天空率

天空率(テンクウリツ)の意味・解説

天空率とは、魚眼レンズで天空を同心円状に見上げたとき(任意の測定ポイントに対して正射影投影)、建物を立体的に映した範囲を除いて、どれだけ空が見える割合が残るかを示したもの。これは、2003年(平成15年)に施行された改正建築基準法において追加された制度で、従来の高さ制限(道路斜線・隣地斜線・北側斜線)となる第56条に新たに第7項として設けられた。
採光や通風の確保を目的として定められ、実際に計画する建物のほうが天空率が大きければ(空を覆う割合が少なければ)、斜線制限を適用しないことができるという緩和措置。
これにより、斜線制限によって容積率を十分に消化できなかった敷地においては、その有効利用も可能となったため、設計の自由度が増し、高さのある建物が建てやすくなったといえる。

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