以前はマンションにお住まいだったNさん家族。子どもの成長にともない階下に伝わる足音が気になって、戸建てへの住み替えを検討された。こだわりの強いNさんの意向を尊重し、新居は注文住宅に決定。子どもたちが元気に走りまわれる家をテーマに、イチからプランを練っていった。子育てプランを計画する際、あわせて考えたいのが家事の負担を軽減する方法。毎日の家事をコンパクトにできれば、その分子どもたちに時間と体力を注ぐことができる。Nさんがまっさきに思い浮かべたのは、子どもたち… 続きを読む
以前はマンションにお住まいだったNさん家族。子どもの成長にともない階下に伝わる足音が気になって、戸建てへの住み替えを検討された。こだわりの強いNさんの意向を尊重し、新居は注文住宅に決定。子どもたちが元気に走りまわれる家をテーマに、イチからプランを練っていった。子育てプランを計画する際、あわせて考えたいのが家事の負担を軽減する方法。毎日の家事をコンパクトにできれば、その分子どもたちに時間と体力を注ぐことができる。Nさんがまっさきに思い浮かべたのは、子どもたちを連れて買い物から帰宅したシーン。重い買い物袋を提げて、いったん靴を脱いで、またキッチンまで買い物袋を運んで・・・当たり前にやってきたけど、ストレスだったのでは?シンプルなようで奥が深い“人と物の出入りがラクになるプラン”。まず建築士が考えたのは、買ってきた食材をスムーズに冷蔵庫にしまえる動線だ。リビングを経由せず、玄関からキッチンへ直接アクセス。帰宅後、すぐに重い買い物袋から解放される。また子どもが家遊びに飽きたら、安全な外遊びができるウッドデッキが活躍。半分中で半分外という新鮮な空間が、子どもの新しい遊びを生み出してくれる。「この家に住んでみんなと愉しく過ごす時間が増えました。子どもも元気に走りまわって楽しそうです」(Nさん)。
玄関からLDKは2つの動線でアクセス。一つはリビングにつながるルート。そしてもう一つは、キッチンのパントリーにつながるルートだ。たくさんの食材を買って帰宅したら、買い物袋は直接パントリーへ。重い荷物を持ってリビング経由で遠回りする必要がないので、小さなストレスが軽減される。リビングの中には、TAIN… 続きを読む
玄関からLDKは2つの動線でアクセス。一つはリビングにつながるルート。そしてもう一つは、キッチンのパントリーにつながるルートだ。たくさんの食材を買って帰宅したら、買い物袋は直接パントリーへ。重い荷物を持ってリビング経由で遠回りする必要がないので、小さなストレスが軽減される。リビングの中には、TAINN DESIGNのモデルハウスを参考にした畳の小上がりを設置。子どもたちの遊び場やお昼寝の場として日々重宝している
2階フロアは洗濯動線を集約。洗濯物はバルコニーに干して、取り込んだらファミリークローゼットにそのまましまう。無駄な行ったり来たりがなく、最短距離で片付くように、夫婦でしっかり話し合ったそう。今はつながっている広い洋室は、いずれ壁で仕切って2つの子ども部屋にカスタマイズできる
2階フロアは洗濯動線を集約。洗濯物はバルコニーに干して、取り込んだらファミリークローゼットにそのまましまう。無駄な行ったり来たりがなく、最短距離で片付くように、夫婦でしっかり話し合ったそう。今はつながっている広い洋室は、いずれ壁で仕切って2つの子ども部屋にカスタマイズできる
たっぷりの荷物が入る6畳のロフト。季節限定の家電や、これからどんどん増えていく子ども関係のアイテムなどをすべてしまっておける。小さな窓があるおかげで風通しがよく、ロフト特有の「もわっ」とした空気が軽減される
たっぷりの荷物が入る6畳のロフト。季節限定の家電や、これからどんどん増えていく子ども関係のアイテムなどをすべてしまっておける。小さな窓があるおかげで風通しがよく、ロフト特有の「もわっ」とした空気が軽減される
BBQを楽しめるウッドデッキ。ふだんの食事もここでとるとピクニックになる。旧居のマンションに比べて、遊びのレパ… 続きを読む
BBQを楽しめるウッドデッキ。ふだんの食事もここでとるとピクニックになる。旧居のマンションに比べて、遊びのレパートリーも増えたそうだ
ネットで気になる土地を見つけて、不動産会社を訪れたNさん。そこで出会った担当者がTAINN DESIGNで家を建てていた縁で、同社建築士の中山さんを紹介されたという。夫婦の要望をうかがった中山さんは、簡単なプランと見積もりを作成。その内容に2人はほぼ満足していたが、念のため他社も見てみることにしたそうだ。「予算と設計のバランスを見る限り、タインさんを超えるところはなさそうだと思っていました。でも人生の買い物だから、『やっぱりTAINN DESIGNさんが正… 続きを読む
ネットで気になる土地を見つけて、不動産会社を訪れたNさん。そこで出会った担当者がTAINN DESIGNで家を建てていた縁で、同社建築士の中山さんを紹介されたという。夫婦の要望をうかがった中山さんは、簡単なプランと見積もりを作成。その内容に2人はほぼ満足していたが、念のため他社も見てみることにしたそうだ。「予算と設計のバランスを見る限り、タインさんを超えるところはなさそうだと思っていました。でも人生の買い物だから、『やっぱりTAINN DESIGNさんが正解だね』って確信がほしい。そのために他社さんの提案も見るべきだと夫婦で話し合ったんです。そのことを正直に中山さんに話すと「絶対にその方がいい。お二人が納得して決めるのが一番なんですよ」と、当然のようにおっしゃってくれて・・・。私たちのことを本当に考えてくれているようで、とても嬉しかったのを覚えています」(Nさん)。その後3社ほどハウスメーカーを訪れ、プランと見積もりをじっくり比較検討。自分たちの暮らしを想像すると、やはり中山さんのプランが正解だと確信したそうだ。「動線に無駄がなく、私たち家族の動きがきちんと考えられている間取りだと思いました。タインさんは直接建築士さんに要望を伝えられるので、プランにブレがないのがいいですね」(Nさん)。
大まかな間取りの輪郭が決まったら、その後のインテリアや造作家具、細かい設えなどは私が担当。完成に向けて一緒に作りこんでいきます。ご夫婦の要望はとても明確。完成イメージもしっかりと持たれていたので、「どうやって、お二人の想像を超えるか」が私の課題でした。意識したのは、ディテールを大切にすること。すべての空間の「あと1ミリ」にこだわり抜くことで、まったく違う雰囲気の家になると思ったんです。たとえば、リビングの一角に設けた畳の小上がりコーナー。デザインと目隠しを… 続きを読む
大まかな間取りの輪郭が決まったら、その後のインテリアや造作家具、細かい設えなどは私が担当。完成に向けて一緒に作りこんでいきます。ご夫婦の要望はとても明確。完成イメージもしっかりと持たれていたので、「どうやって、お二人の想像を超えるか」が私の課題でした。意識したのは、ディテールを大切にすること。すべての空間の「あと1ミリ」にこだわり抜くことで、まったく違う雰囲気の家になると思ったんです。たとえば、リビングの一角に設けた畳の小上がりコーナー。デザインと目隠しを兼ねるルーバーで、さりげなく空間を仕切ることにしたのですが、このルーバーをオリジナルで製作。もちろん既製品でも対応できるのですが、イチから作る方がぴったりと空間に収まって、圧倒的に美しいんですよ。ほかにも間接照明を入れる天井の折り上げる割合や光の照らし具合を、電気屋さんと相談しながら何度も微調整したり。建築士のエゴかもしれませんが、思いつく限りの細部にこだわりました。お二人にはとても喜んでいただけて、私もさらに(もっとできることないかな?)という積極的な気持ちになって。良い循環で家づくりができたなぁと思います。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 105.72m2 (31.9坪) |
敷地面積 | 132.18m2 (39.9坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,580万円 |
竣工年月 | 2022年2月 |
住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
リビングは、天井の一部を折り上げて間接照明で彩るプラン。木の床や借景の緑、爽やかな光も相まって、心地よい開放感に満ちている
Nさんが希望したシックな黒の外観。夫人のセンスで白い縁取りを取り入れた、夫婦の共同作品だ。設計上どうしても、ロフトによってユニークな形状になってしまうが、それがまた良い
TAINN DESIGNのモデルハウスで「ぜひやりたい!」と気に入った畳の小上がり。床下はおもちゃがぎっしり詰まった収納スペースになっている。キッチンで作業をしながら、ルーバー越しに子どもたちの様子を見守ることができるので安心だ
ダイニングは梁をあしらった少し特別な空間。夫人の描くイメージを赤秀さんがカタチにしたものだ。キッチンはクリナップ製。大容量の背面収納とその奥にパントリーも備えているので、食器棚を置かなくても充分に事足りる
随所に取り入れたブルーグレーのクロスは、夫人が選んだもの。「(これ、どうかな~?)って迷ったときは赤秀さんに相談。いつも『いいですね!』って背中を押してくれたので、私も自信をもって決めることができました」(夫人)
ダイニング、リビング、畳の小上がり、ウッドデッキ・・・たくさんの居場所があるLDK。友人家族が12~13人ほど集まることもあるそうだ。「各々が好きな場所でくつろいでいます。子どもたちは畳の小上がりでよく遊んでいますが、いつも視界に入っているので安心です」(Nさん)。テレビの背面はデザイン性と調湿効果のあるエコカラットでアクセント。左右に取りつけたウォールラックや間接照明などはSNSを参考にした
テレワークをしたり、将来は子どもと並んで勉強をしたり、何かと使い勝手の良いキッチン隣のワークスペース。夫人の趣味であるクラフト制作のアトリエでもある。作品を飾れるウォールラックは赤秀さんの提案
BBQを楽しめるウッドデッキ。ふだんの食事もここでとるとピクニックになる。旧居のマンションに比べて、遊びのレパートリーも増えたそうだ
玄関から直接パントリーへ。共働きなので1週間分の食材をまとめて買い出し。たっぷりストックできる大型のパントリーがとても重宝する
玄関の洗面はあえて大きめに。帰宅してただ手を洗う場所ではなく、(子どもたちが成長したら、きっと2階の洗面だけでは足りないだろう)と考えて、普段使いができるサイズにした
大きなファミリークローゼットは、単独で2階のホールに設置。旧居では寝室内にクローゼットがあったので、子どもが寝ている間にそーっと着替えなきゃならなかったそうだ
2階の洗面&脱衣室。夫人が選んだブルー系のクロスで、じめじめしがちな空間も爽やかに。既製品の洗面台と造作のウォールラックを組み合わせて、コストを抑えながらもオリジナリティ溢れる空間に
グレーのクロスがおしゃれなトイレ。こちらもウォールラックを取り付けて好きな雑貨をディスプレイ