エステムコート八王子高尾 （取材レポート）

「土地を買い、作り、売る」のが一般のマンション事業。また、売却後もアフター管理、仲介、賃貸の分野まで、売ったら終わりではなく、売った後のお付き合いも大事にするのが東京日商エステムのモットー。そして、これらを実現するのが自社グループ内で行う同社独自の一貫体制だ。

この体制により各分野間の情報共有がスムーズになり、優れた土地情報を早く仕入れ、素早く事業化することで駅近・都心立地の上質なマンションを提供できる。
この体制は商品企画にも活かされる。営業やグループ会社からお客様の声が寄せられ、企画に反映される。このように各部門やグループ企業が連携し、同社のマンションは造られる。そして先述したように販売後も管理や売却の仲介まで、各部門のグループ会社がフォローする。

設計企画課 次長 的場宏平氏は「設計企画課は企画から設計、施工管理までを一貫して行います。案件を受け、実施設計図を作成。地域性や環境、ニーズを調査し、デザインや仕様を決定する中心的役割を果たします。ファミリー向けマンションであれば、安全性を第一に、間取りや使い勝手、壁に使う素材なども選定します。我々は長期的視点から高品質な物件造りを心がけ、構造体をしっかり作ることで、将来的なリフォームなどにも対応できるよう配慮しています。また見えない部分にもこだわり、安全性を最優先にしています」と話してくれた。

〈エステムコートグラン 吉祥寺〉はエステムコートシリーズの中でも《グラン》を冠し、様々なこだわりを詰め込んだ上級仕様のマンション。

現地の目の前にはバス停があり、「吉祥寺」駅まで直通のアクセス。本数も豊富にある。同物件の販売責任者住販部部長の板井大輔氏は、「このエリアのバス便の便利さを知っていましたので、今の市況の中で価格とのバランスを考えた時にニーズが高いと判断しました。『武蔵関』駅も徒歩圏で、子育て環境に適したロケーションも魅力です。外観デザインや共用部、設備等もグレード感にこだわった仕様で、お客様から好評をいただいています。今後は同物件の経験を踏まえ、お客様にとっての快適な暮らしを実感いただける間取り・設備を採用していきたいですね」と話す。
設計企画課 次長 倉林友彦氏は「吉祥寺の物件は立地が低層の区域がほとんどということで、この地ならではの高級感と寛ぎをイメージしました。エントランスまでのアプローチを長く取り、その間に植栽をふんだんに使い、創りこみました。エントランスもメインの建物とは別に設けることで高さを確保でき、ガラス張りの仕様がより一層高級感を醸し出します。全体を通してグレード感を大切にしながらプランを立てました。今後は環境や地域のまちづくりに配慮したマンションづくりに取り組んでいきたいですね」と語ってくれた。