5歳を筆頭に3人のお子さんがいるMさま家族。まだまだ目が離せない時期ということもあり、夫人の妹さんが育児のヘルプに訪れることも。大人数でのびのびと過ごせるリビングは、家族の当初からのご希望だった。人や車の往来が多い住宅地にあるMさま邸は、プライバシーの確保と開放感の両立が重要。担当建築士の赤秀さんは、ファサードの窓を最小限に抑えて外からの視線をシャットアウト。そのうえで高窓や内側のバルコニーから光を集め、吹き抜けを通じて全体へ行き渡るように設計した。閉じた… 続きを読む
5歳を筆頭に3人のお子さんがいるMさま家族。まだまだ目が離せない時期ということもあり、夫人の妹さんが育児のヘルプに訪れることも。大人数でのびのびと過ごせるリビングは、家族の当初からのご希望だった。人や車の往来が多い住宅地にあるMさま邸は、プライバシーの確保と開放感の両立が重要。担当建築士の赤秀さんは、ファサードの窓を最小限に抑えて外からの視線をシャットアウト。そのうえで高窓や内側のバルコニーから光を集め、吹き抜けを通じて全体へ行き渡るように設計した。閉じた外観からは想像できないほど開放感に満ちた2階リビングは、妹さんも「最高です」と絶賛する快適さである。また「家事ラク間取り」もご希望の一つで、特に動線は夫人のこだわりが満載。LDKと水まわりを同じ2階に配置し、生活のほとんどをワンフロアで完結させる。「ながら家事」がしやすいコンパクトな水まわり。「行ったり来たり」の無駄を減らす回遊式のパントリーは、お子さんの「ぐるぐる走り回りたい」願望も刺激する。「家事動線の便利さを日々実感しています。階段を上がるとすぐにパントリーがある、洗濯が2階で完結する、散らかったらさっと片付けられるリビング収納がある。一つひとつの積み重ねで家事がグンとラクになりました」と夫人は笑顔で話してくれた。
以前も戸建てにお住まいだったMさま家族。たまたま空いたお隣の土地を買い増して、2区画分の大きな新居に建て替える計画を立てられた。スケジュールに余裕があったため、会社選びはじっくり時間をかけたとのこと。総合展示場に出展しているハウスメーカーから少し遠方の工務店まで、トータル5~6社ほどのビルダーと会話し、見積もりやプランを出してもらった。「大手のハウスメーカーは予算が合わず候補から外しました。デザインが素敵な工務店もあったのですが、どうしても決め切れなくて・… 続きを読む
以前も戸建てにお住まいだったMさま家族。たまたま空いたお隣の土地を買い増して、2区画分の大きな新居に建て替える計画を立てられた。スケジュールに余裕があったため、会社選びはじっくり時間をかけたとのこと。総合展示場に出展しているハウスメーカーから少し遠方の工務店まで、トータル5~6社ほどのビルダーと会話し、見積もりやプランを出してもらった。「大手のハウスメーカーは予算が合わず候補から外しました。デザインが素敵な工務店もあったのですが、どうしても決め切れなくて・・・。そんな時に知人から紹介されたのが、TAINN DESIGNさんだったんです」とのこと。担当になった建築士の赤秀さんは、オーダーされた「明るいリビング」を自分の中で膨らませながらファーストプランを作成。当初提案したのは1階リビングだったそうだが、それでもMさまの心を掴むことに成功。さほど迷うことなく依頼にいたったという。「私たちが思い描く以上の、心地よいリビングができそうでワクワクしました。明るさは想像できたし、たくさんの“抜け”がある点も気に入りました」とMさん。完成したリビングは明るいだけでなく、随所に設けた抜け感で広がりが生まれ一層の開放感を実現。また死角の少ない空間は視線が交わりやすく、自然と家族のコミュニケーションを育んでくれる。
TAINN DESIGNのお客さまは都内の住宅地に住まう方がほとんどで、30坪に満たないコンパクトな土地を選ばれる方も少なくありません。そのような狭小地では、限られたスペースを最大限に活用し、実際以上に広々と感じられるプランが人気。簡単ではありませんが、私もこれまでの経験を通して、少しずつそのノウハウを蓄えてきたつもりです。けれども今回のMさま邸は、そういった家づくりと少し違っていました。敷地面積53.8坪と、都内の一軒家としてはかなり贅沢なサイズ。これだ… 続きを読む
TAINN DESIGNのお客さまは都内の住宅地に住まう方がほとんどで、30坪に満たないコンパクトな土地を選ばれる方も少なくありません。そのような狭小地では、限られたスペースを最大限に活用し、実際以上に広々と感じられるプランが人気。簡単ではありませんが、私もこれまでの経験を通して、少しずつそのノウハウを蓄えてきたつもりです。けれども今回のMさま邸は、そういった家づくりと少し違っていました。敷地面積53.8坪と、都内の一軒家としてはかなり贅沢なサイズ。これだけ広いと、今までと違う難しさや課題があるように感じました。つねに意識していたのは「空間のまとまりをどう作るか」でしょうか。どんなに広々としていても、間取りが単調だと散漫な印象になってしまいがち。そのためLDKの各エリアを緩やかにゾーニングするなど、レイアウトにメリハリをつけるよう心掛けました。光の取り入れ方やデザインの工夫も重要です。高窓からまっすぐ差し込む自然光や、存在感のあるアクセントタイル、間接照明の陰影は、27畳の広々空間だからこそ映えるのだと思っています。私自身もたくさんの挑戦をさせていただいたMさま邸の家づくり。建築士としての引き出しを増やす機会をいただきとても感謝しています。
商品名 | - |
部材・設備 | - |
商品名 | - |
部材・設備 | - |
延床面積 | 145.26m2 (43.9坪) |
敷地面積 | 178.02m2 (53.8坪) |
工法 | 木造軸組 |
本体価格 | 4,000万円~ |
竣工年月 | 2024年2月 |
住所 | 東京都小平市鈴木町1-472-40 |
問い合わせ | |
ホームページ | この会社のホームページへ |
※営業時間内の対応となります。
※お問い合わせの際は「SUUMO(スーモ)を見て」とお伝え下さい。
東京都小平市鈴木町1-472-40
シンプルモダンを極めたLDK。上質なキッチンやソファも空間に深みを与え、より一層の高級感を演出する。吹き抜け部分の高窓から取り込まれた光が壁にラインのような模様を描き、幻想的な美しさと柔らかい明るさをもたらしている
黒い箱型デザインが特徴の外観。屋根は耐久性に優れるガルバリウムを採用した。水平ラインの美しさにこだわった庇は木調で遊び心をプラス
住宅地にあるMさま邸。周囲の視線を気にせずリラックスできるように、メインとなるLDKを2階に配置している。27畳の広々空間でお子さんたちはのびのびと遊んでいるそうだ
キッチンは両面収納タイプ。料理道具だけでなく普段使いの細々とした物もしまっておくことができるので、片付いた状態をキープしやすい。小さなお子さんたちがいるとは思えない生活感のなさは、このようなプランのおかげでもある
キッチンからはリビングの様子を一望。料理や片づけをしながらでもお子さんたちを見守ることができるので安心だ。テレビはすっきりと壁に掛けるスタイル。背面にはアクセントとしてタイルを張り、さらに間接照明も埋め込んでいる
夫人がこだわった「キッチンハウス」のキッチンは、インテリアのようなデザインが特徴だ。グレーのフロアタイルとの相性も抜群で、統一感のある空間を演出している
L字型のLDKはバルコニーを囲むように配置。二つの面から南側の明るい光がたっぷり取り込まれるので、室内は開放的な雰囲気に包まれている
広々としたバルコニーは、BBQやホームパーティなど様々なアクティビティを楽しめる場所。壁を2mの高さにすることでプライバシーが確保され、のびのびと過ごすことができる。「夏になったらビニールプールを出して子どもたちと楽しむ予定です」(夫人)
キッチン家電から家族5人分の食品ストックまで、大量に収納できる3畳のパントリー。可動棚でレイアウトを調整できるので、デッドスペースを最小限に抑え、天井いっぱいまで活用できる。2方向からアクセスできるので、家事動線がスムーズになり忙しい日々でも効率的な家事が可能に
デザイナーズ家具のショールームを彷彿させるダイニング。チョークのようなキリっとした白のクロスは赤秀さんのアドバイスを参考にしたもので、自然光を美しく際立たせている
スケルトンの手すりはアイアンで造作したオリジナル。モノトーンの洗練されたデザインが空間の特別なアクセントになっている。リビング収納はお子さん関連のアイテムを収納するのに便利なスペース。機能性とデザイン性を兼ね備えており、美しいLDKを保つことに貢献している
洗面室の奥は独立したランドリールーム。物干しバーが設置されているので、雨の日でも洗濯物を干すことができる
忙しい朝の時間でも、家族が同時に使える広々とした洗面台。高い位置に取り付けられた窓からは光が差し込み、カラっと爽やかな空間になっている
玄関と室内の両方からアクセスできるシューズインクローゼット。家族全員の靴や大型の荷物、ベビーカーなどもすっきりと収納できる大容量サイズだ
Mさまの遊び心とセンスが発揮されたトイレは、リビングとは一変してラグジュアリーな雰囲気が漂う。高級感のあるデザインタイル、ゴールドのパーツや目地棒を選ぶなど細部にもこだわった。ただの生活空間ではなく、特別な場所としての存在感を放っている