Kさんが受け継いだ築26年のご実家は、大工さんの匠の技で丁寧に仕上げられた和のしつらえが素晴らしいお住まいです。その良さを活かしながら、自分たちの暮らしやイメージに合わせたいと考えていました。また、自然素材を使ったリノベーションに興味があったため、施工事例からスタイル工房に相談。一部の和室は残したい、家事をしながら子どもの様子が見守れるようにしたいなど、希望をまとめた奥様のメモを基に、イメージにぴったりのお住まいを実現しています。特に雪見障子や欄間など、どこか懐かしい和の趣きを残しながら開放的な空間を叶えた1階のLDKは、ご家族はもちろん、訪れる親族や友人にとっても心から安らげる場となりました。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦+子ども1人 |
築年数 | 26年 |
間取り | [ Before ] 5DK → [ After ] 3LDK |
目的 | リノベーション、自然素材、間取り変更・スケルトン |
リフォーム箇所 | LDK、洗面所、トイレ、浴室、玄関、洋室、和室、収納、バルコニー・エクステリア |
新しくした設備 | 床 クリ無垢フローリング(LD) キッチン トクラス 浴室 TOTO 洗面台 パナソニック |
費用 | 1270万円 |
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費用概算 |
仮設・解体・撤去: 1,500,000円 木工・内部造作: 3,500,000円 断熱: 100,000円 内装仕上げ: 1,600,000円 什器設備: 2,200,000円 設備(給排水・電気): 1,200,000円 外装等: 900,000円 その他: 1,700,000円 |
工期 | 約2.5ヶ月 |
リフォーム面積 | 98平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
自然素材を使いたかったので、ホームページの施工事例などで自然素材をたくさん扱っている会社を探してスタイル工房さんへ。希望をまとめたメモを基に相談しました。その後、提案してもらったプランには希望がしっかり盛り込まれていて、パースがイメージとぴったりだったのでお願いすることにしました。
ご夫妻にはちょうど目が離せない年頃のお子さんがいらっしゃるため、いつも見守れる間取りをお考えでした。また、趣味の楽器をすぐ手に取れる場所に置きたい、LDKとつながるウッドデッキをつくりたいなど、奥様のメモにはたくさんのご要望が。インテリアは和のしつらえを活かして、面影を残したいというお話でした。
1階は和室のひとつを洋室とし、キッチン~既存和室までを一体化。広々と開放的なLDKになりました。キッチンは十分な作業スペースを確保しつつ、お子さんを見守れるII型に。広く取ったカウンターは食事をすることもできます。キッチン家電がリビングから見えにくい収納を考えました。ダイニングにはご主人のウッドベースと奥様のヴァイオリンを置くスペースをご提案。本もたくさんお持ちでしたので、1階の壁一面と2階セカンドリビングの壁一面に書棚を造作。新たに設けたウッドデッキはお子さんの遊び場としても大活躍しているようです。
プランナー/阿部 高明
本格的な真壁造りの和室は見応えたっぷり。柱や敷居、鴨居、欄間などは築26年を経て飴色に輝いています。そこで、今回新たに設置する床や造作の棚は、その風合いに馴染む素材・色を選択。Kさんも無垢材のテーブルを購入するなど、空間全体の統一感を重視しています。ウッドベースやヴァイオリンもインテリアの一部に。
和室から洋室に変更したダイニングスペースの床はクリの無垢フローリングに張替えました。既存の柱や羽目板張りの天井の色と馴染む色に塗装しています。家族のくつろぎの場であり、親族や友人が訪れるLDKは、調湿作用・消臭効果に優れた珪藻土の塗り壁を採用。誰もが心地よく健やかに過ごせる空間となりました。
独立したDKとふた間続きの和室、水廻りで構成された1階は、水廻りの位置は変えずに3つの空間をひと続きに。リビングは既存の和室を利用してダイニングは洋室に。キッチンは壁付きからオープンなII型に変更。一角に書斎コーナーと書棚を造作し、家事をしながら、趣味を楽しみながらお子さんを見守れるLDKとなりました。
以前は独立したダイニング・キッチンとふた間続きの和室だった1階に、たくさんの人が集まってもゆとりのLDKが誕生。雪見障子や欄間、手の込んだ細工を施した建具、天井の板張りなどはそのまま残した。ダイニングの張り替えた床は空間に馴染むクリの無垢フローリングを採用
洋室に変更したダイニングは押入れを撤去してデスクと書棚を造作。既存と同様の下がり壁をつくるなど、細かな配慮が感じられる。「しまうと弾かなくなるから」と楽器はあえて出しておくスペースを確保。インパクトのある空間アクセントにもなっている
DKの壁を撤去してリビング・ダニングと一体化。キッチンは対面側にシンクがあるII型を採用。作業スペースが広く取れるのもメリット。電子レンジなどの収納に工夫してリビングからの見た目もスッキリ。普段使わない勝手口は土間をなくして床を広げ、明かり取りとして機能させている
2階の一室はセカンドリビングとして活用。「LDKにはいずれプロジェクターを用意する予定」と、TVがあるのはこの部屋だけ。そのTV台を兼ねた収納を壁いっぱいに造作し、大量の本がしまえるようにした。隣接する居室は寝室で寝る前にくつろぎのひとときが過ごせる
立派な敷台のある和風の玄関はそのまま活かし、家族にとっても親戚や友人にとっても懐かしさを感じる空間が迎えてくれる。リビングにつながるドアは別のところで使われていた上品な組子をはめ込んでつくったもの
ダイニングと直結する庭側にウッドデッキを新設。当初は縁側のように家の周囲を巡らすL字型の案もあったが、奥行きを持たせたこの形に落ち着いた。日除けのタープを取り付けて、子どもを安心して遊ばせられ、その姿をキッチンからも見守ることができる
会社名 |
stylekoubou(スタイル工房)(株式会社 スタイル工房)
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