中間層免震構造

中間層免震構造(チュウカンソウメンシンコウゾウ)の意味・解説

中間層免震構造とは、免震層を1階床より上に設ける構造のこと。
例えばオフィスと住居、オフィスとホテルなど、上下階で建物の用途が異なる場合に、その境界部分に免震層を設けることで、上下階の構造形式(上階をRC造、下階をS造にする等)などを個々の用途に対応させることが可能になる。
また、免震装置を地中に設置するタイプと異なり、設置するための地下ピットや揺れしろ分を考慮したスペース・空間が不要なため、敷地の有効利用にもつながる。

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