Oさん邸は、兵庫県淡路市に建築された、ヘアサロンと4人家族が住む店舗付き住宅。家を建てるタイミングと同時に、妻のOさんがご自身のお店を始めたいと計画。こだわったのは、家族のライフスタイルに合った心地いい住まい。広い敷地を活かし、店舗と住宅の2棟がほぼ平屋で配置され、ゆったりとした印象が特徴だ。また、外観は、木目とグリーンの鋼板が目を引く存在感のあるデザインに。ヘアサロンとして目立つ佇まいとなるように意識し、見た目のデザインだけではなく住宅棟は生活しやすい動… 続きを読む
Oさん邸は、兵庫県淡路市に建築された、ヘアサロンと4人家族が住む店舗付き住宅。家を建てるタイミングと同時に、妻のOさんがご自身のお店を始めたいと計画。こだわったのは、家族のライフスタイルに合った心地いい住まい。広い敷地を活かし、店舗と住宅の2棟がほぼ平屋で配置され、ゆったりとした印象が特徴だ。また、外観は、木目とグリーンの鋼板が目を引く存在感のあるデザインに。ヘアサロンとして目立つ佇まいとなるように意識し、見た目のデザインだけではなく住宅棟は生活しやすい動線にもこだわった。 設計/ユキ建築設計事務所、写真撮影/ACES 田村直史
対面型のペニンシュラキッチンは造作し、背面に設置したカウンターもタモの集成材で造作。パワフルなミーレの食器洗い… 続きを読む
対面型のペニンシュラキッチンは造作し、背面に設置したカウンターもタモの集成材で造作。パワフルなミーレの食器洗い機もビルトイン。施主のOさんの使い勝手に合わせて造り付けているので、作業性は格別。また、日々の家事がしやすいように、掃除がしやすい素材が選ばれている
ヘアサロンにやってきたお客様が居心地よく過ごせるよう、明るく、爽やかな雰囲気に。心地よく過ごせるデザイン性と、… 続きを読む
ヘアサロンにやってきたお客様が居心地よく過ごせるよう、明るく、爽やかな雰囲気に。心地よく過ごせるデザイン性と、動きやすさや掃除のしやすさを意識した機能性を兼ね備えた空間となっている
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 113.23m2 (34.2坪) |
敷地面積 | 530.49m2 (160.4坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 2,500万円~2,999万円 |
竣工年月 | 2020年5月 |
住所 | 兵庫県神戸市兵庫区下祇園町20-19 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
兵庫県神戸市兵庫区下祇園町20-19
定休日:日曜日
パッと明るく、一目で店舗だとわかる洒落た印象の外観。左部分の板壁の棟がヘアサロン。右側の緑色のガルバリウム鋼板の棟が住宅スペースで、左右の棟をつなぐ中央部分が渡り廊下を兼ねる和室となっている
住宅棟には大きな窓を設けて、朝日をたっぷりと採り入れて。明るいリビングはご家族の憩いのスペース。キッチン横の上部にポコッと出っ張ったレッドシダーの板張り部分は子ども部屋だ
対面型のペニンシュラキッチンは造作し、背面に設置したカウンターもタモの集成材で造作。パワフルなミーレの食器洗い機もビルトイン。施主のOさんの使い勝手に合わせて造り付けているので、作業性は格別。また、日々の家事がしやすいように、掃除がしやすい素材が選ばれている
敷地に合わせてまわり階段を設置。部分的に上部のみ踏板を宙に浮かすようにしたのは設計の遊び心
子ども部屋の入口は、レッドシダーの板張りに。ちょうどいいバランスの配色となるよう、施工時に現場で調整できるのも同社ならでは。部屋のキッチン側のポコッと出っ張った部分に窓があり、キッチン側と会話できるようになっている
洗面スペースには朝の陽射しが入り、ガラスタイルがキラキラと光を反射して美しい。洗面台の右側には置き家具のオープン棚を置く予定
建物の裏側にあたる、家族以外の視界には入らない部分にウッドデッキを設置。デッキスペースと室内がつながっているため広々。住宅棟と店舗棟をつなぐ渡り廊下の役割もあり、ヘアサロンの着物の着付けスペースとしても、夫のOさんのくつろぎスペースとしても使えるようにした
ヘアサロンのインテリアは木の建具と白い壁でコーディネイトし、ナチュラルな印象に。天井には杉の梁を配して印象的に。壁の一部には芝生柄クロスを選びアクセントにした
ヘアサロンにやってきたお客様が居心地よく過ごせるよう、明るく、爽やかな雰囲気に。心地よく過ごせるデザイン性と、動きやすさや掃除のしやすさを意識した機能性を兼ね備えた空間となっている
住宅棟の玄関は便利な2WAY動線。入って右まわりにシューズクローク→パントリー(食品庫)→キッチンへとつながる家事ラク動線。入って左まわりは、玄関ホール→リビング→キッチンへと回遊できる
昼間と表情が変わる夕景の外観。室内からの光がもれ、より幻想的な雰囲気へと変わる
2階の子ども部屋に設計された窓から顔を出し、リビングやキッチンにいる家族と会話を楽しむことができる。
リビングは、フラットにウッドデッキにつながる。ご家族の憩いのスペースのリビングは、夜も暖かい光に包まれ、笑い声があふれる。
キッチンカウンターや、天窓から光や風が通り抜け、明るく開放的なキッチン。「休日は、子どもたちと一緒に料理を作る楽しみが増えました」と笑顔のOさん。
ヘアサロンと住宅スペースつなぐ中庭に植えられたシンボルツリー。家族の成長を見守り続けるとともに、外部からの視線を遮る役目も、担ってくれている。
店舗と住まいをつなぐ渡り廊下を兼ねた和室。床の間の照明がゆったりとした空間を造りあげる。
暗くなりがちな玄関は、2階へと続く階段をスケルトン階段にすることにより、明るく光を取り込む。階段下を収納スペースにするなど、設計の工夫も随所に光る。
奥さまこだわりのヘアサロンのカウンター。壁掛けのウォールラックには、グリーンやお気に入りの小物を飾るなどお気に入りの空間に仕上がった
2階の居室は、ホワイトを基調にシンプルに仕上げた。
奥さまが一日の大半を過ごすヘアサロンは、来られたお客様にも、奥さまにも、ホワイト×木目の居心地のよい空間に設計。昼夜問わず、明るく開放的な仕上がりに「居心地のよい空間にしてくださってすごく嬉しい」と笑顔で話された。