賃貸マンションからの住み替えを計画されたご家族。旧居は1LDKで広さは十分だが、家族が風邪をひいたときなど“間取り”が足りないのがネックだったという。当初はリノベーションを前提とした中古マンションや、建売住宅も考えていたが、思っていた以上に高額。また自分たちに不要なスペックが含まれていたり、やや無駄がある点も気になっていた。現在の土地との出会いが決め手となり、最終的にご夫婦が選ばれたのは注文住宅。「自分たちが欲しい物を、欲しい場所に」という想いを叶えるべく… 続きを読む
賃貸マンションからの住み替えを計画されたご家族。旧居は1LDKで広さは十分だが、家族が風邪をひいたときなど“間取り”が足りないのがネックだったという。当初はリノベーションを前提とした中古マンションや、建売住宅も考えていたが、思っていた以上に高額。また自分たちに不要なスペックが含まれていたり、やや無駄がある点も気になっていた。現在の土地との出会いが決め手となり、最終的にご夫婦が選ばれたのは注文住宅。「自分たちが欲しい物を、欲しい場所に」という想いを叶えるべく、フルオーダーの家づくりがスタートした。お二人の役割は明確で、プランやデザインは夫人の要望を尊重し、予算まわりはお施主さまが担当。そのため打合せは夫人と行うことが多かったという。お施主さま曰く「妻は打合せのたびに『こんなことできますか?』と、建築士の赤秀さんに無限にオーダーしていました(笑)」というように、夫人はたくさんの理想をお持ちだったが、一番のこだわりは家族でゆったりと寛げるLDK。プライバシーが守られる2階リビングは、隣家の視線を気にせずのびのびと過ごすことができる。また同じフロアに水まわりを配置することで、動線がコンパクトになり家事の負担も軽減。その分家族との時間が増え、みんながご機嫌に過ごすことができるのだ。
1階はプライベートな空間で、現在は10畳の洋室をみんなの寝室として活用。将来的にはこの部屋を2つの子ども部屋に分割することを想定しているため、プランをシンメトリーにして、扉も2つ取り付けた。狭小地ではあるがスペースを無駄なく活かす工夫で、ウォークインクローゼットやシューズインクローゼット、階段下収納… 続きを読む
1階はプライベートな空間で、現在は10畳の洋室をみんなの寝室として活用。将来的にはこの部屋を2つの子ども部屋に分割することを想定しているため、プランをシンメトリーにして、扉も2つ取り付けた。狭小地ではあるがスペースを無駄なく活かす工夫で、ウォークインクローゼットやシューズインクローゼット、階段下収納など、多くの収納スペースを確保している
食事中のお子さんを気にかけながら洗面室で朝の身支度をしたり、ダイニングで仕事をしながら洗濯をしたり・・・LDKと水まわりをワンフロアに収めることで、日々の生活がとてもスムーズ。また水まわりスペースがそれぞれ独立しているため、家族がお風呂に入っていても洗面室を使うことができたりと、様々なシーンで利便性… 続きを読む
食事中のお子さんを気にかけながら洗面室で朝の身支度をしたり、ダイニングで仕事をしながら洗濯をしたり・・・LDKと水まわりをワンフロアに収めることで、日々の生活がとてもスムーズ。また水まわりスペースがそれぞれ独立しているため、家族がお風呂に入っていても洗面室を使うことができたりと、様々なシーンで利便性を実感できる
リビングから固定階段でアクセスできる小屋裏収納は、大きな荷物の運び入れも簡単。ゆったりとした広さなので、シーズン限定の大きなアイテムもすっきりしまっておける
リビングから固定階段でアクセスできる小屋裏収納は、大きな荷物の運び入れも簡単。ゆったりとした広さなので、シーズン限定の大きなアイテムもすっきりしまっておける
SUUMOで理想の土地と出会い、注文住宅でマイホームを建てることにしたご家族。いくつかのハウスメーカーや工務店を訪れ、担当者と会話を重ねていった。「夫は大手ハウスメーカーさんの高性能(断熱性や遮音性)に惹かれていました。けれどもこの場所は静かな住宅街ですし、北国のように過酷な気候というわけでもない。私たちにとって“最高基準の性能”は持て余すばかりで、“ほどよい性能”がベストでした」と夫人。TAINN DESIGNと出会ったのは、土地を購入した不動産会社の紹… 続きを読む
SUUMOで理想の土地と出会い、注文住宅でマイホームを建てることにしたご家族。いくつかのハウスメーカーや工務店を訪れ、担当者と会話を重ねていった。「夫は大手ハウスメーカーさんの高性能(断熱性や遮音性)に惹かれていました。けれどもこの場所は静かな住宅街ですし、北国のように過酷な気候というわけでもない。私たちにとって“最高基準の性能”は持て余すばかりで、“ほどよい性能”がベストでした」と夫人。TAINN DESIGNと出会ったのは、土地を購入した不動産会社の紹介。無料でプランを作成してくれるということで、要望を伝えてみることにした。「ファーストプランを見て、設計自由度の高さを確信しました。限られたスペースの中で、LDKと水まわりが同じ2階フロアに収まっている。さらにトイレ・洗面室・脱衣室・バスルームが一直線に並ぶ動線も素晴らしかったです」とのこと。また、ナラカシのフローリングを始めとする標準仕様のクオリティの高さや、見積もりの明瞭さ、建築士の赤秀さんの「NOと言わない」対応力も気持ちを後押し。TAINN DESIGNなら理想の土地で理想の家を建てられる、そう信じて依頼を決められた。
お客さまの状況やタイプによって、建築士の動き方は変わります。例えばまだ新居のイメージが漠然としている方は、こちらから積極的に提案。ご本人も気づいていない“好き”を一緒に探っていきます。一方やりたいことが明確な方であれば、その想いを受け止めることに集中。描かれているイメージを正確にとらえるため、些細なヒントも見逃さないよう努めます。今回のお客さまは間違いなく後者。「夫人の頭の中にあるデザインやプランを、いかにカタチにするか?」それが私のミッションでした。お打… 続きを読む
お客さまの状況やタイプによって、建築士の動き方は変わります。例えばまだ新居のイメージが漠然としている方は、こちらから積極的に提案。ご本人も気づいていない“好き”を一緒に探っていきます。一方やりたいことが明確な方であれば、その想いを受け止めることに集中。描かれているイメージを正確にとらえるため、些細なヒントも見逃さないよう努めます。今回のお客さまは間違いなく後者。「夫人の頭の中にあるデザインやプランを、いかにカタチにするか?」それが私のミッションでした。お打ち合わせは2週間に一度、TAINN DESIGNで。SNSでブックマークされたお気に入りの写真や、自作のスケッチ等を共有いただきながらプランを詰めていきました。夫人の細部へのこだわりは私も教えられることが多く、特に収納スペースに関するご要望には驚きました。「何をしまうか」を考える方は増えてきましたが、「何段目に何をしまうか」までイメージし、ぴったり収まるようにサイズを指示いただける方はそう多くありません。また床下にコンセントを埋め込むなど、発想の柔らかさにも感動。私自身も初めての経験でしたが、「いただいた要望を全て叶える、限界まで粘る」というTAINN DESIGNの流儀にのっとり、ワクワクしながら挑戦させていただきました。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 81.81m2 (24.7坪) |
敷地面積 | 80.01m2 (24.2坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,800万円~2,899万円 |
竣工年月 | 2023年8月 |
住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
キッチンからはLDK全体を見渡せて、つねに家族の様子をうかがうことができる。冷蔵庫の右側にはリビング収納を設け、ウォーターサーバーのストック、パソコン、書類関係などを収納。あらかじめ「何段目に何をしまうか」をシミュレーションして、天井いっぱいまで無駄なく使いきっている。最上段を神棚として使うアイデアはお施主さまの提案で、赤秀さんも感心したそう
外観の塗り壁はきめ細かな質感が魅力。また夫人がこだわった青みがかったグレーは、いちから調合したオリジナルカラーだ。このグレーが住まいに独自の個性を与え、周囲の景色とも調和している
スケルトン階段は(手すりの縦のラインを揃えるか、それともあえてズラすか・・・)など細部までこだわった特注の一品。「キッチンから眺めるこの風景がいいんです」と赤秀さんも太鼓判を押す美しさである
勾配部分の高窓やバルコニーから、明るい光がたっぷりと差し込むリビング。吹き抜けの効果も相まって、開放感と広がりに満ちた居心地の良い空間に仕上がっている
夫人がダイニングで料理の撮影をしやすいように動き回れる余裕が欲しいが、キッチン側が窮屈になるのは避けたい。それぞれにどれだけのスペースを割り振るか、夫人と赤秀さんは念入りに打合せを行い、ミリ単位で調整していった
夫人が譲れなかったこだわりのひとつが、ステンレス×フルフラットの『YAJIMA』のキッチン。ステンレス素材が持つ美しい光沢や耐久性が、モダンで洗練された印象を生み出している。またフルフラット構造は広々とした作業スペースを確保でき、料理のパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能。日々の生活で欠かせない場所だからこそ、デザインと機能性のバランスを重視した
モノトーンでまとめたスタイリッシュなキッチン。特にグレーのフロアタイルが空間に統一感をもたらし、素敵な雰囲気を演出している。備え付けの収納は使い勝手の良い引き出しタイプ。通路を広く確保しているので、動きやすく、作業効率が向上する。キッチンとダイニングエリアの割合を、きちんとシミュレーションした成果だ
洗濯物の外干しをせずに乾燥機を利用するため、バルコニーはもっぱらお子さんたちとピクニックを楽しむ場に。「物干しポールは必要ないので付けていません。標準仕様の一部でしたが、柔軟に対応いただけて助かりました」(夫人)
天井高が140センチの小屋裏収納は、お子さんの遊びスペースとしても活用されている。物置として使うだけではもったいないと、マルチユースを前提に設計した
夫人が厳選したタイルとシート張りのカウンター材、集成材の棚板を組み合わせたオリジナルの洗面台。ややコンパクトにすることでスペースを節約し、独立した洗面室にすることができた。サイズを調整できる造作ならではのメリットである
広めのシューズインクローゼットは、靴だけでなく、レインコートやベビーカー、防災グッズ、バッテリーなどもすっきりしまうことができる。可動棚で自由にレイアウトできるので、既製品の収納ボックスもシンデレラフィット。またロールスクリーンでサッと隠すことができるので、少々散らかしても安心だ
シューズインクローゼットの中に有孔ボードで造作したラックを設置。お出かけ時に必要な鍵や帽子などをかけておくことができるので便利だ
室内とデザイントーンを合わせたトイレ。飾る収納に加えて、アクセントウォールの奥には隠せる収納も造作。トイレットペーパーや小さめのストーブなど見た目以上に収納でき、取り出しやすい工夫も施されている
玄関に設けたコンパクトな手洗いスペース、帰宅後すぐに手を洗うことができる