シエリアシティ横浜東戸塚 （取材レポート）

●本PJ リーダーである長谷川氏にお話をお伺いしました。

シエリアシティ横浜東戸塚は、3つの特徴がある大規模レジデンスです。第1に482邸という規模感の大きさ。第2に大型スーパー「ヤオコー」が開業予定となっており、大型商業施設に隣接していること。第3に広さ約1,100m²（テニスコート約5.6面分）のとても広い「提供公園」にも隣接しているという点です。

共働きが主流になっている時代、大型スーパーがすぐ隣にある立地は、暮らしのタイパを上げ、生活の質の向上が期待できます。広い提供公園は思いっきり体を動かせる、部屋以外の身近な存在として、子育ての大きな助けになるのはもちろん、大人のリフレッシュ空間となるはずです。

東戸塚の象徴となる建物とすべく、ここに住まわれる未来の家族に向き合い、日々の暮らしがもっと楽になる。楽しくなる住まいにしようと決意しました。

持続可能な未来の実現を目指す「関電グループ」が手掛けるプロジェクトとして、多種多様な空間が重なり合い、連続し、“つながる” 共生住宅を目指して、「Eco-Synchronicity」というデザインコンセプトを掲げています。

建物の外観デザインは美しく連なり、重なり合う美しいたたずまい。朝、昼、晩と24時間格好良いと思える意匠にトコトンこだわりました。ここでは伝え切れないので、是非インタビュー動画をご覧いただければ、うれしいです。

●設計を担当した岸氏にお話をお伺いしました。

共用施設のメイン空間のひとつ、生活の中心拠点となるのが「Work-Life Hub（ワークライフハブ）」です。緑や太陽の光、風など自然を感じる中庭「チルコート」に面した場所に、多彩な機能を持つ空間として仕上げました。

中庭の緑を感じながら木をモチーフにデザインした開放的な空間「チルラウンジ」。車寄せを望み、寛げる「ロビーラウンジ」は石をモチーフにデザイン。天然石を用いたデザインウォール、隣接する「チルラウンジ」との連続性も意識した空間となっています。

「ライブラリーラウンジ」では、落ち着いた地中をイメージした空間。読書をする空間として適したデザインに。「クリエイティブラウンジ」は木漏れ日をイメージし、自由に会話を楽しみながら、学習や作業ができます。

「ワーキングブース」は2つの異なる個室ブースに加え、カウンタースペースも用意。テレワーク時代の部屋以外の仕事の場として活用してもらいたいと「明るい気持ちで仕事に臨める」空間に仕上げています。

他にも、親戚などのゲストはもちろん住民の方にも泊まってもらいたいとデザインした2つのゲストルーム「ケイブ」と「テラス」、壁を鏡面で仕上げたフィットネススタジオにもこだわりました。ここでは紹介しきれないので、インタビュー動画でお話ししています。是非、ご覧ください。