土壌汚染

土壌汚染(ドジョウオセン)の意味・解説

土壌汚染とは、有害物質が土壌に浸透して土壌や地下水が汚染された状態のことで、工場等からの有害物質(カドミウムなどの重金属やポリ塩化ビフェニル等)を含む排水や地中に埋められた廃棄物の溶解、あるいは有害物質を含む農薬散布等が要因となって、人畜の健康被害や農作物の生育に弊害をもたらすこと。
近年、土壌汚染による健康影響の懸念や対策の確立に対する社会的要請が強まっていることを受け、土壌汚染の状況把握、および健康被害防止のための施策推進を図るため、2002年(平成14年)に「土壌汚染対策法」が制定。
なお、「土壌汚染対策法の一部を改正する法律」が2017年(平成29年)5月に公布された。改正内容には、
・土壌汚染状況調査の実施対象となる土地の拡大
・汚染の除去等の措置内容に関する計画提出命令の創設等
・指定区域内のリスクに応じた規制の合理化などが盛り込まれた。

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