山手線田町駅徒歩4分の好立地にあるマンション
東京都のほぼ東南部に位置する港区は、昭和22年に誕生して以来、政治経済、生活文化の中心地として発展してきた。
その中でも、東京都が推進する国際戦略総合特別区域計画のアジアヘッドクォーター特区という、多国籍企業のアジア統括拠点等の誘致を目指す特区に指定されている三田・田町エリア。2020年9月に全館開業したムスブ田町など、再開発による新施設も誕生している。
カテリーナ三田タワースイートは同エリアに近接し、都営三田線・浅草線三田駅まで徒歩2分、JR山手線田町駅まで徒歩4分と、優れた交通利便性が魅力のマンションだ。
港区立本芝公園と隣接するこのマンションは、28階建ての東西にのびるウエストアークと36階建てのタワー棟イーストアークの2棟が連結されて2006年に誕生した。落ち着いたアースカラーのタイル、石造りの低層部とバルコニーのガラスのコントラストが、街の風景に溶け込む外観だ。
ちょうど大規模修繕が終了したばかりで、美しく整えられた外観は、立地の良さも相まって、ホテルのような雰囲気を醸しだしている。
ウエストアークにあるエントランスから入ると、公道と本芝公園をつなぐコリドーがあり、2層吹抜けの空間からは子どもたちが遊ぶ本芝公園が眺められる。
自動ドアが開くと、そこにはオートロックシステムが。セキュリティを抜けると、再び2層吹抜けの開放的なグランドエントランスが広がる。長いエスカレーターを上れば、やはりホテルのようなレセプションが迎えてくれる。レセプションではコンシェルジュがクリーニングの取次や宅配の手配など、数々のサービスとホスピタリティをもってサポートしてくれる。
今回は同マンションの管理組合の理事長である関さんと理事である田名部さんからお話を伺った。
随所に設置されたラウンジなど各種施設が充実
関さんは2016年に入居。マンション完成10周年のイベントが開催されていた頃に住人となった。2020年から管理組合に参加し、今年から理事長として活動している。
「自分のライフスタイルに合うということが、このマンションを選んだ理由です。駅からの近さや勤務先に歩いて行ける距離であること、生活利便施設が整っていることなどが魅力でした。マルエツ プチが建物の1階にある上に、クリーニングや宅配の受け取りなどをレセプションがサポートしてくれるのも安心でした」(関さん、以下同じ)
なかでもマンション内に整う数々の施設が気に入っているそう。マンション内を案内してもらいつつ、お話を伺った。
最初に見せていただいたのはオーナーズスタジオ。ここには24時間利用できるデスクスペースがあり、自室での学習や執筆など集中する事が難しい時などに、ここを利用できるので便利だという。コロナ禍で利用する人も増えている。
大型のスクリーンとプロジェクターで好きな映画をこころゆくまで堪能することができるジョイスタジオは、オーディオシステムも完備しているのでサウンドも大迫力。ゲストを招いてのホームビデオ鑑賞会や楽器、カラオケ等の練習などにも使える。
小さいお子さんの遊び場になるキッズルーム。雨の日ものびのびと遊べる空間だ。また乳幼児を連れた方が気兼ねなく寛げるコミュニケーションの場としてフレキシブルに使える。ライブラリーラウンジとは吹抜けの階段でつながっているので、大人はライブラリーラウンジで仕事、子どもたちはここで遊びながら過ごす、という使い方もできる。
キッズルームと階段で行き来可能なライブラリーラウンジ。現在は仕事のスペースとして活用している方も多いとのこと。気に入った本をゆったりと楽しむためのチェアもある。
各階には24時間ゴミ出し可能なゴミステーションが設けられている。各施設や居住スペースが美しく保たれているのは、バックヤードとなるゴミステーションが設置されていることも大きい。一目でわかるようにゴミの種類が書かれているので分別しやすいそうだ。
都心ならではの眺望が楽しめる2つのビューラウンジ
イーストアーク、ウエストアークのそれぞれにビューラウンジが用意されている。イーストアーク29階にあるシティビューラウンジは都心方面の、ウエストアーク26階のスカイビューラウンジからは、ベイエリアやレインボーブリッジ方面の眺望が楽しめる。ビューラウンジは、有料(1時間1000円)で貸切できるのもメリット。
シックなモノトーンのインテリアで統一されたシティビューラウンジは、窓からパノラミックな眺望を楽しめる。ゆったりしたソファがあるので、仕事の合間にリラックスするのにも利用できる。
見える景色の異なる2つのビューラウンジがあり、自宅からの眺め以外にもいろいろな眺望が楽しめるのも、このマンションの魅力と言える。
関さんもラウンジからの眺望、特に夜景を気に入っているという。
「スカイビューラウンジからは湾岸方面が眺められます。夜はレインボーブリッジやベイエリアの灯りが見えて素敵ですよ。夜は貸切での利用も可能なので友人を呼んでパーティーをすることもできます。ここからの眺望はどんなレストランに行っても負けませんね」
インテリアテイスト・眺望の異なる2つのゲストルーム
カテリーナ三田タワースイートの各棟にはテイストの異なるゲストルームも用意されている。イーストアークには29階のシティビューラウンジの隣にイーストアークスイート、ウエストアークには26階のスカイビューラウンジと内廊下をはさんだ向かい側にウエストアークスイートが設置されている。
イーストアークスイートはシックな雰囲気のインテリアが魅力のツインタイプのゲストルーム。ラウンジと合わせて利用すれば、ホテルの展望ラウンジと客室にも負けないクオリティが感じられる。
ウエストアークスイートはツインベッドのゲストルームで、イーストアークスイートとは異なり、インテリアは明るい色調で統一されている。バルコニーだけでなく、バスルームからもシティサイドの眺望が楽しめるビューバスは住人も利用したくなるほど。
建物内にスーパーや医療施設などさまざまな施設が充実
また大規模物件ならではの各種施設も充実している。1階部分には住人以外も利用できる食品スーパーやレストラン、医療施設や東京都認証保育施設なども入居している。
「何か買い忘れている日用品があっても、すぐに買いに行けるので便利です」
防災とセキュリティを重視した構造と管理体制
マンション竣工時からお住まいで、理事になって今年で7年目の田名部さんは、入居時はまったく理事活動に興味がなかったそうだが、当時の熱心な理事の誘いで管理組合に加わった。管理組合に参加して以降は、第一に防災に関して何かできればと考えてきたそうだ。
「港区の補助で備蓄をしたり、防災訓練の計画をしたり、進めることはたくさんあります。特にこのマンションでは3割程度が賃貸で住んでいる方です。住人のみなさんに興味を持って防災訓練に参加していただくには、どうすればいいかという問題がありました。 また以前は『防災=地震』というイメージでしたが、最近では水害や感染症も大切な問題です。現在は住人の方に防災に関するアンケートを取って集計するなど、要望に応じて対策を進めています」(田名部さん)
気になる防災面では、カテリーナ三田タワースイートでは、ウエストアークに15本のコンクリート杭と地中連続壁が58本、イーストアークに57本のストレート杭と拡底杭が地下約25m以深の支持層を埋設している。また一般の建物より高い強度のコンクリートや鉄筋を採用しており、ハード面に関しては地震に対して高い技術力に守られているようだ。
また防犯面では24時間2名のコンシェルジュと24時間4名の防災センター要員、24時間有人管理サービス、敷地内での異常発生をいち早く察知するために自動録画機能付監視システム等が採用され、各住戸の水回りの床下には漏水センサーが設置されている。 住戸での火災・ガス漏れ・漏水等に24時間体制の集中管理システムで即時に対応、暮らしの安全を見守るシステムが用意されている。
防災とセキュリティを重視した構造と管理体制
カテリーナ三田タワースイートでは、マンション自体の公式サイトが運営されているのも特徴だ。カテリーナ三田タワースイートでは共用施設をはじめ、居室内の設備なども公開されている。公式サイト上で管理規約の申請・入手や各種申請書などのダウンロードも可能だ。カテリーナ三田タワースイートの購入を検討している人たちにとって事前に管理規約が手に入れられれば、住み心地が想像しやすく検討材料のひとつになるだろう。
「カテリーナニュースという住人へのお知らせなどをマンション専用ポータルサイトでも公開して情報の共用に努めています」(田名部さん)
最近はコロナ禍で開催していないが竣工10周年イベントなども大々的に開催してきた。数年前にはロビーで「親子で楽しむクラシック」や「ワインとクラシックの夕べ」などのコンサートを開いて住人に楽しんでもらった。
管理組合には施設財務、企画・イベント、安心・安全、総務の4つの分科会があり、それぞれ活動している。関さんはご自身が在宅勤務ということもあり、ポストコロナのマンションの在り方も積極的に考えている。
「働き方が多様化し、家で仕事をすることが増えた人も多く、マンションの役割にも変化が生まれると思います。
幸いにこのマンションは立地の利便性もいいですし、共用施設も充実しています。自宅でもオフィスでもないサードプレイスとしての役割も担える施設があることも恵まれていると思います。ポストコロナに向けて、さまざまなイベントや管理の在り方も考えて行きたいです」
周辺にはグルメスポットも多彩。近所には港区役所や港区スポーツセンターも
「田町は港区のなかでも、区役所があったり、港区スポーツセンターがあったりと暮らすのに便利な場所です。さまざまな開発も進んでいるので、これからの発展も期待できる環境だと思います。
駅をはさんだ向こう側になりますが、昨年全館開業したムスブ田町は36店舗ものレストランやショップが入っていてさまざまな料理を楽しむことができたり、買い物にも便利です。またマンションの周辺にもグルメスポットが充実しているので、休みの日も近所で食事を楽しむことができますよ」と関さん。
取材後に教えてもらったカテリーナ三田タワースイートのすぐそばにあるレストラン「Bistro Roven 三田」でランチを取っていたら、偶然にも再び関さんにお会いすることができた。
ほんとうに都心での暮らしを満喫されていると実感した。その店のロールキャベツがほんとうに美味しかったことは言うまでもない。
※今後のイベント開催、共用施設の使用は新型コロナウィルス感染症対策のため上記の通りではありません