取り | [ Before ] 3LDK → [ After ] 2LDK |
| 目的 | デザイン重視、間取り変更・スケルトン、収納力UP |
| リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、玄関、浴室・バス、トイレ、洋室、和室、収納、廊下 |
| 新しくした設備 | キッチン／TOTO ユニットバス／TOTO 洗面化粧台／TOTO トイレ／TOTO 床／DAIKEN 建具／神谷コーポレーション 壁紙／リリカラ、シンコール |
| 費用 | 890万円 |
|---|---|
| 費用概算 |
定額制スケルトンリフォーム標準工事費： 6,976,200円 オプション工事費： 1,114,700円 諸経費： 809,100円 |
| 工期 | 約60日 |
| リフォーム面積 | 75.5平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
住んでいたマンションは、日本総合住生活（株）が管理する分譲マンション。集合住宅に精通する実績と完成後のサポートの安心感が、依頼の決め手でした。「定額制リフォーム」がベースにあるので、オプションを選んでも予算が明確。プランナーの小野里さんが提案してくれた、間接照明を採り入れたデザインに一目惚れでした。
築26年のマンションの細かく区切られた間取りは、子育てを開始したばかりのご夫婦にとって、使い勝手が悪いものでした。また、古くなった設備や内装は、若い夫婦の好みのデザインではありませんでした。
子どもの成長を考えた間取り設計と、Nさんご夫婦のこだわりデザインを両立することが、大きなポイントでした。まず。リビング隣の和室をなくし、LDKとひと続きのスペースに。現在はキッズルームとして活躍中。オモチャで散らかっていても、来客時は引き戸を閉めれば、サッと隠せます。また、北側にあった広さの違う２部屋を一体化。将来の家族構成の変化にあわせ、均等に２部屋に分けられるよう、フレキシブルな設計としました。モダンに生まれ変わった住まいに、「新築したみたい」とNさんも驚いていました。
プランナー 小野里 優美
デザインのベースとなったのが、Nさんが一目惚れしていたという、天然石のタイル。深みのある色や素材感を活かすために、内装は白を基調としたシンプルな仕立てに。さらに、間接照明を効果的に配置して、タイルの美しい陰影を演出しています。見た目だけでなく、収納機能も充実。いつもスッキリとしたLDKが実現しました。
築26年が経ち、デザインも古かった
深みのある天然石タイルが空間を引き締める、モダンなリビングに
リビングの隣にあった、ふすまで仕切られた和室は、LDKの広さが遮られるため、Nさんご夫婦のスタイルに合っていませんでした。そこで、和室をなくし、リビングとひとつながりの空間に。引き戸を吊り下げ式にすることで、床がフラットに続く一体感が生まれます。扉を閉めれば、個室へと早変わりします。
ふすまで仕切られた和室は、使い勝手が悪かった
LDKとひと続きになる洋室に変更。戸を閉めれば、個室に早変わり
優しい照明に照らされたニッチなど、帰宅する家族を出迎える玄関スペース。玄関収納は設けず、間取りを工夫してシューズクロークを設置。置き場に困るベビーカーも納まるので、子育て夫婦に嬉しい大容量の収納スペースとなりました。Nさんの生活習慣や収納するモノの大きさを計算し、随所に収納スペースを設計しています。
靴箱だけでは、収納が足りなかった
間取りを整理し、ベビーカーも納まる、シューズクロークを新設
壁面に施した天然石のタイルをベースに、住空間をデザイン。白を基調としたシンプルな内装や、タイルの美しい陰影を演出する間接照明が、その存在感を際立たせている
ダイニングを彩るペンダントライトも、Nさん夫婦のお気に入り。透明感のある照明の美しさを活かすため、建具やクロスにはダークブラウンを差し色に施した
ふすまで仕切られた使い勝手の悪い和室を、リビングからひと続きのスペースへ変更。引き戸は戸袋にスッキリとしまえるので、戸を開け放てばリビングに一層広がりをもたらしてくれる。また、コーナーを利用して、スタディースペースを造作
お掃除しやすく、保温性も高いシステムバスを採用。以前に比べ浴槽も広くなり、心地よい時間をつくり出してくれる。LDKと同じカラーリングを用いて、住空間全体のデザインを統一した
| 会社名 |
JS Reform（日本総合住生活）（日本総合住生活株式会社）
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| 会社概要データ |
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| お問い合わせ先 （TEL・FAX） |
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| その他のデータ |
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