
21世紀になり、お掃除ロボットが家庭にも普及し、100年間掃除いらずのトイレが登場するなど、私たちの生活は少しずつ変化し始めています。そこで今回は、未来のキッチンに欲しい機能をアンケート調査しました。未来のキッチンはどうなってほしいと思っているでしょうか?
みんなが望む未来のキッチン、1位「生ごみを勝手に処理してくれる」
みんなは未来のキッチンにどんな機能を求めているか、結果を見てみましょう。
Q. 未来のキッチンに求める機能はなんですか?(複数回答)
第1位 生ごみを勝手に処理してくれる排水口(58.7%)
第2位 ゴミ箱が自動分別してくれる(38.0%)
第3位 シンクに食事後のお皿を置くと自動的に洗ってくれる(34.0%)
第4位 触ってもヤケドしないコンロ・オーブン(24.0%)
第5位 あたたかさまでキープ!つくった料理をそのままの状態で保存可能な冷蔵庫(19.3%)
第1位は「生ごみを勝手に処理してくれる排水口 (58.7%)」でした。その理由としては「生ごみの処理が一番面倒だから。 排水口が自動できれいになるとうれしい」「排水口が小さな生ごみで詰まり、汚れてぬるぬるな所を清掃したくない」「生ゴミが減ればゴミ袋代がうく」というコメントがありました。
キッチンまわりは、生ゴミの処理を不便に思う方が多いようです。第1位の自動ごみ処理に加えて、第2位の「ゴミ箱が自動分別してくれる(38.0%)」機能があったら、まさに至れり尽くせりですね。
1位、2位のゴミ関連の機能に引き続き、第3位には「シンクに食事後のお皿を置くと自動的に洗ってくれる(34.0%)」がランクインしました。「自分でしなくても良いという機能が、何より欲しい未来の機能です」というコメントがあり、お皿洗いはいつの時代も面倒と感じられているようです。第4位の「触ってもヤケドしないコンロ・オーブン(24.0%)」は、お年寄りが増えていく日本では、ぜひ開発していただきたい機能ですね。
2025年、キッチンはなくなる!?
近い将来キッチンはどのように進化するのか? アンケートで希望の多かった機能は開発されるのでしょうか?
家具メーカーのIKEAは、2025年には実用化されるかもしれない、未来のコンセプトキッチンを提案しています。それはズバリ、ダイニングテーブルが、キッチンカウンターやコンロになる! 日常生活では普通にダイニングテーブルとして使用し、料理をするときには、そのテーブルがそのままキッチンカウンターやコンロとして使用できるそうです。
まとめ
テクノロジーの進歩によって、キッチンという概念が大きく変化していくこともあるかも。未来のキッチンであなたはどんな料理をつくりますか?
●調査概要
・調査期間:2016年2月15日~2016年2月17日
・調査方法:インターネット調査(ゲイン)
・対象:全国に居住する30~70歳代の男女
・有効回答数:男女150名