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お部屋の良し悪しだけでなく、周辺環境や街全体も毎日の暮らしに大きく影響する要素。建物だけ見て終わりにせず、環境も同じくらい、とことんチェックしたい。
複数のお部屋を見学する場合、車で案内されるだけ、というケースも多いが、必ず駅まで歩いて、実際にかかる時間を測定しよう。と同時に、途中にどんなお店があるか、車の交通量は多いか確かめながら歩きたい。見学は通常昼間だが、できれば夜も歩いてみよう。街灯は多いか、人通りは絶え間なくあるか、安全面を重視して夜の雰囲気も確認したい。例えば、平日に通常の帰宅時間に合わせて最寄駅から物件まで歩くと、ぐっとリアルに感じるはず。
最寄駅まで来たら、駅前のにぎやかさや人通りをチェックしよう。駅によっては南口と北口でまったく雰囲気が違う場合も。また通学・通勤時間帯の電車の本数も確認を。
駅から遠い物件の場合、意外な落とし穴が「駐輪場」。「駅から遠いから自転車でいいやと思っていたら、駅前の駐輪場の抽選に落ちた」なんてことも。場所、料金、空き状況などを確認しよう。同様に、バス便の便利度(本数や終バスの時刻)、タクシーのつかまえやすさなども重要だ。
シングル世帯が住み替えの際に重視する要素のトップ5は「1位.通勤・通学の便」「2位.買い物などの利便」「3位.治安」「4位.医療施設などの利便」「5位.水害・津波など災害の受けにくさ」(国土交通省「令和5年度住生活総合調査(※)」より)。他の世帯も5位までの順位はそれほど変わらない。
ここでは、この5つの要素に関するチェックポイントを詳しく紹介。もちろん、どんな施設や環境が重要かは人によって違うもの。「私の暮らしにこれはないとダメ」など自分なりの優先順位を考えることも大切だ。
通勤・通学の便といえば、やはり重要なのは交通利便性。実際に現地に出向いて以下のポイントを確認しよう。また、子育て世帯は、幼稚園や小学校、中学校まで安全に通学できそうかもチェックしておこう。
家の近くにスーパーやコンビニなどの日常使いができる商業施設があるかどうかは、誰でも気になるところ。かかりつけ医となってくれるクリニックもあると、万が一のときに心強い。ここでは主に一人暮らしに必要な商業施設などのリストをまとめてみた。
また、先の調査では、現在の住環境の不満点の上位として、「近隣のシェアオフィスなど自宅や職場以外で仕事のできる環境」「文化施設(図書館など)の利便」が挙げられた。テレワークすることが多い人、引っ越しを機に趣味を広げたいと考えている人などは、こういった点も併せて確認することをおすすめしたい。
治安面で最も安心できるのは交番のある駅近くの物件だ。現地見学の際、夜間も警察官が駐在しているのか、駅から家までに人通りの少ない暗い路地などがないかは必ず確認しておこう。
水害や土砂災害、地震による揺れや津波による被害に備えのある街を選ぶなら、市区町村のサイトで「ハザードマップ」をチェック。近くにある避難所も調べて、実際に行ってみることも大切だ。
※出典:令和5年住生活総合調査(速報集計)/国土交通省 〈表60 今後の住み替え(住宅のまわりの環境)で重視する内容(1位、2位)〉〈結果34ページ 居住環境の個別要素に関する不満率〉