38年前にお父さまが購入された分譲戸建てに住んでいたご家族。間取りは4LDKで部屋数こそ足りていたが、Cさまの趣味のアイテムをしまえるだけのスペースはなかったという。「少しずつ集めた美術品や、車、サーフボード、ゴルフ道具やスキー用品など、広いスペースが必要なものばかり。とてもじゃないけど家には入りきれず、これまでは近くの倉庫や駐車場をレンタルしていました。ただ月々の賃料もバカにならないし、できれば好きな物は手元に置いておきたい。新居にはそれらをきれいに保管… 続きを読む
38年前にお父さまが購入された分譲戸建てに住んでいたご家族。間取りは4LDKで部屋数こそ足りていたが、Cさまの趣味のアイテムをしまえるだけのスペースはなかったという。「少しずつ集めた美術品や、車、サーフボード、ゴルフ道具やスキー用品など、広いスペースが必要なものばかり。とてもじゃないけど家には入りきれず、これまでは近くの倉庫や駐車場をレンタルしていました。ただ月々の賃料もバカにならないし、できれば好きな物は手元に置いておきたい。新居にはそれらをきれいに保管できるスペースを希望しました」とのこと。そんなCさまの想いに応えたのが、住まいの顔でもあるビルトインガレージ。雨や雪などの悪天候から愛車を守るだけでなく、セキュリティやプライバシー面も安心。また愛車だけでなく、クロスバイクや大型フィギュアなど、たくさんのお気に入りをディスプレイしながら収納することができる。またこれまでしまい込まれていた、絵画や美術品の数々もようやくお目見え。ギャラリーのような玄関から始まり、LDKや各々の個室、廊下やトイレに至るまで、家じゅうのあらゆる場所にアートが散りばめられている。心地よい緊張感とワクワク感に包まれた、美術館さながらの新居が完成した。
ガレージをぐるっとコの字で囲む1階フロア。Cさまとお子さまの個室、それから水まわりを配置している。花粉が気になるため洗濯物は外に干さず、ガス乾燥機で乾かすスタイル。そのため年じゅうふかふかのタオルやシーツを使うことができる。乾燥が終わったら、洗面室内の専用棚にそのまま洗濯物をしまうことができるので、… 続きを読む
ガレージをぐるっとコの字で囲む1階フロア。Cさまとお子さまの個室、それから水まわりを配置している。花粉が気になるため洗濯物は外に干さず、ガス乾燥機で乾かすスタイル。そのため年じゅうふかふかのタオルやシーツを使うことができる。乾燥が終わったら、洗面室内の専用棚にそのまま洗濯物をしまうことができるので、時短家事にもつながっている
ガレージが1階にあるため、LDKは自然と2階に。仏壇の位置はいろいろ検討した結果、人の往来が少ない現在の場所に設置した。これは、構造上デッドスペースになりがちな場所を有効活用する工夫でもある。「ちょうど死角になっているためゲストからは見えませんが、家族が集まるリビングにあるので、みんなが自然にお参り… 続きを読む
ガレージが1階にあるため、LDKは自然と2階に。仏壇の位置はいろいろ検討した結果、人の往来が少ない現在の場所に設置した。これは、構造上デッドスペースになりがちな場所を有効活用する工夫でもある。「ちょうど死角になっているためゲストからは見えませんが、家族が集まるリビングにあるので、みんなが自然にお参りします」（Cさま）
LDKから固定階段でアクセスできるグルニエ。たっぷりの収納力を備えており、衣類や日用品のストック、布団、家族のスキー用品、Cさまの飾りきれない絵画の数々などをしまっている
LDKから固定階段でアクセスできるグルニエ。たっぷりの収納力を備えており、衣類や日用品のストック、布団、家族のスキー用品、Cさまの飾りきれない絵画の数々などをしまっている
Cさまの個室。コンパクトながらも、お気に入りのアートや植物を楽しめる贅沢な空間だ
Cさまの個室。コンパクトながらも、お気に入りのアートや植物を楽しめる贅沢な空間だ
以前からこの地に住んでいたCさま家族。縁あって旧居に隣接する土地を購入することができたため、広めの新居に建て替えることになった。誠賀建設はご近所にあり、もともと存在を知っていたとのこと。地元の安心感もあってか、他社と比較することもなくそのまま依頼を決められたという。「担当建築士の三浦さんはとても信頼できる方だったので、基本的にはおまかせするスタイル。たくさん提案いただく中で（さすがプロだなぁ）と感心する場面も多々ありました。例えば、使う色は必要最低限の３つ… 続きを読む
以前からこの地に住んでいたCさま家族。縁あって旧居に隣接する土地を購入することができたため、広めの新居に建て替えることになった。誠賀建設はご近所にあり、もともと存在を知っていたとのこと。地元の安心感もあってか、他社と比較することもなくそのまま依頼を決められたという。「担当建築士の三浦さんはとても信頼できる方だったので、基本的にはおまかせするスタイル。たくさん提案いただく中で（さすがプロだなぁ）と感心する場面も多々ありました。例えば、使う色は必要最低限の３つに絞った方が良いというアドバイスは、印象に残っています。私の場合、室内に飾りたい美術品や植物がたくさんあったので、それらと色彩のバランスを取るのは簡単ではなかったと思うんです」と話す。また築38年の旧居と比べ、見た目だけでなく住性能も大幅にアップ。特に冬の寒さが堪えていた水まわりは、作業スペースや収納をゆったり設けることで家事ラクにもつながっている。「同じ立地に建っていますが、旧居とは比較にならないほど快適に過ごせています」と夫人も満足の住まい。心もカラダも満たされる新居で、家族みんなが笑顔の日々を送られている。
「ビルトインガレージ」「部屋は３～４つ」「LDKは心地よく」・・・。Ｃさまからいただいた間取りのオーダーはそれぐらい。常々「おまかせで」とおっしゃってくださいました。建築士としては、もっとも背筋が伸び、それと同じぐらいワクワクする家づくりですね。おまかせである以上、ご提案がそのまま通ってしまう可能性が高い。だからこそ（絶対カッコよくせねば！）と、いつも以上に意気込んでいたかもしれません。まず意識したのは空間のまとまり。アートに造詣が深いCさまは、生粋の美術… 続きを読む
「ビルトインガレージ」「部屋は３～４つ」「LDKは心地よく」・・・。Ｃさまからいただいた間取りのオーダーはそれぐらい。常々「おまかせで」とおっしゃってくださいました。建築士としては、もっとも背筋が伸び、それと同じぐらいワクワクする家づくりですね。おまかせである以上、ご提案がそのまま通ってしまう可能性が高い。だからこそ（絶対カッコよくせねば！）と、いつも以上に意気込んでいたかもしれません。まず意識したのは空間のまとまり。アートに造詣が深いCさまは、生粋の美術コレクターでもあります。所有されている絵画は50点以上、そのほとんどが倉庫で眠っていたというから驚きです。これらの作品が映える家にするため、室内の色数を絞ったり、それぞれが最も良いバランスで収まる余白を考えたり。「家がアートの邪魔をしてはいけない」、そんな一心だったかもしれません。あまりに快く提案を受け入れてくださるので、次第に私の中で面白いこと・新しいことをしたい欲もむくむくと湧いてきて・・・。LDKのヘリンボーン床やダイニングの間接照明などは、個人的な好みでもあるんです（笑）。さまざまなチャレンジを深い懐で受け止めてくださって、私としても思い出に残る家づくりとなりました。
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 商品名 | - |
| 部材・設備 | - |
| 延床面積 | 106.35m2 （32.1坪） |
| 敷地面積 | 135.65m2 （41.0坪） |
| 工法 | 木造軸組 |
| 本体価格 | - |
| 竣工年月 | 2023年11月 |
| 住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
| 問い合わせ | |
| ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO（スーモ）を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
外観は誠賀建設（TAINN DESIGNの親会社）の分譲戸建てのデザインを参考にしたもの。耐久性の高いサイディングを主体に、ファサードの一部には本物のタイルをあしらい、上質な雰囲気を演出している。またビルトインガレージだけでなく、庭にも2台分の駐車スペースを設けているので、ゲストが車で訪れた際も安心だ
LDKの主役となっているのは、建築士の三浦さんが提案した鉄骨のスケルトン階段。Cさまのアイデアで階段の一部を黒と白で塗り分け、階段が宙に浮いているように見えるユニークなデザインに仕上げた。その奥には縦長の窓を４つ並べて配置。デザイン性を高めながら、室内外の調和が生まれ、空間に奥行きと視覚的な魅力が加わっている
それほどオーダーは多くなかったCさまだが、ガレージには強いこだわりを持たれていた。ドイツ国旗のカラーにしたゴムチップの床は、特別に注文したものだそう。ここには愛車の他に、サーフボード、ゴルフバッグ、クロスバイク、フィギュアなど数々の趣味アイテムをしまっている
テレビ周りも三浦さんのアイデアが存分に活かされている。背面は化粧ボードで装飾。またテレビ両隣に設けた飾り棚には、その時の気分に合った美術品を展示することができる。「シンメトリーの棚には対の作品を飾っています。次は面白い焼き物のシリーズでも飾ってみようかな」とCさまの想像も膨らむ
ガレージと玄関アプローチはダイレクトにつながっていて、雨の日でも濡れずに行き来できるのが嬉しい。ガラスサッシを全開すると、広々としたパーティスペースに早変わり。愛車のためだけでなく、多目的に使えるのもガレージの魅力だ
LDKの床は三浦さんが提案したヘリンボーンのフローリング。深みのある木の色と、壁の白のコントラストが美しい
美術館の回廊を彷彿させる奥行きのある玄関。レトロなガラスブロックがかえって新鮮で、インパクトのある絵画もよく映えている。靴は左側の吊り収納にすっきりしまうことが可能だ
夫人が選んだリクシルのキッチン。モダンなデザインと、全てを隠せる収納力が気に入ったそう。奥には食材をたっぷりストックできるパントリーを備えている
ダイニングの真上にはライン状の間接照明が埋め込まれており、特別感漂う空間を演出している。また左側のリビング収納には生活用品をすっきりと収納でき、いつも整然とした空間を保つのに役立っている
風が心地よく通り抜けるウッドデッキ。掘りごたつ式のテーブルはゆっくりと寛げ、BBQやホームパーティを楽しめる。目隠しの壁は座ってちょうど見えない高さに設定されているので、圧迫感がなく、プライバシーも守られる
ウッドデッキに面した採光抜群のお子さまの個室。壁紙はご自身で選ばれたシックなブラウン
アクセントウォールを組み合わせた個性的なトイレ。ここでもアートを楽しむことができる
廊下のニッチはCさまのアイデアで、カギや眼鏡などを掛けられるようになっている。忘れ物防止にも一役買っているそうだ
丈夫なアルミ製のシャッターは、開閉スピードが速く日常の利便性を高めている。高級感あふれる木目調のデザインで、外観のアクセントとしても効果的だ
Cさまの個室。コンパクトながらも、お気に入りのアートや植物を楽しめる贅沢な空間だ
