崩壊(損傷)

崩壊(損傷)(ホウカイ(ソンショウ))の意味・解説

崩壊(損傷)とは、形あるものが崩れ、壊れてしまうことです。建築物の場合、地震などの際に上階から押しつぶされるように壊れていく状態を表します。ちなみに、建物が倒れて壊れることは「倒壊」といいます。
建築物は、地震、暴風、積雪などの影響により、次第に損傷したり、最後には壊れることがあります。そこで、住宅性能表示制度では、柱、はり、主要な壁、基礎などの構造躯体の部分に対し、最低等級の等級1において以下の目標を設定しています。
■損傷防止:数十年に一回は起こりうる(一般的な耐用年数の住宅では1度は遭遇する可能性が高い)大きさの力に対し、大規模な工事が伴う修復を要するほどの著しい損傷が生じないこと
■倒壊等防止:数百年に一回は起こりうる(一般的な耐用年数の住宅では遭遇する可能性は低い)大きさの力に対し、損傷は受けても、人命が損なわれるような壊れ方をしないこと

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