お母様と二人暮らしのOさん。築47年のお住まいは部屋が細かく分かれていて、暗くて冬は寒く、お二人はほとんど掘り炬燵のある4.5畳の和室で過ごされている状態でした。そこで高齢のお母様が慣れ親しんでいる和室の位置はそのままに、部屋や廊下の間取りを変えて広々と明るいLDKをつくり、伸びやかな住空間にリフォーム。昭和の古い雰囲気だった老朽家屋が、モダンに生まれ変わりました。開放的な間取りになり、「気持ちまで明るくなった」とお喜びのOさんです。また、構造補強と共に壁や天井に断熱材を入れ、窓を複層ガラスサッシに変えたことで、以前は絶えず焚いていた石油ストーブなしで、冬も暖かく過ごせるようになったそうです。
建物タイプ | 一戸建て |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 本人+母親 |
築年数 | 47年 |
間取り | [ Before ] 5DK → [ After ] 4LDK |
目的 | 間取り変更・スケルトン、家の老朽化、収納力アップ、バリアフリー |
リフォーム箇所 | LDK、洗面、浴室、トイレ、玄関、和室、洋室、外壁、屋根 |
新しくした設備 | キッチン/YAMAHA(Berry) バス/SEKISEI(Roomy) 洗面化粧台/YAMAHA(EPOCH) トイレ/TOTO(ネオレスト) |
費用 | 2000万円 |
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費用概算 |
仮設・解体工事: 2,400,000円 躯体・下地工事: 5,200,000円 内装・建具工事: 3,700,000円 外装工事: 4,000,000円 電気工事: 1,000,000円 住設・給排水工事: 3,100,000円 その他・諸経費: 600,000円 |
工期 | 約3ヶ月 |
リフォーム面積 | 89平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
提案されたプランを見て開放感のある間取りが気に入りました。また、見積もりが明瞭で、為貞さんと彦坂さんの説明もわかりやすく、親身なお人柄も信頼できました。前の家の配置を残しつつ、住み心地も印象もガラリと変わって感激しています。今はキッチンにいても、和室にいる母の様子がわかって安心ですね。
古い昭和の雰囲気を残す土壁のお宅で、筋交いがなく構造に不安がありました。また、断熱性がないため冬の寒さにお悩みで、間取りも細割りで使い勝手が悪く、4.5畳の和室しか使われていない状態でした。お母様が慣れ親しんだ生活スタイルを変えることなく、明るく広々とした快適な住空間を生み出すプランを工夫しました。
筋交い、火打ち、金物で構造を補強して構造を丈夫にし、使われていなかった居間や廊下をすべてLDKに取り込んで、開放的な間取りに変えました。ご高齢のお母様と快適・安全に生活できるよう、引き戸、バリアフリー、オール電化などをご提案。モノをできるだけ外に出さずにすっきりと暮らせるよう、さまざまなスペースを有効活用して、使い勝手の良い収納をお作りしました。お住まいになりながらのリフォームでしたので、キッチンと浴室の工事を最後に行うなど、ご不便のないように配慮しました。
営業担当の為貞新路さん(右)とデザイナーの彦坂千映さん(左)
部屋が細かく分かれ、しかも真ん中の廊下で分断されていたため、閉鎖的で暗い雰囲気でした。高齢のお母様が戸惑わないように、慣れ親しんだ和室はそのままに、階段の位置を変え、居間、DK、廊下も取り込んで、ワンルームのLDKを創出。「間取りの印象を変えずに広く暮らしたい」というOさんの希望が上手に叶いました。
暗く、閉鎖的だった和室部分
窓を大きくとり開放的に、明るくなった和室
築47年を経た古い家で、窓は木枠、壁に断熱性もなく、冬の寒さがこたえました。そこで老朽箇所を補修し、梁、筋交いで構造を強化した上で、壁に断熱材を入れ、窓はすべて複層ガラスサッシに。明るくモダンな印象の住まいに生まれ変わり、住み心地も快適。オール電化にしたことで、光熱費もかなり安くなったそうです。
独立して、設備も老朽化していたキッチン
システムキッチンをとりかえ、オープンタイプに
玄関ホールには壁面のデッドスペースを活用して、ストック品がしまえる折れ戸の収納を設け、和室は出窓下を利用してテレビボードに。また、2階の洋室は、お手持ちの箪笥がぴったり収まるように部屋をあらかじめ設計するなど、使い勝手のいい収納計画で、すっきりと便利な暮らしを実現しています。
収納は下足入れのみだった玄関
玄関ホールも収納たっぷりで、いつも片付いている
和室と居間を取り払い、階段を移動。真ん中に走っていた廊下も取り込んで創り出したバリアフリーのLDK。お母様のお気に入りの掘り炬燵の部屋ともつながり、明るく広々とした住空間に生まれ変わった。リビング内に洗面室への引き戸も設けて、洗面・浴室への動線を短くしたのもポイントだ
東側にある明るい掘り炬燵の和室は、お母様が慣れ親しんだ部屋なので、リフォームして戸惑われないように、あえて間取りを変えることなくリフレッシュ。掘り炬燵は新調し、出窓下を利用してTVボードや飾り棚を造作して使い勝手を向上させた
L字だったキッチンは対面のレイアウトに。LDとオープンにつながり、快適な使い勝手になった。「振り向くと食器が出せて、必要なもの全部に手が届くから本当に便利です。それに、全部の空間がつながってワンルームの感じ。和室にいる母の気配もわかるから安心ですね」とOさん
以前は浴室と洗面室が離れていたが、狭かった脱衣室を広げて洗面を新設し、バリアフリーの浴室・洗面室に。暖かいリビングから引き戸で直接、お風呂場に出入りできるようになって、高齢のお母様もお喜びだ
外壁は耐震性を考慮して、建物に負担の少ない金属製の軽量サイディングで張り替え、窓はすべて複層ガラスサッシに交換。屋根は既存のトタン葺きの上に金属瓦で葺いて、耐久性を高めるとともに外観のイメージを一新した
会社名 |
セキスイハイムグループのリフォーム(首都圏)(東京セキスイファミエス)
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